Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

JBL#4311の改造ほぼ完了

2015年11月20日 | ピュアオーディオ


JBL#4311の改造も終盤。ネットワーク配線も完了し、エンクロージャーに取り付け・SP端子部の半田付けも終わり、ユニットを取り付けるだけ。この写真の後、半田付けをやり直したりしています。強度がない部分が見つかりましたので・・・。実際に取り付けて見て判る部分もあります。



ユニットを組み付けました。一度この辺の作業は経験しているので要領が判っています。組み付ける前に全ユニット「伝送ロス対策」を済ませました。これをするとしないでは電気の流れ方が大きく変わってきます。



一応サランネットを被せ、蜜蝋ワックスを塗って完了です。まだネームプレートは取り付けていません。そこの部分が終わっていないので「ほぼ完了」の文言になります。この状態で2か月ほど「鳴らし込み」をします。半田付け部のしっかり感の確認と、JBL特有の防腐剤の匂い取りをします。これから扇風機を当ててワックスの乾燥と匂い取りがメインになります。これを鳴らし込みをしながら続けます。この4311は片chなので相方はD208SPになります。

JBL#4311のネットワーク改造

2015年11月19日 | ピュアオーディオ


いよいよJBL#4311の核心部分の工事です。ネームプレートを外すと2本のネジが見えてきます。それを取り外してネットワークを取り出します。



ネットワーク改造後の写真です。ケーブルの材質(銀線)・太さ(容量)に拘って交換しています。この10年来、「ケーブル(配線)」が音質に与える影響の確認と対策(ケーブルを自主開発)をして来ました。物には必ず「物性の音」と云うモノが在ります。それはケーブルにも云える事で、柔らかいケーブルでは柔らかい音になりますし、硬いケーブルでは硬い音がします。この辺のバランスが必要です。材質でもかなり周波数特性が変わってきます。銅線では限界も在ります。ケーブルの太さも「情報量」や「エネルギー感」の面でかなり効いてきます。それらを鑑みて、ようやくたどり着いたのが現在のケーブルです。現在でも現在進行形で進化しています。



比較の為、改造前と改造後のネットワークを並べて見ました。ケーブルの太さが異常ですね。この太さになると端子の強度も問題になってきます。性能が高くなればそれに見合ったケーブルにしないと本当にバランスよく、「ヌケ・キレ・ノビ」は実感できません。雑誌の影響での「機器偏重主義」ではたどり着けない世界です。



ユニットをつける一歩手前の状態です。これからSP端子への半田付けを実施してからユニットを組み付けます。その前にユニットへの「伝送ロス対策」を実施予定。

JBLのユニットは性能が高いので、オリジナルの配線では30%ぐらいしか出ていません。それ(潜在能力)を80%以上引き出そうとしています。交換後のサウンドは前回組み上げていたセットで確認済みです。メインシステムのオリンパスシステムを持っていなければ、これがそのままメインに収まってもおかしくない音質です。スーパー#4311と呼んでも良いでしょう。

MDデッキは便利だが音質はCDに及ばない

2015年11月18日 | ピュアオーディオ


MDデッキも2台入手しましたが、DENON製は元々ジャンク品なので動作が不安定で、修理をしていたらピックアップ部を壊してしまった。よって現在は動作品のSONY製だけとしました。使い勝手はフロッピーディスクと同じで、非常に扱いやすいですね。



録音もして見ましたが、当初の予測通りCDPの音質にはかなり難しいと判断しました。よって「嵌る」事はせずにスルーして行きたいと思います。ソース機器ばかりでスペースを取っていますので、不用品を処分しないと次の機器を買えないのが現状です。現在の使い道は、貴重な生録のDATテープ等のコピー機です。BGMで流すのに丁度良いと思います。

JBL#4311のネームプレート取り外し

2015年11月17日 | ピュアオーディオ


JBL#4311の「内部配線交換」をやる為に、ユニットの取り外しを終わりました。次はネームプレートの取り外しです。ここも力技は出来るだけ使いたくない所です。時間をかけてじっくりと取り組みます。急いだらプレートに傷が付くか?エンクロージャーに傷が付きます。内部配線を交換するためには「ネットワーク」を外す必要が有ります。#4311の場合、ネームプレートの内側に2本のネジで止めて有ります。だからどうしてもネームプレートを外さなければなりません。



ネームプレートはアッテネーター側サイドから外します。接着されたプレートの強度が低いから外し易いです。



少しずつ隙間ヘラを差し込んで、剥離剤を流し込んで接着剤を溶かしていきます。現在中央から右側は剥がれています。残るは左側の半分です。ヘラを差し込んで剥離剤を少し流し込み、後は時間をかけて待つことです。急いでやろうとすると傷が大きくなります。

MDで初めての録音

2015年11月16日 | ピュアオーディオ


SONY MDS-E58には昨日ゴム脚を取り付けました。その結果、DAT機の上に設置出来る様になりました。脚を付ける為ピックアップユニットを取り外さなければならない構造でした。メカは安定しているので録音を試みて見ました。

