諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

三角の扁額について単純に考えてみた。

2017年02月17日 10時09分19秒 | 神道

宮城県の花淵浜に鎮座する鼻節神社、そして岩沼市に鎮座する東北最大の稲荷神社である竹駒神社。その共通点が三角形の石で出来た扁額です。扁額は鳥居に付いている神社の名札みたいなヤツです。何故か宮城県の海岸沿いの神社には、この三角形の石の扁額を掲げる神社が多いのです。何故なのでしょ。

2011.3.11の東日本大震災で宮城県の海岸線にも大津波が到来。しかし三角の扁額を掲げる神社だけは無事だった。花淵浜の町並みは全て流されたが鼻節神社は大丈夫だった。岩沼市にも津波が到来したが竹駒神社の直前で止まった。

これで私は三角の扁額は津波を意味している。波の形は三角だし、アイヌ語では波と兎を「イセポ」と発音する。つまり白波は海を飛び跳ねている兎に見える。兎もまた飛び跳ねている姿は三角。つまり津波と言う事か。

だから「津波が来たら三角の扁額の神社へ逃げろ」と言う意味だと考えました。実際、三角の扁額の神社は移築した神社を除いて全て無事だったので。

ところがです。地元ブログ友の「ひーさんの散歩道」で知ったのですが、宮城県の大崎市田尻の山の中に鎮座する愛宕神社も石で出来た三角の扁額だった。栗原市の三峯神社も同様に三角の扁額。これで私の説は崩れ落ちました。大崎市や栗原市に津波なんか来る訳は無いので。

しょうがない。全て御破算にして最初から考え見ます。

先ず一つ考えられる事ですが、この三角の扁額を作った人は全部同じ人だった。ある時代の一人だけが作った。これは間違いないと思います。そしてそれがカッコイイと人気になって、多くの神社で採用されたのではあるまいか。

だったら何故、海岸沿いに三角扁額が多いのか。それは最初に三角扁額を掲げた神社が海岸線にあり、横の繋がりで増えたから。または三角扁額を作った人が宮城県の海岸線に住んでいたから。

否、伊達政宗の時代にも地震で大津波が到来した。そして海岸線の神社が大打撃を受けた。その時、一斉に三角の扁額に換えられた。

大崎市や栗原市も日本有数の地震頻発地域です。3.11の時もそうですが、津波は来ないが大地震で鳥居が倒壊した。だから同じ時期に三角の扁額に換えたのではないか。

単純に考えるとそれしか考えられません。あと何があるのでしょう。

では何故、三角の扁額をデザインしたのか。

これも単純に考えて神社は本来は「山」だからでは。

山は神々が住む聖域。山はとぐろを巻いた蛇の姿。日本の地主神は蛇神。それを身近にしたのが神社。だから山の形の扁額をデザインした。それが三角の扁額の誕生の秘密ではないでしょうか。

もうね、これしか考えられませんよ。もう随分考えました。これ、案外当たっていると思うのですが、どうでしょう。

私のキャパではこれが限界です。知っている人がいたら教えてください。何時までも待っています。

 

ではでは。

 

 

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11 コメント

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永遠のテーマですね (りひと)
2017-02-17 11:29:51
私も別件で栗原と三角と三峯は、最近少し分かった3というキーワードと繋がるんでは?と調べてみたいと思います。こういうときっと現実に何かそれに関するメッセージがくるのでちょっと楽しみです。

今の段階で関わるそうなところが畠山と大物主(こんぴら)と伊豆と金属ですかねえ。

弁才天に関わりそうだとも思いますね。

多分地形的なものも関係ありそうですねので来週落ち着いたら調べてみますね。ただ情報は東北となると極端に少ないですからまた専門家のお二人の昔から気になっているところなので時間は長く永遠のテーマとして見えない世界からのお知らせをずっと待っていよう思います。

普通の生活をコツコツこなしながら何かを探しながら過去から現実に活かす何かを探せるそんな時代をありがたく思います。

時代や土地によりそう出来ない所にびっくりしてしまう毎日ですので。

探そうと思わないとヒントは出ない(見過ごす)のも確かですから。9007
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Unknown (やみてらす)
2017-02-18 09:42:49
三角は、エネルギーを表しているかもしれませんね。山やピラミッド、フリーメーソンなど!5614
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詳しくはひーさんのブログを。 (綱永井寵生)
2017-02-18 11:59:13
りひとさんへ

詳しくはひーさんのブログ「ひーさんの散歩道」でご確認ください。物凄く詳しいです。私も昨日読み返して思い出したことがありました。鼻節神社は恐ろしいですが、機会があったら書きたいと思います。

