諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

経済評論家・三橋貴明、10代の妻へのDV逮捕に想う。

2018年01月20日 16時29分35秒 | 政治・経済
いやいやいやいや、驚いちゃった。経済評論家の三橋貴明が妻への暴力で逮捕されちゃったよ。ビックリしたなぁーもう。

それ以上にビックリしたのが嫁さんが10代だったと言う事。

更にはこの10代の嫁との結婚は3回目の結婚??でだとか。

しかも経済評論家なのに三橋貴明の名前は芸名だった。三橋貴明なんてどこにでもある様な名前なのに。

うわぁー信じられん。この人は何から何までミステリアスだわぁー。

ところで経済評論家の三橋貴明はご存知でしょうか。

よく大阪の討論番組の「そこまで言って委員会」に出ているのですが、東京ではこの番組は放送されていないから、知らない人もいると思います。

私的には中々の経済評論家だと思っていたのです。特に韓国、中国の問題はこの人の意見に同調する部分が多い。良い人が出て来たと喜んでいたのですが、流石に10代の嫁に暴力を振るって逮捕には唖然。こんなことする人だったのかぁー。驚くしかないわなぁー。

最初このニュースを聞いた時、韓国か中国の秘密結社のエージェントに嵌められたと思いました。

この10代の嫁は韓国か中国のスパイ。韓国と中国を攻撃する三橋貴明を失脚させる為に近づき、ハニートラップで誘惑し結婚。そして三橋貴明に暴力を振るわせて警察に通報。そして逮捕。これで経済評論家生命を奪ったのではないか。

違ってました。その数か月前にも妻に暴力を振るって警察に通報された。厳重注意された。そしてまた暴力を振るい逮捕。これは韓国・中国の諜報部員とかではない。本人の問題。これではなぁー。

最初の嫁との間には子供もいた。でも三橋の不倫で別れた。そして作家と結婚。また別れて今度は10代の女性と結婚。これはもう私のキャパを超えている。私とは正反対だ。凄いなぁー。

それにしても10代の嫁って。三橋貴明は現在48歳。っと言う事は10代の嫁とは30歳前後も歳が離れている。これってどうなの。10代の女性と結婚って私の頭では発想できないぞ。

そんな勇気もないし、世間体を考えちゃって普通の人には無理でしょ、実際問題。親戚、肉親に何を言われるか分からない。或る意味アウトローだなぁーこの人。

顔はいわゆる悪魔顔です。モテルタイプではないと思う。それよか巨人病ではないのかな。顔が長いし、背も高そうだし。

最近、巨人病の人を多く見かける。遺伝子組み換え食品が影響しているのか、成長剤のためか背が高過ぎる人が多い。そして顔も長い。

例えば本来165cmの身長の人間が巨人病で190cmになったとする。でも内臓は身長165cmの性能。25cm分無理をする。負担がかかる。それで内臓が原因の病気にかかりやすい。心不全とか。これは太っている人間にも言えるけど。

三橋貴明も自分の人生が何となく短いと考えているのだろうか。だからここまで頑張れると言うか、若さに憧れると言うか、生命力と言うか、うーん分かんないや。3度??も結婚するだけでも常人離れしているし。

でも怖そうな顔をしているのは、やっぱり怖い人物だからかも知れない。うーん。

これで彼の政治評論家人生に赤信号が灯ったのは確か。既に警察に警告されていたのに暴力を振るい逮捕された。これはテレビはもう難しいのではないか。馬鹿な事をしたなぁー、評論家としての実力はあったのに。勿体無い。

警察に警告されていたのだから、逮捕されるのは分かっていた筈なのに暴力を振るった。これで10代の妻とまた離婚するのかは知らんけど、かなりの人生のマイナスなのは間違いない。

勿体無いな、実力はあったのに。


ではでは。











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神職の衣装姿への違和感。

2018年01月18日 10時38分05秒 | 神道
前々から思っていたのですけど、神職の衣装ってどこか変だなぁー、何かが足りないなぁーと思っていたのです。

否、巫女さんやお祭りや神事、ご祈祷の時の正装の場合はそんな感じはしていないのですが、通常の神社にいる時の男性神職の仕事着と言うのでしょうか、通常のあの紫や水色の袴と白衣の着物姿に違和感を感じているのです。

