以前から右下の奥から2番目の歯が痛い。無意識に噛むととんでもない激痛が来る。
その歯は一度治療してパラジュウムを詰めているが、それを治療するとなるとパラジュウムを取って、更に歯をけづって更に大きいパラジュウムを入れるのだろうか。
パラジュウムは今、大変高価らしい。もしかしたらセラミックの歯を被せるのかな。まさかまたインプラントって事はないだろうな。
それで怖くて右の奥歯は使わず左の奥歯で噛んでいたのである。ピーナッツをである。そしたら大激痛が。
左下奥から2番目の歯にもパラジュウムが積めてある。その歯が痛い。参った。こっちもインプラントになってしまうのか。
今、大病院ではインプラントも医療保険適応になるケースもあるらしいか、私の場合は無理のようだ。
私の母が認知症になって気が付いたのだが、母はインプラントを5本も入れていた。最近、歯を磨いている所を見ていなかったが、インプラントを入れていたなんんて。
5本入れたとなると200万円近くかかっている。母親の歯磨きまで注意が行き届かなかった。油断した。失敗した。随分前から認知症だったのだなぁー。
それは兎も角、インプラントは痛いし高額だしもう入れたくない。私は2本入れているが、1度チタンの芯が曲がってしまい交換したことがある。合計金額は80万円を超えている。
インプラントを入れて26年が経つから持っている方だと思うが、流石に1本の歯に40万近い金は使いたくない。
だからしっかりと歯磨きして来たのだが、私は悔しいと歯を食いしばる癖がある。悔しい人生を歩んで来たから、歯に負担をかけたのだろうなぁー。
もう亡くなったが私の好きなプロレスラーにカールゴッチがいる。彼は虫歯での歯痛で悩み決断した。「歯があるから虫歯になるのだ。だったら全部の歯を抜いてしまえば良いのだと」と。
それで彼は若くして総入れ歯にしてしまったが、流石にそんな馬鹿な事は出来ない。はぁー悩む。
今度は神経を取る必要があるかも知れん。
子供の頃、歯の神経を取ったことがあるが、その時の女医は「こんなに綺麗で太くて長い神経は見た事が無い」と嬉々として喜び、私に見せた。私は気が遠くなり失神寸前となった。
神経を取ると最後はインプラントとなる。神経を温存するにはどうしたらよいか。
根官治療なら温存出来るのだ。しかも私の家の前の歯科がその療法が得意なのだ。
でも高い。1本20万円を軽く超える。2本で50万円は覚悟だ。困った。それだったら最初からインプラントの方が良いのではないか。
そうやって歯の痛みに耐えて悩んでいたら、痛む歯は下左の一番奥の歯であった。鏡で見ると薄く黒い影が見える。これなら根官療法ではなく、MI療法で行けるのではないか。
MI療法はミニマルインターベンションと言い、虫歯部分を最小限だけ削り、そこにコンポジットを埋め込み光で固定する方法。必要以上に歯を削らなくても良い。費用は保険は効かないが、一か所16000円程度と聞いている。これで治るなら嬉しいなぁー。
でもパラジュウムを詰めた歯も何れは根官かインプラントにすることになるだろう。困ったなぁー。
父は総入れ歯だ。「入れ歯が痛くないし安いし丈夫だし一番良い」と言っていたが、激ヤセしてしまい入れ歯が合わなくなり、新しい入れ歯を造り直していたが、嚙み合わせが合わないから痛いと言っていた。
うーん、生きて行くって悩む事ばかりだな。痛い事ばかりだ。めんどくさいな。インプラントも根官療法も保険適用にならんかな。
30年前は1割負担だったが、日本が奢らずに上手くアメリカに振る舞っていたら今も景気が良くで、インプラントも保険適用になっていたかも知れんな。バブルが続いていたかも知れんな。
失われた30年間が恨めしいぜ。そして中国の台頭も。
それにしても歯が痛いのは辛いなぁー。
ではでは。