昨日は近所の常連さんがお持ちのJBLの2種のツィーターの比較試聴をしていました。ご本人曰く「どちらが良いか?良く分からない」との事で、サブシステムのJBL#4425の上に追加して試聴をしました。
1956年発売のJBL#075ツイーター。現品は8Ω品です。このツイーターは良くも悪くもアルミのホーンの音が負荷音として付いてきます。(アルミホーンが振動してシンバルの質感を出してきます) JAZZの演奏ではこのエネルギッシュなサウンドが好まれる事でしょう。JAZZには良く合います。
もう一方は同じJBLの#077ツイーター。(1974年発売) このツイーターはプロ用の#2405のコンシュマーバージョンとしてL300などに使われています。個人的に#2405を50年近く使っています。この#077は#2405と殆ど変わらない「スキっとして高域が良く伸びています」ね。変な癖が無い分、どんな曲にも合いますね。
比較試聴している時の写真を撮り忘れたので、実際にどうやってやっていたのかをお見せ出来ませんが、評価は変わらないと思います。
1971年に発売されたばかりの#2405と#075の比較試聴を名古屋のオーディオショップで体験しました。#075は独特の「響き」の世界を持っています。それに対して#2405は癖の少なくスッと伸びた高域が印象的です。私の好みは#2405の方です。