うーん、何だろう。何か変だ。うーん、分からん。何かが変なのだ。何なのだろう。ずっーとそう思って年月を過ごしていました。

そして先日、ユーチューブのアベマTVで「朝青龍を押し出したら1000万円」と言う番組を見た。

現在の朝青龍の身体、歳とっていた。胸が弛んでいる。身体を鍛えていなかったな。それでもボブ・サップや元大関の琴光喜らとの八番勝負に全勝したのだから大したものです。もっともガチンコ勝負だったかは分かりませんが・・・・。

考えてみたらこの朝青龍が相撲界を追放??されなかったら、白鵬もあれほど勝ち続ける事は出来なかった。朝青龍がいなくなって一番得したのは白鵬だな。そしてもしかしたら日馬富士がいなくなって得しているのも白鵬。白鵬はついている男なのかな。

否、朝青龍と言う反面教師がいなくなったから白鵬も横暴になった。神事としての相撲を蔑ろにするようになった。今回の貴ノ岩への暴行事件に繋がった。そしてCMも無くなった。

やっぱり朝青龍がいなくなって得をした部分もあるし、損をした部分もある。これが正負の法則なのだろう。ずっーとつき続けるのは人間無理。それが人生ってもんですよね。そうじゃないとついている人は狡過ぎますよ。まったくもう。

まっ、それは置いときまして、朝青龍の弛んだ胸を見ながら相撲を見ていて気が付きました。何で通常の仕事着姿の神職に違和感を感じるのか。

朝青龍は練習用??の白い回しを締めていた。それで勝負していたのが一つの違和感。そしてもう一つは朝青龍の頭。普通の短髪の髪型で相撲を取っていた。普通の髪型は土俵に合わない。違和感がある。やっぱり力士は大銀杏を結っていなければ相撲取りじゃない。

そこで気が付いた。男の神職の仕事着姿に違和感を感じる理由が。昔ながらの白い着物で袴姿なのに、ヘアースタイルだけ現代風なのが変なのだ。

神職の正装だと烏帽子とか被っているから違和感を感じないが、仕事着だと袴姿と現代風のヘアースタイル。全然マッチしない。眼鏡もマッチしない。古風と現代風は合わない。だから違和感を感じていたんだ。何だ、簡単だったなぁー。

大相撲が神事であるなら神社も神事。だったら神職も大銀杏を結うべき。否、大銀杏は力士のヘアースタイルかも。だったらチョンマゲにするべきか。

神職がチョンマゲ姿なら全然違和感が無いぞ。坊さんだって坊主頭しているのだから、神主はチョンマゲで勝負したらどうか。

神職がチョンマゲ姿なら、どっかのイケメン神主みたいに六股交際も目立って出来なくなる。富岡八幡宮の亡くなった元宮司みたいに女遊びが出来なくなる。常に神道に勤しむ様になる。全てにおいてベストなのではないか。

うーん、いいかも。私が神社本庁の一番偉い人なら、全国の神職にその旨御触れをだす。チョンマゲにしないと神職として認めないとして。

チョンマゲの方が神職としても威厳が出る。神道への尊厳も高まる。チョンマゲはいい。神職も箔がつくってもんだ。

でも今の時代、チョンマゲ姿は恥ずかしい。あの姿では笑われてしまう。神職の成り手が無くなるのは間違いないな。

それに神職たちに恨まれて私、呪いの祈祷を上げられる可能性もある。それでなくても呪われているのに、これ以上呪われては適わん。

前言撤回。普通のヘアスタイルで良いです。大それた事を言いまして済みません。

悪気は無いです。何となく違和感があったから言わせて貰いました。重ね重ね失礼致しました。


ではでは。



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神道と相撲道。或いは負けた力士こそが瀬織津姫だ!? その7