初回はDAT SV-4100からダビングです。生テープからDATに録音されたモノをMDに録音です。曲は「モーツアルト/ディベルトメント」と「ビバルディ/四季」です。DATとMDでは「ダイナミックレンジ」が違う様で、MDの方のレンジが狭いように感じます。

JBL#4311のユニット外し

2015年11月15日 | ピュアオーディオ


先日、「自然の原理」で取り外すと云っていましたが、それは、「止めボルトを少し緩めて、ひっくり返して2~3日待つ」と云う事です。くっついていたものを自重で剥がしてやります。



2日程寝かして置いただけで、ウーハーはものの見事に綺麗に取れました。次はスコーカーとツィーターです。こちらはまだ粘着が強いですが、一応「自重」で剥がれる方向に力が加わっていますので、外れ易くなっています。ウーハーが外れたからと云って、スコーカー・ツィーターを裏から叩き出す様な事は出来ません。内部に隙間が有りません。スコーカーは「バックキャビティ」を持っています。





スコーカー・ツィーターは目立たない方向の角部にマイナスドライバーを当て、てこの原理で持ち上げて行きます。まず先にツィーターから外します。こちらはSP端子がワニクリップになっています。ワニクリップもマイナスドライバーの先をコネて簡単に取れます。



最終的に、ユニットは全て綺麗に取れました。エンクロージャー側に密着シートがそのまま残っています。うまく行きました。これでユニットは完全な状態で、エンクロージャーの方も殆ど傷なく取れました。

次が難題です。次は「ネームプレート」を剥がします。これが前回大変でした。うまく綺麗にはぎ取る方法を考えないといけません。


やはり入荷してすぐの「評価」は良くない

2015年11月14日 | ピュアオーディオ


昨日入荷したSONY MDS-E58は、1日通電してサウンドを確認した所、昨日とは打って変わってかなり満足の行くサウンドを出してくれています。入荷した直ぐは、電気が十分に回っていないから、しばらく鳴らし込みをすると変わってきます。

DENONもSONYも「業務用」機器でラックマウントして使う様に出来ていますので、家庭で使う為には「脚」を使ってあげないといけません。ホームセンターでゴム脚を購入して今から交換します。

JBL#4311の工事を開始

2015年11月13日 | ピュアオーディオ


9ヶ月もかけて作ったJBL#4311が運送事故で哀れな姿になってしまったので、片ch作り直しの作業に入りました。たまたま同じ型で1本だけ出ていたブツが有ったので購入して、入れ替えできる様に作業を始めました。9ヶ月もかけて作ったのには「訳」が有ります。「シックハウス症候群」と言うアレルギーをご存じだろうか?・・・化学物質に過敏に反応する体質の様です。この為、接着剤やワックス等も使うモノを選んで、長い時間扇風機で飛ばして作りました。出来栄えはサウンドも素晴らしいが、「化学物質」へのアレルギーもなく使えるとの事で、ホッとしていた所に「運送トラブル」の話。



さて今回入手した#4311の作業を開始しましたが、まずはユニットの取り外しです。これが一筋縄ではいきません。40年も前のSPですのでユニットをかしめて有るボルトを取り除いたくらいではビクとも動きません。ここで「力技」はいけません。力技でやればエンクロージャーやユニットに傷が付きます。3個のユニットとも生きていますので、このまま綺麗な状態で使いたいと思います。

ユニットの取り外し方について、皆さんはこの後どんなやり方で進められるでしょうか? 私は「自然の法則」を重視しますので、無理なく自然に外れてくれるのを待ちます。

2台目のMDデッキが入荷

2015年11月13日 | ピュアオーディオ


2台目のMDデッキ SONY MDS-E58が入荷しました。こちらは「動作品」との事で購入しました。早速結線して音出し確認をしています。機能的には問題ない様で一安心。



1台目のDENAN DN-M1050Rも結局何もしないでも、正常に機能して音出し確認も問題ありませんでした。SONYとDENONのMDデッキの音質には相当差が有る様だと1st試聴で感じます。SONYはまだ繋いだばかりなのでこんなのかなあー???と思っています。ソフトも入荷してきました。



CDが1台、オープンデッキが3台、DATデッキが3台、MDデッキが2台と、ソース機器が増殖して置き場所が満杯です。それよりも電源ケーブルやラインケーブルも足りなくなってきました。年末には気に入ったものだけ残して処分せざるを得ません。

MDデッキ1台目が入荷

2015年11月12日 | ピュアオーディオ


先日手配していたMDデッキ(読み取り不良ジャンク品)が入荷しました。ピックアップで読む所はCDと一緒なので、自分でも簡単に治せるかな?と思って購入しました。早速確認してみますと、難なく再生してくれました。



「音出し確認」なので仮配線での音出しです。問題なく音は出ています。「動かなかったらどうしようか?」とも考えていたのですがこれで先ず一安心。



この機種はなかなかイルミネーションがにぎやかで綺麗ですね。ソフトを持っていないので娘の使い古しのMDディスクをかけています。私とは完全に2世代以上世代が離れていますので、入っている曲の中身が違います。でもリズミカルでいい曲が入っていました。