諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

瀬織津姫は水神であり、疱瘡神であると思う。その1

2019年06月13日 11時43分00秒 | 瀬織津姫
今回の話ですが、悩み悩んで書いていて、私の不注意で消してしまいゲンナリしておりました。書くべきじゃないのかも。

でも、瀬織津姫のいい加減な話でヒーラー商売している輩が大勢いる。何の脈絡のない法螺話で人を惑わせて霊感商法している。だったら私が一応ですけど、脈絡を立てて書こうかなぁーと思いました。

ヒーラーさん達の妄想話が、さも真実の様にネットで流されている。もう滅茶苦茶な状態。それを信じてしまっているおバカな人達(被害者)が続出している。それは大変嘆かわしいと思いますので。

根本から書くには瀬織津姫のルーツと思われる神々を全部登場させて書く必要がありますが、それでは余りにも長くなりそう。そんな訳で今回は瀬織津姫が疱瘡神である事を、いくつかの伝承から無理やりながらも結び付けて見たいと思います。

さて、スピリチュアル界隈では瀬織津姫のイメージカラーは、誰が言ったか水色とピンクらしいです。

水色は分かりますよね、瀬織津姫は水神ですから。水の色と言う事でしょうね。

否、違うか。スピリチュアルでは瀬織津姫はシリウス恒星から飛んで来たとか言っているので。

こんな事、誰が言ったのだろ。シリウスとやらに行った事があんのかい。こんな寝ぼけた話を信じる者もどうかしている。正気とは思えん。そんな事を考えるとバカになっちゃうよ。

それじゃピンクは何故か。ピンクは何を意味しての色なのか。

私、以前、確か「ピンク色の空、ピンク色の海(波だったかな)」、否、否、「ピンク色の空、ピンク色の津波」だったかも。まっ、そんなお題目でブログを書きました。

東日本大震災の時、空がピンク色に染まった。津波がピンク色に見えた。淡いピンクではなくショッキングピンクに見えたと言う人が続出した内容の話を書きました。

代表的な鬼渡神である阿須波神は志波彦神である。その妻神に志波姫神がいる。紫波姫とも書く。紫とショッピングピンク。色合いが似ている。昔の人も大津波の時、津波がショッキングピンクに見えた。でも当時はショッキングピンクと言う表記は無い。だとしたら紫なのではないか。紫の波の姫。だから紫波姫と書きました。

でも「シワヒメ」から色々考えられると思います。

例えば「皺姫」。志波彦神社は塩竃神社の隣に鎮座していますが、塩竃神社の主祭神である塩土老翁が志波彦なのか。

私としては親子の可能性も捨て切れないですが、同神と考えても良いでしょう。同社の伝承では「塩土老翁=猿田彦尊」との話も伝わっていますので。

そして阿須波神は柴神とされている。柴神は猿田彦尊であるとする伝承が手長足長の島・壱岐島にある。

秩父では御手長様の社が多く鎮座している。その御手長様は猿田彦尊。つまり阿須波神=志波彦神=塩土老翁=猿田彦尊」となる。

うーん、ここから更に考えを練り上げると大変長くなりそう。それ以上の説明は又の機会にしときます。

話を「皺姫」に戻します。「皺姫」となれば老婆心・・・・・じゃ無くて老婆の神と成ります。それは誰なのか。

塩竃神社に近い多賀城の「あらはばき神社」にその老婆の神が祀られています。その名も塩土老女。塩土老翁と一緒に祀られているので、二神は夫婦の神と考えて良いと思います。その塩土老女が皺姫こと志波姫神になるのではないか。


続く。





コメント (3)
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