2018年01月17日 11時46分51秒 | 瀬織津姫
今度こそ最後にしたい。続きます。

ここで困った時のアイヌ語で考えてみます。アイヌ語で疱瘡を何と呼ぶのか。それは「パァ」です。

ここで「パァ」と発音する神々を上げますと「阿須波神」、「波比岐神」、「矢乃波波木神」、そして阿須波神と同神とされる「志波彦神」、「志波姫神」でしょうか。

「阿須波神」と「波比岐神」は大歳神と天知迦流美豆姫の子供です。そして「矢乃波波木神」は屋敷の埃を祓う箒神。「波比岐神」と考えて良いでしょう。因みに「矢乃波波木神」の名では伊勢神宮の内宮にだけ祀られています。何故か立ち入り禁止と聞いています。私は瀬織津姫と同神だと考えています。

その他、「パァ」は「歳、煙、湯気、口、季節」の意味合いがあります。ここで大歳神も出てきます。

「湯気」の意味で考えると福島県いわき市三和町に祀られている御塚神社の湯津佐姫。そして山形県鶴岡市の由豆佐売神社に湯蔵権現・龍蔵権現として祀られている溝咋姫、そして宮城県利府町に鎮座する伊豆佐比売神社の三島溝咋姫も温泉の神と言われてます。

瀬織津姫は水神。湯津佐姫は温泉の神。お湯とは本当は温泉の意味ですが熱い水です。つまり湯津佐姫は瀬織津姫と同神と考えられますが、お湯だけに瀬織津姫よりも荒魂のような気がします。温泉の女神が起こす祟りの伝承は今も伝わっている。私は瀬織津姫よりも恐ろしく感じています。

もう一人の大歳神である「天知迦流美豆姫」もアイヌ語では「チカル」を「鳥の群れ」と訳せるそうです。そして鳥の群れと言ったら「渡り鳥」。つまり大歳神は疱瘡、天知迦流美豆姫は渡り鳥。渡り鳥が疱瘡を撒き散らす事からそれぞれの名前が付いた可能性があると考えられます。

他に「煙、湯気、口、季節」で考えられるのは疱瘡は湯気や煙のような微細な物。渡り鳥の口から疱瘡が撒き散らされる。冬の季節に渡り鳥がやって来る。それらの意味合いから「疱瘡=パァ」となったと思われます。

日本の神々の中で一番眷属が多いのは大歳神と言われてる。それは疱瘡神だからだと思います。何たって日本の人口は疱瘡で半減した事もあるのだから。

渡り鳥も数が多い。疱瘡も大量。その事からも大歳神は大量の眷属を有していると考えられたのだと思います。

そして疱瘡神は桜が咲く様にパッっと現れ、桜の花弁がパッっと散るが如く撒き散らすと伝えられている。つまり桜の花弁は疱瘡神のシンボル。

日本の神社でも桜の神紋や桜の神社名は大歳神が祀られているか、その同神が祀られているケースが多い。それも一つの証明になると思います。

はぁー、長々と書いてきました。土俵の屋根に祀られている禍津日神・直日神が瀬織津姫、そして大歳神に繋がる事を説明してきましたが、ご理解いただけましたでしょうか。そして桜の花弁に繋がる事も。

分からなかったら済みません。もう限界。ここらで終わります。

以上の理由から日本相撲協会は桜の花弁をシンボルマークにしている。

そんな訳ないですよねぇー、あの池坊保子が相撲評議委員会の議長をしているのですから。桜の花弁がそんな意味合いがあるとはとても思えません。花の心も分からない人たちでしょうから。

まっ、と言う事で、長々と書いてきましたが、私のこの説はかなり無理があると思います。無駄な事を書いているなぁーと思っていました。済みません。疲れました。


ではでは。











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神道と相撲道。或いは負けた力士こそが瀬織津姫だ!? その6

2018年01月14日 16時55分28秒 | 瀬織津姫
「ではでは」で一旦終してしまいましたが、肝心な事を書き忘れた。日本相撲協会の桜紋に付いてまだでした。ボケちゃったかなぁー。そんな訳で「まだまだ」続きます。

