Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オーディオ同好会の Iさんのシステム紹介

2020年01月11日 | ピュアオーディオ

40年続いた同好会も3人にまで減り、とうとう同好会も解散しました。年を重ねてくると、機器の替わりがなくなり、マンネリになってしまいます。Iさんは私より一回り年上の大ベテランさん。40畳の専用オーディオルームを持たれ、100㏈サウンドも楽々OKの環境です。この部屋のメインSPはJBL:K2 9500です。6chサウンドにもなります。


ツィーターを追加されて使われています。移動出来る様に専用トレールに載せられています。


同じ部屋にある同じJBLのDD55000エベレスト。こちらの中音は#2420(1インチスロート)→#2440(2インチスロート)にアダプターを介して交換してあります。


K2 9500をドライブするのはMC-1000モノラルパワーアンプ×2台。

プリアンプもマッキントッシュのC42。MC2600もリアSPの5500用に使われています。

リアSPの5500。


極め付けはアナログプレーヤーのマイクロSX-8000+SME3012R+SPU-GEの組み合わせ。この機器の解像度は凄いですね。
もう既に奇麗な状態で手に入れるのは難しい機器ばかりで、集めるのも大変です。価格もすごいですね。


D208システムのツィーターを交換したいと考えている

2020年01月10日 | ピュアオーディオ

D208システムです。BGMに鳴らすにはもったいないサウンドです。


JBLのフルレンジD208(ランシングマーク)とフィリップスのT9ツィーターの組み合わせ。高域の能率がチョッと不足していると感じている。


SP端子裏プラス側にコンデンサーカットで2ウェイで使える様にしています。白い配線は特殊な銀線に仕上げています。


SP端子の表側。フルテックのロジウムメッキの高級品です。音のキレが有り、音数も多いです。何よりも「しっかりした作り」が気に入っています。このSP端子を当方の「標準」にしています。

以前、JBL LE-20を使った事が有りますが、高域が伸びていないのでフィリップス製に交換しました。この場合、クラシックには控えめな高域で聴きやすいのですが、JAZZのシンバル音など物足りなく感じます。またJBLのツィーターにしたいと考えています。次に使うユニットはLE-25の予定。


エソテリック CDTとDACのP-1+D-1 も使っていました

2020年01月09日 | ピュアオーディオ

エソテリックのP-1+D-1のCDPは20年程前に自宅で使っていました。当時のSPはJBL#4343でした。P-1+D-1 のサウンドは「ちょっと曇り」が有って、個人的には満足出来ませんでした。多分にその頃は「ケーブル材」のスキルがなかったですね。

VRDSメカを使ったCDP機で、後日同じVRDSメカを使ったワディア#6を入手したため手放しました。長く使って来ると、セパレートの機器に疲れてきます。・・・と云いながら現在もDACを別置きで使っています。

何かと理由を付けて「買い替え」を楽しんでいた様に思います。その頃は「機器の入れ替え」ばかりでスキルがなかったですね。(サラリーマン時代) 自分で色々実験して、スキルと「聴く耳」を鍛えて行くべきですね。

「機器の入れ替え」自体が悪い訳では有りませんが、単純に機器を入れ替えるだけではスキルは身に付きませんし、「全くの偶然のサウンド」にしかなりません。仕事では着実に1歩1歩確実に上がって行く様なやり方をします。仕事のやり方をオーディオに取り入れて、スキルを積み上げて行く様にやり方を変えて現在に至っています。

どれから処分しようか?・・・悩む・・・

2020年01月08日 | ピュアオーディオ


サブシステムの処分を考えているが、さてどれから処分するか?・・・これが悩ましい。SPはD208システムが有ればよいかな?…と思う様になって来ている。#4425だと大げさ過ぎたサウンドに思える様になった。#4425はJBLオリジナルの内部配線のまま・・・これだとD208の方が透明感が高く聴きやすい。


