「竹内結子も自殺?? ホントかよ」っと思いながら続きです。
藤木孝、80歳。中野で7万円の物件に住んでいる。或る程度名が知られた俳優でもこの程度の生活しか出来ない。時代なんでしょうねぇー。
私が彼ならロカビリーは続けています。懐メロでの需要があると思いますので。
でも、若い頃の歌声を聞くと、この歌い方では酸欠になりそう。80歳の高齢で歌える曲ではない。
それ以上に恥ずかしい。ユーチューブで「24000回のキス」を歌っているシーンを観たが赤面した。こんな恥ずかしい歌、聴いたことが無い。
「♪ボクをくぅーるわせるっっーーー」と言ってから、「カモン スリー ツー GO」と正気を失った表情で絶叫。
「ボクは彼女がスッキィー 彼女もボクがスッキィー スキスキスキのキィーイス 燃えで重ねるキィーイス~~」なんて本当に狂った感じで歌っている。これは恥ずかしい。こんな歌、歌いたくないよ。この歌では歌手を辞めたくなるのも分る。
私はカラオケボックスになんて行った事は無いけど、独りでこんな歌を歌っていたら、完全に正気を失っていると思われる。歌ってからの恥ずかしさに耐えられない。何やってるんだー、私はと思っちゃう。無理だなぁー私には。うーん。
続けていれば夢グループ位には入れると思うが、自分のプライドが許さない、こんな歌では。いくら金の事と言えども。藤木孝もそう思ったのかなぁー。
来年早々、舞台の仕事が入っているそうですが、やはり収入は少ないのだと思う。震災直後に自殺した田中実でさえも奥さんがパートで働いていた。名前が知られている程度では俳優の生活は困難。ネットがそうさせたのだと思う。
私もネットで生活出来なくなった。それなのにネットで助けられている部分もある。ネットはやはり時代の転換期なのだと思う。ネットに乗らなければ生きられない時代なのだと思う。
藤木孝はコロナで仕事が無くなり、部屋に篭りっきりの生活だったそうです。
気晴らしに旅行にでもと思ってもコロナで行けないし、7万円の家賃で暮していたのだから、金銭面でも旅行に行く余裕は無かっただろうなぁー。
実は私も東京での暮らしを諦めたのは、編集者や記者で生きて行くのが難しいと悟ったからです。込み4万円で浦安のアパートで暮していましたが、精一杯だったし。
記者の仕事って馬鹿でも出来ます。話を聞いて来て、その内容を書くだけですから。
否、企業側はいい加減な事を書いて欲しくないから、ニュースリリースを用意している。それをリライトすれば簡単に記事が出来上がる。本当に馬鹿楽。
それら出版や新聞は30年以上前から傾斜産業だった。それでも人気が高いから求人倍率100倍以上はザラ。私は50分の1に選ばれたとしても100分の1に選ばれるのは難しい。何度も最終で落とされた。
それでなくても儲かっている会社は少ない。最終的には倒産する。私が働いた会社も廃刊、休刊、会社的用法ばかり。続けていても無理だった。
それでも東京で編集・記者の仕事を続ける。そうなるとフリーで月に20万円を稼ぐのが精々。仙台に帰ろうと思った。
今の現状を考えたら、それでも残った方が幸せだったと思っているけど。例え、藤木孝の様になったとしても。
続く。