諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

上皇明仁とブルーギル問題。

2019年06月09日 12時14分22秒 | 動物
上皇明仁。亡くなったら平成天皇と呼ばれる方。先の天皇です。

釣りが好きな人なら大抵の人は知っていたと思います。上皇になられた明仁上皇が1960年に北米アイオワ州から、ブルーギルを日本に持って来た事を。

正直、私、怒っていたのです。否、釣り人なら多くの者が怒っていると思います。あんなブルーギルを日本に放流するなんて。

っとは言っても明仁上皇が放流した訳ではない。皇太子時代、アメリカからブルーギルを持ち帰って水産省淡水水産課の職員に手渡し研究された後、その研究者達がブルーギルを日本の河川・湖沼に放流した。それが日本全土に広まった。

上皇明仁がアメリカから持って来たブルーギルオンリーとは言えません。釣魚としてブラックバス・スモールマウスバスを日本に放流したヤツが、それらのエサとして放流した可能性もある。それらに偶然混じって放流された可能性だってある。

でも大部分が上皇明仁が持って来たブルーギルである事は間違いない。これによって日本の河川・湖沼の生態系は大きく変わった。

ブラックバスは食用旺盛。日本固有の魚種を食べ尽くす。ブルーギルは口が小さいので卵や幼魚を食べる。共に繁殖力が高い。

私が子供の頃は外来魚として雷魚は居ましたが、ブラックバスやブルーギルは居ませんでした。

そして釣魚としてバスフィッシングが人気に成って来た。それから暫くしてブルーギルが現れた。

ブルーギルは10~20センチの小さな淡水魚です。私がヘラブナ釣りをしていた時、外道として釣れてますから動物系も植物系も食べる雑食性の魚だと言えます。

ブラックバスとブルーギルで私が子供の頃釣ったクチボソ、バラタナゴ、淡水のドンコが消えた。雷魚も消えた。フナやコイの卵や幼魚も食べられた。30センチを超える成魚しか生き残れなくなった。

上皇明仁が先日、このブルーギル問題で謝罪しましたが、上皇が放流した訳ではないとは言え、こうなる事は研究して置くべきだったと思います。否、ブルーギルを研究した居たのだからある程度は想像が付いた筈です。

研究者に渡す時に、研究後の殺処分を言い渡していれば、日本の生態系が崩れる事は無かった。そう考えると上皇明仁は罪には問えないながらも大罪を犯したと私は思います。

宮城県では釣り上げたブラックバスを殺さなければ成らない。でも私は殺せない。そして桧原湖でスモールマウスバスを釣ってリリースする私も同罪かも知れません。

しかしながら、ブルーギルによって億単位、否、もしかしたらそれ以上の生物の命が失われた。日本の自然を穢した。これはもう、紛れも無く大罪です。

天皇家は日本に多くの影響を及ぼす家柄です。私は上皇明仁の人柄は好きですが、天皇家なら余計なことをするなと言いたい。

最近、息子の秋篠宮家ファミリーが色々やらかしていますが、天皇家と言えどもただの人間に過ぎない。日本の税金で食べている事を忘れてはいけない。暴君として振舞うのであれば、天皇家を廃止しる事も考えなければならない。

もっと天皇家の影響力を実感して欲しい。難しい問題かも知れませんが、象徴天皇の家族と言う自覚が無いのであれば、天皇制はお終いにした方が良いと考えます。

話は変な方に飛んじゃいましたが、迷惑の対象にはなって欲しくない。イギリス王室みたいになって欲しくない。

天皇家が何故これまで続いて来たか。天皇の意思でどれだけの日本人が命を失ったか。それを心に刻んで行動して欲しいです。


ではでは。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする