日暮らし通信


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 「高齢者講習」 を受講しました

2020年10月17日 08時41分15秒 | 日暮らし通信

発信元:  赤とんぼ






14日、市内の運転教習所で 「高齢者講習」 を受講した。

この講習は先に受講した 「認知機能検査」 での得点が76点以上の人が二時間の講習を受けることが義務付けられている。

以前はこの 「認知機能検査」 は民間の自動車教習所で行われていたが、受講する人数が多くて捌ききれなくなって、この検査だけは警察の施設で行われるようになった経緯がある。

その日の受講者は男性四人、女性二人の六人だったが、75歳以上の人は私を含めて男性二人、後の四人は75歳未満の受講者だった。

現在は70~74歳の人は 「認知機能検査」 は不要だが二時間の講習が義務付けられているので、その人たちとの合同講習だった。

この講習界の内容は次ぎの通り。

  ① 運転適性検査 (夜間視力・動体視力等の検査) : 30分
  ② 双方向型講義 (座学) : 30分
  ③ 実車指導 : 60分

16時半から始った講習だが、上記の内容通り、時間通りに進んだ訳でもない。

その内容からすると高齢者が起こす事故率の高さには驚いたが、5,100円を払った講習にしてはあまり意味の無い講習だと私は感じた。

それと ③ の実車指導は、一人だけで自ら望む人が教官と一緒に教習場内を運転するとのことで、ある女性が望んで指導を受けたが、この実車指導が一人になったのはコロナ騒動が理由とのことだった。

そして二時間の予定だったが、実際には一時間半で終了、何か気抜けした講習だった。

この講習はあまりにも内容が端折られていたが、実車指導では車を使うのでそれなりの経費を見込んで受講者からお金を徴収しているはずだから、受講者全員がその指導を受けるはずだが、それが実行されていないのも理解できないことだ。

今、これらの講習は70歳以上の人がターゲットになっているが、今後、この年齢に達する人たちは更新時にはかなりの負担になるだろうと私は推測している。

これでやっと東京都公安委員会の公印が押された 「高齢者講習修了証明書」 が手に入った。
そのために二回の講習を受けたが、前述した通り今後、高齢者の免許証更新時には更に厳しい条件が追加されることだろう。

これで来月、更新のためにまた府中運転免許試験場に行かねばならないが、高齢者ばかりを対象にしないで、もっと免許証更新方法を簡素化できないものだろうか?

私もいろいろな事情があって車を運転したいと願っているが、もう今回が最後の更新になるかもしれない。
本音は車はあまりにも進化した道具であるから高齢者には危険だと感じているからだ。

ところで他の国では高齢者の運転についてはどのような対策が実施されているのかをネット検索して調べたが、日本とは違った多くの対策が実施されている国があることも知った。
どの国でも高齢者の自動車運転にはそれなりの対応を強いられているようだが、民族固有の事情もあるから、日本と簡単に比較できることでもなさそうだ。

二回の講習を通じて、とにかく安全運転に徹することを痛感した。高齢者は特に 「安全運転実行」 の努力を絶やすことなく車と付合うことが求められている。

アップした写真は前回の講習時 (2017.8.23) に撮った教習所の風景です。






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      写真説明:  教習所の風景

      撮影場所:  自動車教習所にて  (2017.8.23)