さて、何で日本相撲協会のシンボルマークが桜紋なのか。

多分、相撲は散り際も大事。そんなとこから付けたと思います。もしかしたらですが・・・・・。

でも私の考えは違います。大歳神は疱瘡神。昔から怖い順に「地震、雷、火事、親父」と言いますが、一番怖いのは疱瘡です。津波を引き起こす地震も怖いですが、昔は日本の人口の半分が疱瘡で亡くなった時代もあった。地震よりも疱瘡の方が断然怖い。訳が分からず人が死ぬのですから。

神道の七五三の行事も疱瘡で免疫の低い子供が死なない為の行事。若しくは死ななかった事をお祝いする行事です。注連縄(しめなわ)を七五三縄とも書きます。出入り禁止を示す境界線が七五三縄。

元々は天の岩戸に天照大神が戻れない様にする為の七五三縄ですが、それって大歳神が出て来ない様にする、若しくは天照大神が大歳神に戻らない様にする為とも言える。それが七五三縄。それって大歳神に疱瘡をまき散らして貰いたくないからとも言える。だから注連縄を七五三縄と言う様になったのではないでしょうか。

鬼渡神も疱瘡神です。そして水神も風神も疱瘡神。福島県では風神と水神が並んで祀られているケースが多いのですが、それは男女の太陽神であり元・天照大神である大歳神だと私は考えます。

不思議な話なのですがギリシャ神話の太陽神・アポロンはペスト神でもあります。あの空飛ぶ変な馬車に乗ってペストをまき散らす迷惑な神なのです。たからペストをまき散らして貰いたくないから信仰されている。これは大歳神や鬼渡神が信仰される理由と同じです。

考えてみたら神道の神々とギリシャ神話の神々は同じ考え方ですね。神々が罪を犯して失敗して酷い目に合う。それは人の罪を神が代わりに犯して罪を背負うから。だからギリシャ神話でも神道でも争いが起きづらいのではないでしょうか。

それにしても太陽神が何故に疱瘡神なのか。それは太陽が雨も風も支配しているから。雨風が疱瘡を運んでくる。否、太陽の眷属が疱瘡を運ぶ。その眷属とは鳥。特に渡り鳥がそのトーテムではないでしょうか。

宮城県・福島県は渡り鳥の飛来地ですが、渡り鳥は祖先の霊と考えられて恐れられていた。渡り鳥を知らないで食べたら現地の人々は発狂してました。槍先に鳥の羽が付いているだけでも一揆の農民たちは逃げて行ったと言います。渡り鳥をこの地の人々は大変恐れていたのです。

これはロシアの渡り鳥の飛来地でも同様だそうです。昔のロシア人も渡り鳥を恐れていた。それは何故なのか。

私、鳥インフルエンザのサーズが原因だと思います。何故か渡り鳥が一斉に死ぬ。そして家畜の鳥たちサーズにかかって全滅する。天然痘などの疱瘡で子供が死ぬのもそれが原因していると考えた。だから渡り鳥を恐れたのではないでしょうか。


続く。

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神道と相撲道。或いは負けた力士こそが瀬織津姫だ!? その5

2018年01月12日 11時52分24秒 | 瀬織津姫
疲労困憊ながらも続きます。

さて、伊勢津彦命は誰なのか。答えは大歳神と天知迦流美豆姫との子が妥当ですよね。

私の友人が宮司を務める神社には大歳神と並んで御歳神・若歳神を祀っていますけど、御歳神が大歳神の子、そして若歳神は孫となるらしいです。

まっ、それは置いておきまして、伊勢津彦命とだぶる神として、私はどうしても大歳神の10神の子供の中で鬼渡神である阿須波神が浮かんできます。

「庭中の 阿須波の神に小柴刺し 吾は斎はむ 帰り来までに」。万葉集での阿須波神の歌ですが、この歌から阿須波神は旅立ちの神である事が分かります。伊勢津彦命も伊勢の国譲りで神風と共に信州・諏訪に旅立った。同じ旅立ちの神です。

