日暮らし通信


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保育所うるさい!?

2014年12月04日 20時20分27秒 | 日暮らし通信

日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

これからお散歩
後方は市立保育園

市役所前通りにて



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日本全国、どこの地域でもそれなりの問題を抱えていて、その対策に苦慮している自治体も多いことであろう

でも私に言わせれば思わぬことが都心部で問題になっている

3日Y新聞夕刊13面に大きく 「保育所うるさい!?」 の横見出し記事を読んだ感想は 「世の中も変わったものだ」 と、また年寄り特有の 「昔はそうでなかった」 と大きなため息きが漏れるほどの内容だった。その記事の要旨は次のようだった

今は待機児童解消に向けた保育所整備がどの自治体でも積極的に行われているが、都心部の保育所には 「子供の声がうるさい」 との苦情が多く寄せられている

東京都内ではこれらの苦情で保育所の整備が(とどこ)ったり、「何人も騒音を発生させてはならない」 との都条例の規定を理由に訴訟に発展したケースもある

外に出る時、保育士さんが 「忍者さんになってそっと出て行くよ」 と、本来なら自由気(まま)にお(しゃべ)りするはずの子供たちにそんな言葉を掛けなければならない

ある保育所は開園後、すぐに 「子供の声がうるさい」 との電話があり、約300万円かけて園庭の周囲と上部を防音材で覆い、週三日、各一時間しか使わないように気をつかっている

訴訟では、都環境確保条例の 「何人も規制基準を超える騒音の発生をさせてはならない」 という規定が訴えの根拠だが、都には以前から 「子供の声を工場などの騒音と同列に扱うのはおかしい」 との指摘が寄せられていた

都では来春にも条例を改正する方針だが、都整備局の担当者は 「子供の声を抑制することは発育上も望ましくないと考えているが、騒音に苦しむ人がいるのも事実。バランスをとった見直しが必要だ」 と、打ち明ける

 
以上が記事の要旨ですが、このブログを読んだ皆さまはどのようにお考えでしょうか?


今日、自転車で市役所に行ってきました。途中で市立保育所があり、少し立ち止まって園庭で遊ぶ子供たちの様子を見ていました

みんな元気で動き回っていましたが、どの子も一緒に大きな声を出して賑やかでした。これが子供の姿だと思いました

 ”声を出すな” なんて大人が言っても ”黒子の集まり” でもあるまいし、子供の特権を奪うようで可哀想です

 ”うるさい” と苦情を言う大人たちだって、昔は子供の時代もあったはず。そして必ず大きな声で皆と喋ったことを想い出してください

権利だけを主張しないで、誰もが少しでも自分で我慢したら世の中はもっと明るくなるかもしれませんよ