真っ先に手放したいのはC3とM4の組み合わせ。理由は「重い・大きい」から。特にM4は25Kg超有るので扱いづらい。(C200とP300は既に手放した)・・・まだ本領発揮させていないのでためらっている。急ぐこともないし・・・。何だか手放すとなると「優柔不断」になってしまう。使い込むと愛着が出てくるので手放すのが惜しくなる。

自宅システムの鳴らし込みを続けている

2020年01月07日 | ピュアオーディオ

自宅システムを相変わらず「鳴らし込んで」いる。鳴らす時間がPM10時以降になるので音量は非常に小さい。ただ、ウーハーのD130が動いてくれないと音楽にはならないので、ヴォイスコイルが動く最低のラインぐらいの音量だと思う。


駆動するプリアンプ+パワーアンプは非常に凝っている。内部配線を全て「特殊な極太銀線」で配線しているので、SN比が非常に高く、情報の伝送量が一般の機器の比ではない。音量を大きく出来ないのでフラストレーションが溜まりそうだ。このシステムを「音楽部屋」に持っていければ、相当な音量で楽しめる・・・夢か?


昨年夏にプリアンプの不具合を「ゴッドハンド」にお願いしてほぼ修理してしまった様で、安心して使えるのが良い。おかげで「ノイズレス」のサウンドを獲得できた。だからと云ってもまだ「オリンパスシステム」の音質域までは到達していない。ひたすら「鳴らし込み」を続けるのみだ。

そろそろサブシステムの処分を考える

2020年01月06日 | ピュアオーディオ


サブシステムの処分をそろそろ始めなければと思っている。作っては処分をこの15年間に何度やったことか? 無駄使いにも程が有ると自分でも自覚している。ただ「探求心」(好奇心)が旺盛で、ついついのめり込んでしまう悪い癖が有る。

しかし、「お守り」に疲れる様になってはお荷物だ。せめて1セットにしたい。余分な機器は処分した方が身のためだと思う。どんなにうまく鳴らしてもメインシステムには敵わない。メインシステムも2セット有るし、「最後は1セット」と思っている。70歳までに1セットに出来るか?・・・はなはだ心もとない・・・。

オーディオ趣味も今では希少種

2020年01月05日 | ピュアオーディオ

1970年代から1980年代までが日本のオーディオ業界の全盛期で有ったと思う。それを支えたのは「団塊世代」だ。子供の頃は食べ物も遊ぶ遊具もなく貧しい生活の中で育った世代だ。その為、「音楽」に飢えていた世代でもある。

アメリカのオーディオ全盛期はその前の1950~1960年代だろう。アメリカの全盛期を支えた名機達が、日本のオーディオマニアの懸垂の憧れの機器になったのは言うまでもない。アンプ類は部屋の中に入るサイズなのでマランツ#7や#8B、#9、マッキントッシュC22+MC275辺りは所有が可能であった。

ただ、米国のSPは元々が「トーキー」から発展しているものが多く、名機と云われるスピーカーの中には巨大なものが少なくない。家庭用に普及されるように作られているのはJBLやアコースティック・リサーチ(AR3a等)、KLH等のブックシェルフタイプが多い。中でもバリエーションが多いのはJBL社製だと思う。(スピーカー界のトップメーカー)

個人的にはJBL社の古いタイプのユニットを使ったシステムが好きだ。何故かと云うと「ユニットの潜在能力が高い」からだ。潜在能力を引き出して使えばかなりの処まで音質アップできる。JBL製のSPでは中高域にコンプレッションドライバーとホーンを組み合わせた物が最高レベルだと昔から言われている。

最近のSPにはこの「コンプレッションドライバーやホーン」を組み合わせたスピーカーが少ない。コーン型やドーム型では出ない質感がホーン型にはある。とかく「ホーン型スピーカー」はじゃじゃ馬なサウンドとJBLのスピーカーは言われるが、御した時のサウンドは他のメーカーのサウンドでは得られないものがある。

ディネッセンのアンプも鳴りが良くなって来た

2020年01月04日 | ピュアオーディオ


このC3とディネッセンのパワーアンプの組み合わせで、D208システムを鳴らしています。
当初、このディネッセンのアンプは「ノイズ」が酷くて使い物になりませんでした。前オーナーが電気屋さんで内部の改造等やられておりましたが、2回送り返して「ノイズ除去」をお願いしましたが、技術不足な方だったのでしょう・・・治せずに当方に送り返して来ました。返品も考えましたが、「ゴッドハンド」にお願いすれば何とかなる・・・と思っていましたので、予算が出来てから「ノイズ取り」をお願いしました。

さすがは「ゴッドハンド」・・・ノイズは完全になくなりました。現在では鳴らし込みも進んでかなり軽快なサウンドになってきました。非常に奇麗なアンプですし、重量も10Kgちょっとと非常に取り扱いが良い所が気に入っています。このアンプにはレビンソンのJC-2プリアンプが合うだろうと思っています。どちらもジョン・カール氏の設計になります。

ステレオソースの録音について

2020年01月03日 | ピュアオーディオ

ステレオ録音が始まったのは1960年頃からだと思う。現在2020年である事を考えると、実に60年も経っている。実に半世紀以上もステレオ録音がある。当初は2トラ38のマスターテープ録音がメインであったが、その後マルチ録音に代わり、デジタル録音へと変わって来た。何を言いたいかと云うと、「その時代時代で録音が変わり、音数が変わって来ている」と云う事。

再生側としては、かけるソースの中の「情報量」が違う訳で、また録音の仕方でもその情報量は変わってくる。復刻盤は初回盤に比べたら殆どの場合「音質劣化」している。LPの時代でさえ、ヨーロッパの初回プレスと国内盤では明らかに「音質差」(情報量差)が有った。

ステレオだからと云ってもソース1枚1枚で「録音の仕方」や4Mが違うので、その「情報量」や「質感」・「音場表現」は変わってくる。

加えて再生側にも千差万別の再生装置が有る訳で、しかも再生される「部屋」も全く違うので、「評論」等非常に難しい問題だと思わざるを得ない。

結局は「個人の好み」の問題で、本人が良いと思えばそれで良い事だと思う。人生は長い。若い時の経済状況と、歳を重ねて経験を積んで経済状況が変化してくる場合が殆どだと思う。人は成長する。ステレオ装置も成長していくと思う。その時点時点で個人が満足できれば良いのが「オーディオの趣味」だと思う。

エクスクルーシブ#C3+M4を買ったまでは良かったが・・・

2020年01月02日 | ピュアオーディオ

一昨年2月にエクスクルーシブ#C3+M4を買ったまでは良かったが、トラブル(修理)に見舞われ「高い買い物」になってしまった。


現在サブシステムでJBL#4425をドライブする様にセットしている。最初から不安視していたM4パワーアンプの「ファン」の音がやはり気になる。サブシステムではあまり気にならないが・・・(メインシステムでは使えない)

C3+M4を購入してからトラブルの連続であった。一つには「直出し電源ケーブル」を使わず、自作のNo2電源ケーブルを使っているからかも知れない。(電源のインレット化)
トラブルを列記すると、
C3・・・・突然ノイズが発生する(Lch)・・・寒くなって同症状は出なくなった。
   RCAソケット類を強化型に交換済。
M4・・・・パワーSW(電源SW)の故障・・・2回も発生したので互換品に交換。

「音質」自体はそう悪い機器ではない。(1975年当時のフラッグシップ機) まだ電源ケーブルで活性化中なので本当の実力が出ているとは思っていない。後2年ほどかかるだろうと思っている。鳴らす頻度が2時間/Dayくらいではこんなにかかってしまう。

C3は入力系が豊富で、フォノ入力が3系統、テープデッキも3系統、AUX系も3系統と豊富なのが良い。まだフォノ系統は試せていない。

古い機器はどの様な経緯で使われていたのか? 或いは眠っていた期間が多いので「寝起き」の寝ぼけた音がする事がある。十分な時間をかけて使い込んでいかないと当時のサウンドの再現は難しい。また、トラブルも多いと思われるのでリスクもある。