そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

夜鳴きや@京都市山科区 「中華そば」

2016-03-03 10:35:06 | ラーメン 京都府
おかーをこーえー
いこーうよー
くちーぶえーふき
つーつー

ママチャリで向かうは
一乗寺から
山科まで




超えなければならないのは
丘ではなく
山だったのでした




コレまた
INするべきか
OUTにしておくべきか

かつての栄光と
いま現在の風評とのギャップに
随分と迷ったワケですけれど




なにやら
昔はサービスだった
名物の卓上ニンニクが下げられているとか

とにかく
アレがコレからオレのもとに届くのか!?と
見てられないほどに
手荒く作られるラーメンにアテられるとか

往年のファンは
そのギャップにインポを来すという一杯は




手荒くではなく
手早くでしたよ

マスキーな女将さんの放つ
ミョーな威圧感に
ちょいとヤラれそうになりましたけれど




京都な水面なのに
京都っぽくない香味っぽさ




珍しいかな
京都での極細

手早い理由が
分かりましたよ




っつか
やっぱり
特筆すべきは
女将さんの放つ
一種独特な圧迫感




え!?
オレですか!?
なんか悪いことしました!?

怒られたと思ったら
「味の調節しますので」だったり


え!?
今度はなんスカ!?
イケナイことしましたかね!?

また怒られたと思ったら
「漬物も食べて下さいね」だったりしてね


いちいち親切らしきを
発動してるっぽいんだけど
店中に漂う重いテンションが
そうは思わせないというキンチョー空間

ちょっと!!ティッシュ取ってよ!!なんて
やはりビクビクしているように見える
給仕のおねいさんに叫んでたりして

そんなん自分で取りに行けばいいのになー
なんて思ってたら

え!?
オレに!?
オレのためだったの!!
オレそんなに汁垂らしてますかね!?
みたいなね




なにやら
常連らしきがぼそっと一言放つと

ひょいっと
ニンニクの醤油漬けらしきの
黒いひとかけを乗せてましたけど

ああ
アレが例の
昔は取り放題だったやーつね

なんつて
怒られるのが怖くて
結局発注できずに      (結局一度も怒られてないけどね)




丘だと思って
超えてきた山の先には
さらに険しい道が続いていた的な

そんな印象ばかりが
残りまくり


そして帰り道

Thanks for my NAVITIME

山科から京都駅方面まで
さらに激山をチャリで登らされたかと思うと

歩行者立ち入り禁止の
トンネルの側道を延々と

夜鳴きというより
昼号泣のオレ

味よりも
空気的な意味で
記録にも記憶にも残る一軒
ってことになるのでした




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