また、柚子房さんも鼻節神社に案内しました。その道中記も柚子房さんのブログに書かれています。

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畏怖。 (綱永井寵生)
2017-02-18 12:07:40
やみてらすさんへ

鼻節神社の遠回りする表参道を歩き、初めて三角の扁額を見上げた時、とてつもない畏怖を感じました。そういえば竹駒神社も私にとっては怖い神社で30年以上参拝していません。
確かにあの三角の扁額からは何か力と言うか意思と言うか、エネルギー的なものを感じます。

考えてませんでしたが、もしかしたら三角の扁額は特に注意すべき神社の印なのかも知れません。そっちの方面でもまた考えてみたいと思います。有難う御座いました。

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Unknown (やみてらす)
2017-02-19 01:14:40
あと、追加で三角の扁額の神社を地図上に表したら、なんかの形になったら、おもしろいと、思いませんか?2808
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やっぱり山かも。 (綱永井寵生)
2017-02-19 21:38:44
やみてらすさんへ

私の頭の中で線を引いてみたのですが、石巻から岩沼の海岸線に三角扁額の神社があり、大崎市と栗原市にもある。それを線で繋げると蔵王や富士山のような休火山の形になると思います。まっ、偶然とは思いますが。

でも偶然でなかったら三角扁額の製作者も洒落た事をしますね。単純にそうなのかも。まさかとは思いますが。

でも河口と火口の神は共に秋速津姫です。境界線の神でもあります。何か関係あるのかも。鼻節神社と竹駒神社は境界線の神と考えられるし。

まだまだ調べて考えを練らないと答えは出ませんね。
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Unknown (やみてらす)
2017-02-20 08:32:27
仙台は、六芒星!青森は、北斗七星!の結界を表しているといわれています。とくに青森の方は、田村麿が絡んでいるみたいですね。
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青森。 (綱永井寵生)
2017-02-20 13:23:31
やみてらすさんへ

青森には田村麻呂も進軍していません。十三湊の海洋民族を恐れて出来なかったのだと思います。だから封印の為に北斗七星のの形に神社を配置したと考えています。

仙台の六芒星の鍵は瀧澤神社と考えますが、本来の場所にあった瀧澤神社を八幡神で調伏したと考えます。逆に太白山は八幡神でも調伏出来なかったと考えています。
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なるほど (りひと)
2017-02-22 14:17:48
興味深いですね。
青森田村麻呂が行ってないんですね。私田村麻呂って青森と関係ないはずないと思っていたんでびっくりです。するとその必要がないならば田村麻呂はまさかの十三湊出身かなあ?なんて思っちゃいました。この前バレンタインも終わりましたが、お菓子の神、田道間守がこの系列に入ると面白いなあと思ってました。田と道と間を守るのですからある意味境界の神っぽい名前ですよね。これ餡ころ餅の水神の大の男の方ではないかなあ?と。こっちは小じゃないので赤でなく白で。そうそう確か大昔のお菓子ってのもお餅的な物じゃなかったかなあ?。大仙の一部にあるお墓や奈良駅のちかくの行きたかった神社との関係もちょこっと考えています。赤っぽいけど赤くない青か白の強い神かなあと。

そうそれとこの前つみれとつくねの違いやってmっしたけど、お肉を単純に摘んですぐ沸騰したお湯に入れるとつみれでそれを丸くこねるとつくねになるなんてやってました。お餅作る作業に似ていますよね。お湯も必要ですし、竈も釜も必要ですから。大山ツミのツムってなんだろうなあ?とも。

それから六芒星と北斗七星なのですけど、一つ星の数が違うならば一個付けたりとったりと同じ物を異質に変えていないかとも。もしも一つつけるならば私は基準でもある北極星を加えたいなあとも。北極星さんがしっかりしていれば亀さんも柄杓さんも間違った方向に進まないではないのかとも?
北極星が地蔵なら話は簡単になるのですけども。

地蔵と北極星と餡ころ餅の水神とが絡んでくるといいのですけど、地蔵盆で探ってみます。
さっき伊豆山神社の赤と白の龍?だかの事みてたせいかも。
そうそう、火災の起こった場所の地名で富と書いてトメと読む所もありそうなんですよ。大がタケミナカタで小がトメさんだと理解しやすいんですけど。そうさっきうちの七福神の大国さんが船から落っこちたんですよね。タケミナカタさんは大国さんの息子らしいけどむしろ逆のお父さんかなあ?
なんとなくですけど地蔵で繋がってきそうに思いますね。1005、4351
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ランキングで (りひと)
2017-12-13 15:30:38
瀧澤神社を八幡神ってお話ありましたね。
そこもヒントになりそう。綱永井さんの知識には及ぶわけもないですけど、少しでもタイミングが会えば勉強したいのでヒントにしますね。1251
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