そして伊勢津彦命は風神。阿須波神にも「波」の字がある。「波」は風により起きる。阿須波神もまた風神と言えます。

そして伊勢津彦命は諏訪へ旅立った。似ているでしょ阿須波(アスハ)神の発音と諏訪(スワ)は。

しかも福島県の鬼渡神社は諏訪神社の境内社であるケースが多いのです。宮城県でも愛子の諏訪神社に彌渡大神として祀られていますし。

更に吉田東伍の大日本地名辞典において「阿須波神は志波彦(シワヒコ)神と同神」と書いております。

私もその説を支持していますが、「諏訪(スワ)」と「志波(シワ)」も似ている。しかも「彦=日子」。太陽神は風神でもある。志波彦神で考えても諏訪に逃げた伊勢津彦命とかぶります。

志波彦神は塩竃神社の地主神と考えて良いと思っていますが、阿須波神は鹿島と香取の地主神と考えられる。塩竃神社にも鹿島神と香取神が祀られている。

この点はまだまだ考えを練らなければ何とも言えませんが、もしかしたら戦った諏訪神・建御名方命と鹿島神・建雷神は同神の可能性があると思います。勿論、鹿島の地主神である阿須波神が建雷命に調伏されている可能性もありますが・・・・・・・。

まだあります。万葉集の「小柴刺し・・・」から阿須波神は柴神と呼ばれています。「旅の安全を守る神」です。

阿須波神に小柴を折って土に刺し旅の安全を祈るのですが、「柴(シバ)」と「諏訪(スワ)」も似ている。諏訪神・建御名方命も出雲から建雷命に追われて諏訪まで逃げてきている。逃げたと言う事は旅立ったと同じ事になります。

ここまで名前に共通点があると、どうしても「諏訪神・建御名方命=伊勢の地主神・伊勢津彦命=阿須波神=志波彦神」と考えてしまいます。それに猿田彦命も続くのですが、それはまたの機会に書きたいと思います。

さて、瀬織津姫に戻ります。瀬織津姫は天知迦流美豆姫。だとすると国技館の土俵の吊るされている屋根に祀られている禍津日神も天知迦流美豆姫。そうなると一緒に土俵上に祀られている直日神は大歳神となる。「日」の字が付くから共に太陽神。

禍津日神は人の罪を指摘する検事的な神。直日神はその人の罪を弁護する弁護士的な神。併せて裁判官的な神。禍津日神と直日神で人の罪を図る。相撲の勝負を判定する行司の神が禍津日神と直日神である。それは正しいと思います。

しかし瀬織津姫で相撲を考えるとまた違った答えが出て来ます。瀬織津姫は人の穢れを受け取り背負い持って行ってくれる神なので。

本当の相撲はその名の通り「殴り合い」です。相対して撲するのです。

土俵を創ったのは織田信長。殴る蹴る突くが禁止されたのは平安時代。本来の相撲は殴る蹴る。倒れた者を踏みつける。そして殺す。どちらかが死んで勝負が決する。それが本来の相撲です。

相撲を神道で考えると力士は神であり、人の罪を苦しみとして神が体験し酷い目に合う。最後には殺されて死ぬ。それを瀬織津姫で考えると負けて罪を背負い殺されて黄泉の国に行く力士が瀬織津姫である禍津日神。勝利して祝福される神が直日神ではないでしょうか。

そして大歳神の「歳」は「サイ」と読める。つまり「賽、斎、狭井、幸、佐売・・・・」。あの世とこの世の境界線の神・賽の神を示す。道祖神である。

相撲も本来は生死を分ける死合。生と死の境界線の競技。負けて死ぬ力士は自分の罪・穢れを背負ってくれる神。勝って生き残る力士は自分に富と幸をもたらす神。

だからこそ殺されなくなったとしても、相撲で八百長は許されない。勝つのも相撲。負けても相撲。それが神事としての相撲だと思いますので。

その事から考えても相撲は大歳神を信仰する行事であると言えます。そして大歳神こそが本来の天照大神。日本の最高神。

それが知られては天皇家が困る。だからこそ中臣氏は日本の最高神・大歳神をカムフラージュする為に大祓祝詞で瀬織津姫を創造した。

実は友人の神社に長年参拝し、そう思うようになりました。でもこの話は検索されたくない。今回のタイトルはそんな思いから付けました。

この話、また更に考えが練られたら書きたいと思います。瀬織津姫の源流は神道の神髄だと考えていますので。



続く。









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