今回は簡単に書きます。伊豆能売に付いては、何れ詳しく書こうと思っているので。
さて最近、この世に存在しないのではないかと言われている伊豆能売を祀る神社を発見。その神社ついて書こうと思っていました。
しかし、私が通院しようと考えた心療内科・精神科クリニックを新興宗教団体が経営していた。伊豆能売の名を冠している教団だった。それで急遽、その件について考えたいと思います。例え誰を傷付けても・・・・。
えーさてさて、何と言って良いのか分からない。第一、何でその教団が伊豆能売の名を冠しているのか全然分らん。ウキペディアにも書かれていないし。平仮名で「いづのめ」と表記している理由も分らん。
「いづのめ=伊豆能売」で間違いないと思うのだが、何故、伊豆能売の名を冠しているのだろう。
伊豆能売は謎の神です。古事記にのみ出て来る。日本書紀には出てこない。何をしたとも書かれていない。それなのに何故。
これってもしかしたら現在の瀬織津姫騒ぎと同じ理由なのではないのか。
瀬織津姫は謎の女神。封印された女神と言う人が多いです。
私、言い続けてきましたけど瀬織津姫は神道で一番ポピュラーな神です。神道の要の神です。
神職になる者が最初に覚えるのが大祓祝詞。その最初に出て来るのが「川上の瀬に座す瀬織津姫」です。
神道において瀬織津姫は封印なんかされていない。されているとしたら瀬織津姫の存在が都合が悪い勢力だと思います。今回は多くは語りませんが。
この伊豆能売の名を冠す教団の教祖はその事を知っていた。瀬織津姫の名を冠したら神道全体を敵に回す。
神は人の所有物ではない。瀬織津姫の名は流石に名乗れない。それではどうしたら良いか。
伊豆能売は瀬織津姫同様、祓い清めの神です。
瀬織津姫は天照大神荒魂である天疎向津媛と同神だと言われてますが、伊豆能売は天疎向津媛の禍を中和する為に直日神の次に伊邪那美尊から産まれた。瀬織津姫と伊豆能売は祓い清めでの対の神だと言える。
しかも伊豆能売は何故か神や命・尊とも表されない。呼び捨てにされている神。日本書紀の編纂者からは無視され、古事記の編纂者からは神とは評されない。貶められた存在だと思える。
極論を言うと朝廷側は大陸からの侵略者の血脈です。伊豆能売が日本古来の国津神の大元の神であるなら、蔑みたいとの思いがある。庶民に伊豆能売を信仰されたら朝廷が困る。そんな思いから日本書記には伊豆能売の名が出てこないのではないか。
封印された女神は瀬織津媛ではなく伊豆能売。だから伊豆能売を祀る神社が存在しない。だから教団に伊豆能売の名を冠しても非難する神社は無い。
しかも伊豆能売は日本の地主神の大元の神。教団名に冠するに相応しい神である。そう教祖は考えたのではないだろうか。
今、神道や瀬織津姫に付いて何も知らない者が瀬織津姫ヒーラーを名乗り、神道の理を無視していい加減な妄想話で霊感商法をしている者大勢いるが、その教団もそんな感じなのだろうか。
質問してみたい、その教団に。
もっとも私は神と自分の中間の存在は認めない。神を名乗る者、神を宿した者、神の声を聴ける者の存在は認めない。
絶対に交わる事は無いと思うが・・・・・・。
ではでは。