何か、変なタイトルになってしまいました。新聞と雑誌の見出しを二つ書いている様な・・・・・。
この御題で記事を書くのを少なからず躊躇していました。私には宮司をしている友人もいますからね。どうしたもんかなと思っちゃいます。
でもね、こんな事考えるのは日本で私位だと想うのですよ。そしてチョット自信がある。神道の神髄を理解する上でも重要なのではないかとも考えます。そう思い込んじゃったのて書きたいと思います。
さて、私は本来は甘党。そして千歳飴が子供の頃から大好きです。
今は糖尿病だから甘いものは避けていますが、甘い物と言ったら千歳飴。森永製菓から出ている、紅白のミルキーの千歳飴みたいなヤツも大好き。どちらもオイチイ。
そう言えば糖尿病と診断される前、七五三で売れ残った大量の千歳飴を友人の宮司から貰った事がある。店番しなからペロペロ舐めいた。至福だった。
死ぬ前に千歳飴が舐めれれば、チョットは私の人生報われるのではないかと思うくらい千歳飴が大好き。安上がりな私です。
さて、ここからが問題です。私の友人の神社は七五三で有名です。何で七五三で有名なのか。
それは私的には解答が出ていますが、さすがにチョット言えません。かなりの問題発言になっちゃいますので。
今回は千歳飴で考えます。最初に千歳飴の由来を語ります。簡単に言うと「1000まで生きられる様、長生きを願っての飴」と言う事です。
昔は子供の夭逝率が非常に高かった。だから長生きを願って紅白の長い飴を舐める。当時、甘いものは贅沢品。其れを舐めて何としても生き延びて欲しい。その願いが表れていると思います。表向きは。
私の考えは違います。子供の命を取る神を調伏する為に、千歳飴が考案されたのではないかと思えるのです。
その子供の命を取る神。それは疱瘡神です。
昔は天然痘や麻疹は死を覚悟する病気だった。疱瘡神は子供の命を狙う死神。その神を調伏するアイテム、それが千歳飴ではないか。
私、疱瘡神は大歳神であると考えています。大歳神、そしてその妻神である天知迦流美豆姫は、アイヌ語で疱瘡を意味する発音ですので。
大歳神は天照大神前霊と言われてます。天孫族に祖神・天照大神と迎えられる前の神が大歳神であると私は考えます。
その点から考えると大歳神は太陽神。天候を司る神。つまり風神であり、水神でもある。
疱瘡は風に乗ってやって来る。故に風神が疱瘡神である。
特に10歳以下の子供がかかる疱瘡は水疱瘡。全身が酷い痒みで水膨れとなる。この点から水神も疱瘡神と考えられた。
子供の白い皮膚にピンク色の水膨れが出来る。その点から紅白は疱瘡神を表す色と考えられた。
水神が疱瘡神であるなら、調伏する方法がある。水神は土に弱い。
水辺を好む桂の木は綿飴のような甘い薫りを発する。甘い薫りは土の香り。だから甘い薫りを発する桂には土の字が入っている。陰陽五行では甘いものは土に分類される。だから水神は甘いものに弱い。
以前、川渡餅の記事を書きました。
川に甘いあんころ餅を投げ込むのが川渡餅ですが、それは川の氾濫を防ぐ為の儀式。甘いあんころ餅で水神を調伏する儀式と言えます。
大歳神の妻神である天知迦流美豆姫は、その名の意味からも水神で有るのは間違いないです。
その水神を調伏するには甘いもの。だから疱瘡神のカラーである紅白の千歳飴が考案された。千歳飴の「歳」は大歳神の「歳」を示している。その様に私は考えます。
水神と言えば瀬織津姫ですが、瀬織津姫の名は天知迦流美豆姫の名を隠す為に考案されたと私は考えています。
何故なら、天知迦流美豆姫を祀る神社が殆ど存在しないので。それだけ天知迦流美豆姫は天孫族が恐怖する神なのだと思います。其れは伊勢神宮で証明出来ると思います。
以上、千歳飴から色々考えて見ました。
まっ、あくまでも私の考えですが・・・・・。
ではでは。