平成30年5月21日
津山で図書館の在り方考えるフォーラムが開催
聴講者は約170人
会場:美作学園創立100周年記念館
津山市立図書館(新魚町)の開館40周年を記念したイベント
「地域活性化に挑む図書館」をテーマに、関係者約170人が今後の図書館の在り方について考えた。
図書館経営について研究する慶応大名誉教授の糸賀雅児氏(64)=東京=が講演。
全国1049の図書館設置自治体のうち、まちづくりや地域振興に役立つ事業展開は半数近くの47・4%に上る状況を説明した。
教育委員会が図書館を所管することを踏まえ、首長部局との連携を主張し「自治体の政策実現には図書館の役割が欠かせない」とした。
文部科学省社会教育課の丹野史教課長補佐は、子どもの不読率について、小中学生は改善傾向にあるが、高校生は50%台で毎年推移していると説明。
読書は学力向上に好影響を与えており、「友人同士で本を薦め合うなど、関心を高める取り組みの充実が必要」と話した。
糸賀氏がコーディネーターを務めたパネルディスカッションでは、市立図書館、県立図書館、男木島図書館(高松市)職員が図書館を活用した地域づくりについて話した。
津山朝日新聞
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