「触らぬ神に祟り無し」ってことわざがあります。
この「触らぬ神」ですが、お稲荷様の事です。いや、正確にはお稲荷様の眷属、お狐様(怖いのでこう呼びます)の事だと私は思っています。まあ、お狐様と言っても狼や狸、犬、猫もお狐様に含まれますけどね。
以前、「謎の弁才天女 吉田大洋著」と言う本を読んだ事があります。大国主の末裔の方にインタビューして書かれた本です。もう25年以上前に出版された本です。
また読んで見たいと思っているのですが、アマゾンで4万円以上しているもんですから、流石に高すぎて買えません。大変残念です。
この本の内容、かなりうる覚えなんですけど、アラハバキ神への信仰が時の政府に迫害されながら弁才天やダキニ天に姿を変えて信仰が残ったと書かれておりました。私もそれを信じています。信じるが故、お稲荷さん関連には恐怖を感じております。
お稲荷さんへの信仰は庶民を中心に根強いものがあります。お稲荷様、つまりお狐様は一番願い事を叶えてくれる庶民に身近な神様ですから。
でも、一度お願いしたら、他の神様に願掛けなんかしようものなら大変お怒りになる神様なんでもあるんです。他の神様の神社に参拝するのであれば、最初からお稲荷様の神社に参拝すべきではありません。だから「触らぬ神に祟り無し」なんです。
そうは言っても、一霊四魂と申しましょうか、お稲荷様は豊受大神であったり、その他にも多くの神様と同神だったりするので、私も数年前からお稲荷様を参拝する様になりました。
そうは言っても例え同神であっても、お稲荷様の眷属はお狐様。大変無邪な魂と申しましょうか、無邪気ゆえ気を付けて参拝すべき神様です。間違いないです。
それ故、私、お稲荷様や荒魂神と思われる神様の神社へは、一日一社のみ参拝する様にしています。また、どうしても複数の神社を参拝しなければならない時は、一番最初に参拝する様に出来るだけ心がけている次第です。
つづく。