「新年、明けましておめでとうございます」っと言いたいところですが、昨年、父親を亡くしたのでお目出たくは無いです。済みません。
私は昔から新年を迎えると「昨年は何も出来なかったなぁー」と言う暗い気分になり鬱を発症するのですが、昨年は父親が亡くなり、母も認知症で私の名前も忘れ、通年よりも酷いです。
何度母親に「私の名前を覚えてる、私の名前を言ってみて」と聞いてもは母は「お前」としか言わない。
繰り返し質問したら「お前の名前はお前」と言う始末。流石に鬱になるってもんです。
認知症の原因は長年の睡眠不足とも言われてますが、新聞販売業を経営していましたからね、それで認知症になったのであるのなら、そんな商売を選んだ父親を憎みたくもなります。まっ、亡くなりましたので、恨みは忘れたいと思っていますが。
さて、気分を変えて書きたいと思います。
さて、さて、「鎌倉殿の13人」が完結しましたね。
私、株の業界紙の整理記者、更にはタブロイド紙・経済誌の編集・記者の仕事をしていたのでチョットは分かるのですが、「鎌倉殿の13人」と言うタイトルは観てみたいと思わせる良いタイトルだと思います。そのタイトルだけではどんな内容になるのか想像が出来ませんので。
私、或る程度は内容は知っていましたが、謎解きの部分があったし、史実とは違う部分もあったが原作者との対話が出来るストーリだったので、久々に成功した大河ドラマだったと思います。
でもねぇー、最初から観ていなかったのですよ。原作者・三谷幸喜の映画「清須会議」があまりにも酷い内容だったので。期待出来なかったのですよ。
でも、それは仕方がなかったのかも。2時間程度の映画では歴史や登場人物の性格・心情は伝えきれない。
考えてみれば私が特撮の「仮面ライダーシリーズ」が好きなのは、大河ドラマ同様の長編ドラマだから登場人物らの性格や思いが分かる。だからストーリーに入っていける。それが理由なのだと思います。
もっとも、最近の仮面ライダーは玩具を売りたいが為に何度も何度も違うバージョンに変身するし、玩具の様な武器を使うし、子供向けになっちゃいましたがね。
話を「どうする家康」に戻します。
もう、大体、ストーリーは読めます。過去の大河ドラマで徳川家康は何度か主人公にもなりましたし、そうでなくても戦国時代の大河ドラマには必ず出てくる。知られ過ぎている人物だと思います。
タイトル「どうする家康」も詰まらない酷いタイトルだと思います。全然捻りが無い。
多分ね、家康がアクシデントで大ピンチに陥り、どうする、どうすると慌てふためき、運、不運の連続を何とか乗り越える感じのストーリーだと思います。
私にそう思わせる時点でタイトルとして失格。
それ以上に酷いのは徳川家康役の松潤とか言うジャニーズ男。
本名は知らないし調べる気力もないので松潤で通しますが、この男、「花より男子」の他にドラマに出たことがあるのか。わしゃ知らんぞ。ちゃんと役者が出来るのか。
調べてみたら「松潤=大根」のキーワードが出て来ます。だろうね。
この松潤みたいなトカゲ顔は主人公として万人受けしないと思うし、家康のイメージには合わない。家康は私の様に割と筋肉質の肥満体。細い松潤ではイメージ出来ない。
NHKも落ち目のジャニーズに恩を売っての起用なのではないのか。まっ、NHKもぶっ潰されそうになって受信料を払う人が減り落ち目だけど。
でもNHKは自信を持っているそうです。
NHKは民放とは違う。天下の国営放送だ。演出力が民放とは断然違う。
民放ではただの大根もNHKなら美味しく調理出来る。だから大根であっても問題にしていないそうです。
本当かよ。
私がプロデューサーなら家康役は不器用そうで純朴で、多少ずんぐりしている三浦友和と山口百恵の息子の三浦貴大にします。
彼は「ひとりキャンプで食って寝る」で良い演技をしていたし、信長や秀吉の様なカリスマも無い。家康の様に伸びしろが感じられる俳優だと思います。
そして築山殿役にはやはり近年やっと注目されて来た松本若菜が良いと思う。
仮面ライダー電王で主人公・佐藤健の姉役で出ていたが、私はもうメロメロになりました。
ドラマ「相棒」でちょい役でしか出ていなかったが、やっと実力が認められた感じがします。
彼女ならホンワカ女性役もキツメ女性役も出来る。美しい築山殿役にぴったりだと思う。
あっ、松本若菜で思い出したが、松潤って本名は松本潤だった。
うーん、やっぱり彼には興味持てないや。松潤には何の恨みは無いけど。
NHKも脇役を名優で固めているから大丈夫だと言っているそうだが、本当に大丈夫なのかねぇー。
そんな脇役に金をかけるのなら、最初から大根はおろして欲しかったなぁー。おでんの大根は好きだけど。
まっ、それは良いけど、期待は持てないがチョットは観て遣ろうかねぇー。
折角だからねぇー。
ではでは。