平成30年9月3日 5:00
台風21号の進路(TBS NEWS)
4日、西日本から東海に上陸が予想される台風21号。
非常に強い勢力のまま上陸すると、
25年ぶりとなります。
※25年ぶりとは
平成5年(1993年)8月の台風13号を指します。
九州に上陸し、中国地方を斜めに横断しています。
※非常に強いとは
広戸風の経験値では、平成29年10月23日の台風21号による「広戸風」と同等以上の風雨です。
大きな影響が予想される台風の進路について気象予報士の解説です。
台風21号は発達のピークは過ぎていますが、まだ中心付近では目が見えていて、非常に強い勢力を保っています。
今後、台風21号は北寄りに進んで、4日午後には四国地方など西日本にかなり近づき、非常に強い勢力を保ったまま上陸する可能性が高くなってきました。
その後は次第に速度を速めながら、北日本の日本海側を5日にかけて北上していきます。
今後の雨と風の予想です。
台風が近づく前から、太平洋側の地方では活発な雨雲がかかります。そして4日の夕方になりますと、台風本体の雨雲が西日本にかかるでしょう。
また、台風の中心付近では非常に風も強く、西日本では交通機関が大きく乱れるおそれがあります。
その後、5日にかけて東日本や北日本にも台風や前線による活発な雨雲がかかるでしょう。
3日の夕方から4日の夕方にかけて降る雨の量は、多いところで四国や東海で300ミリから400ミリとなっています。
土砂災害や川の増水、氾濫には、厳重な警戒が必要です。
進路は台風20号に似ていいますが、台風の大きさは、まったく違います。