諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

末期癌患者が死を受け入れるまでの心情。その1

2020年06月17日 01時39分39秒 | 人生
「貴方は末期癌です。余命は3ヶ月です」と言われたらどうするか。

以前、「余命三ヶ月と言われたら、即身仏になろうと思ってた」と題してブログ記事を書きました。

確実に3ヵ月後に死ぬ。だったらその3ヶ月の間に何をすべきなのか。

どうせ3ヶ月の命。即身仏になるのはどうだろう。そんな事を考えましたが、私の根性では到底そんなの無理です。

死ぬ気になっても即身仏になる辛さには堪えられない。そんなにしてまで頑張らなくて良い。死が訪れるのを待てばそれで良い。それが凡人たる私の人生だと感じました。

死を納得するまでの行程で、人の心情はどう変わっていくのだろうか。

私、一番怖い死は自然死だと思います。老衰や病死です。動けなくなりベッドの上で死を待っている。それが一番怖い。自死する事も出来ない。死に行く私を周りの医師や看護師はどう思っているのか。

「まだ生きていやがるのか、こいつ。早く死にやがれ」と思われながら衰退していく。それが本当に怖い。

そんなんだったら自死や事故死の方がマシ。人を信じられない私は、どうしてもそう思ってしまうのであります。

仮に避けられない死を悟った。確実に3ヶ月以内に死ぬ。そうなった時、人は自分の死をどの様に納得して死に行くのか。調べました、末期癌患者の心情を。

先ず、末期癌患者の心情は5段階に変化していくそうです。

1.否認の段階。 

医者から末期癌を宣告されても、そんな訳は無いと否定する段階。

2.怒りの段階。

自分は癌ではないと否定しているが、客観的に肯定して怒り、悲しみ、恨み、妬みが交錯する段階。

3.取引の段階。

漠然とした神なる存在、自分を支配している存在に対し、奇跡的に治癒したら人生を有意義に生きる事を心に誓う段階。

4.抑鬱の段階。

過去の出来事を想いだし、悩み悲しみ、心が閉されてしまう段階。

5.受容の段階。

多くの事を悩みぬき、自分の死を受け入れ、死への恐怖が吹っ切れて、心が穏やかになる最後の段階。


以上だそうです。



続く。
コメント (33)
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