諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

自殺は伝染する。その5

2020年06月10日 08時56分57秒 | 人生
続きです。

従妹が嫁いだ家は農家です。家の近くに家電メーカーの本社があり、夫は実家から会社に通っていたそうです。

家族構成ですが、既に姑は亡くなっています。舅と夫、そしてその弟の男三人の家族に嫁ぎました。

しかし、嫁いで数年後に舅が急逝。2000万円の保険金が出た。その保険金は夫と弟とで1000万円づつ分けた。

舅の死から2年後、夫の弟が2年間で1000万円を使い果たした。金の切れ目が縁の切れ目になったのかは知らないが、弟は無一文になり自殺した。

私は不味いと思いました。結婚相手も自殺の家系だったのか。これは大変な事になるのではないかと。

従妹の父親は事業に失敗し重度のノイローゼとなった。実は彼女の名家出の母親の兄も自殺しているのです。自殺の家系です。

父親は鬱の家系。母親は自殺の家系。その者が自殺の家系に嫁いでしまった。これは本当に不味い事になる。

立て続けに舅と義理の弟が亡くなった。それを従妹はどう思うであろうか。

その数年後、従妹は娘を産んだ。私の心配は徒労だった。彼女は幸せを掴んだのだ。大丈夫だ。

そう思い、心配は消え数年が過ぎて訃報が届いた。従妹が交通事故で亡くなったと言う。伯父が吐き捨てる様に怒気を込めて語った。

その物言いに私は不信感を覚えた。不幸にも交通事故で亡くなったとしているのに、怒っているなんて。

その後、噂が流れて来た。従妹は交通事故ではなく自殺したと言う。やはりそうか。

詳細は分からない。伯父が交通事故と言っているのに、自殺なのかとは聞けない。

しかし、私には分かる。従妹は自分の親、そして親族、嫁ぎ先の家系に翻弄されて命を失った事が。

勿論、私の親が仙台に移り住まなかったら、伯父家族は仙台へは来なかった。従妹も今でも生きていた筈だ。

伯父を助けなかった学会員の弟にも罪がある。伯父に仙台行きを勧めた2人の姉にも当然そう。

実はこの2人の姉も因果を受けている。一人は夫をトロッコ事故で若い頃に亡くした。三番目の子を妊娠中に。

そしてもう一人の姉も息子を肺癌で亡くしている。それはどう言う事なのか。

禍なのである。自分が禍。この2人の姉と伯父は2年前、時を同じにして亡くなったが、近付くと禍を招く、特異点の人間だったと思う。

父方の私の従兄も仙台に来て事故死した。私の家族が仙台に移り住まなかったら。彼もまた生きていただろう。

そう、私の親も禍を撒き散らす。そして私ももしかしたら、そうなのかも知れない。従兄と私が仲が悪かったら、彼は仙台に来なかったと想えるので。

人は相性である。その相が人を幸せにも不幸にもする。

そして私は自覚している。私は人の負を受け易いと。

人は独りでは生きていけないと言うが、人と接せず生きるしかない人間も確実に存在する。

人の人生は人それぞれ。その人なりの生き方がある。他人のセオリーなんて通用しない。

従妹は義理の弟の死に様を見た。その死が頭から離れなかった。

死が悩み、苦しみから解放してくれる。自分の人生に限界が来た。死に安らぎを求めた。死でしか心を救えない。そこまで追い詰められていたのだろうと思います。

彼女も人殺しの家系。親も肉親も禍をもたらす家系。そして親と肉親に殺された。

うーん、どうしようも無かったのか。どうしようも無かったのだろう。私もどうしようも無い状態。因果は中々避けられない。

やっぱり、死ぬ運命だったのかなぁー。


ではでは。
コメント (7)
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