安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

月と木星が大接近

2022年09月11日 | 気象

令和4年9月11日

今夜も天体ショー 月と木星が大接近

 

今夜、南東の空で月と木星が大接近します。満月の翌日なので、まん丸に近い月と木星が寄り添っている姿が楽しめます。

●中秋の名月 直後の月 木星と大接近

昨夜(10日)は中秋の名月が満月となり、各地できれいな月が見られました。

今夜(11日)は、満月の翌日ということもあり、月は、ほぼまん丸で、そのすぐ近くには木星が輝いています。

また、少し離れたところに、土星や「フォーマルハウト」と呼ばれる、秋の星空の1等星も見られます。

  残念ながら、南東の空は雲に覆われ、月も木星も確認できませんでした。

  明日(9月11日)に期待です。

   

 

●今夜(11日)の天気は?

今夜(11日)は、北海道から北陸にかけての日本海側は広く晴れて、天体ショーを楽しめる所が多いでしょう。

北海道から東北の太平洋側や関東から九州にかけては雲が広がりやすいですが、晴れ間のでる時間はありそうです。

また、あす12日の夜も、これらの惑星や星が近くにありますので、ぜひ眺めてみてください。

 


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高校生大討論会

2022年09月11日 | 教育

令和4年9月11日

「高校生大討論会 

   ~大人でも子どもでもない私たちにできること~」

  高校生大討論会~大人でも子どもでもない私たちにできること~

 山陽新聞社は、2022年8月27日(土)午後、岡山市北区柳町の山陽新聞社9階大会議室とさん太ホールで、

 岡山県内の高校生による大討論会を開催しました。

 ライブ配信した後半部分のアーカイブを9月30日まで公開

  山陽新聞 5万号記念ページ - 安東伸昭ブログ

  

  司会をした4名の高校生の感想が素晴らしいです。(個人的意見)

  是非、視聴ください。

  

  


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台風12号 あす先島諸島にかなり接近

2022年09月11日 | 気象情報

令和4年9月11日

台風12号 あす先島諸島にかなり接近

非常に強い台風12号は、あす12日に石垣島など先島諸島にかなり接近するでしょう。


先島諸島は八重山地方を中心に大荒れの天気で、一部の住家が倒壊するおそれもある猛烈な風の吹く所がある見込みです。

風が強まる前に頑丈な建物の中に移動するとともに、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒してください。

海上では猛烈なしけとなるでしょう。海岸付近には近づかないようにしてください。

台風の活発な雨雲がかかり、八重山地方では警報級の大雨となる見込みです。

土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。

また、八重山地方では、あす12日の朝から昼前にかけて警報級の高潮となる見込みです。

潮位が堤防を越えなくても、潮位が高い中で高波があると波が海岸堤防を越えて浸水するおそれもあります。

海岸や河口付近の低い土地では、浸水や冠水に厳重に警戒してください。

台風の動きが遅いため、先島諸島では、14日(水)にかけて、長い時間、台風の影響を受ける可能性があります。

 

 

令和4年9月9日

台風12号北上中 来週は沖縄接近で大荒れ

台風12号 強い勢力で沖縄へ

台風12号は、9日午後3時現在、フィリピンの東の海上を時速およそ15キロの速さで、北西へ進んでいます。

中心の気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は35メートルとなっています。

今後、発達しながら北上を続けて、週末から週明けは沖縄の先島諸島に接近する恐れがあります。

ただ、12日(月)頃からは予報円が大きくなり、進路が定まっていません。

15日(木)の予報円の東は沖縄本島にもかかっています。前回の台風11号同様に、沖縄付近で動きが遅くなり、影響が長引く可能性もあります。

 

 

南の海上で熱帯低気圧が次々発生

 
きょう9日正午の天気図を見ると、台風12号の東に2つの熱帯低気圧があります。
 
ひまわりで雲の様子を見ても、2つの熱帯低気圧の雲がまとまり始めています。
 
この2つの熱帯低気圧ですが、週末にかけては同じような場所に居座る見込みです。
 
その後の動きや台風まで発達するかなどは、まだはっきりしません。
 
ただ、台風12号を追いかけるように西よりに進む可能性もあります。今後の動きに注意が必要です。

   

 

 日本列島の気圧配置

    

 

令和4年9月8日

新たな台風発生 再び沖縄に進む予測

台風が南の海上で発生です。

8日、フィリピンの東の太平洋で台風12号が発生しました。

来週、また九州に近づくかもしれません。 8日午前9時、フィリピンの東で熱帯低気圧が発達し台風12号になりました。

台風は、今後、発達しながら北東に進み暴風域を伴いながら日曜日に沖縄の先島諸島に近づく見込みです。

5日後の予報円は、半径520キロと広く進路は定まっていませんが、九州に接近する 可能性もあるため今後の情報に注意してください。

 

 

令和4年9月7日

台風シーズン

 南の海上には熱帯擾乱 動向次第で来週にかけて再び荒天の可能性あり

日本海を進む台風11号は、きょう6日夜までに温帯低気圧に変わる予想です。

低気圧に変わっても、北海道付近では強風に注意が必要です。

今まさに台風シーズンです。

来週にかけて、熱帯擾乱(じょうらん)の動向によっては荒天の可能性があります。

 

●日本海を進む台風11号 きょう6日夜までに温帯低気圧に変わる予想

きょう6日、雲の様子をみると、日本海に台風11号の雲が広がっています。

台風11号の北西側には雲がなく、北西から寒気が入り始めていることがわかります。

台風11号は、きょう6日夜までに、温帯低気圧に変わるでしょう。

今後、台風または台風から変わる低気圧が、日本海を北東へ進み、あす7日にかけて、北海道付近では風が強く吹く見込みです。

強風に注意が必要です。

 

●今まさに台風シーズン 南の海上に熱帯擾乱の雲 影響を受ける可能性も

南の海上に目を転ずると、今まさに台風シーズンであることがわかります。

日本の南に発達した雲の塊があります。

反時計回りの低気圧性の風の流れがあり、気象庁の天気図では、熱帯低気圧を解析しています。

南鳥島近海には、特に発達した雲ではありませんが、少し雲が渦を巻いています。

この上空には寒気が流れ込んでおり、地上では低気圧を解析しています。

これらの熱帯低気圧や低気圧が、今後、台風になるかはまだわからず、動向も定まっていません。

ですが、今後、南の海上の熱帯擾乱の動向次第で、荒天になる可能性があります。

来週にかけて、本州付近には太平洋高気圧の縁をまわって南または南東から暖かく湿った空気が流れ込みやすいでしょう。

雲が広がる所が多く、雨が降ることもある見込みです。

台風など、熱帯擾乱の影響を受ける可能性もありますので、最新の気象情報をご確認ください。

   

 

●今年の台風シーズン 長引く可能性も

9月の台風発生は、平年では5.0個で、8月の5.7個に次いで年間で多い月です。

今まさに台風シーズンで、今年は、ラニーニャ現象などの影響で、台風シーズンは10月中旬頃まで長く続く可能性があります。

日本に比較的近い所で発生しやすく、影響が出やすいというのも今年の台風の特徴です。

 

●日ごろから台風への備えを

台風に、日ごろから備えておくことが大切です。

雨どいや側溝などの掃除をして、水はけをよくしておきましょう。

落ち葉などで側溝がたまって水が流れないと、道路が冠水する原因になります。

ハザードマップで、家の周辺で浸水の可能性がある場所や土砂災害の危険性の高い場所を把握したり、

避難場所の確認もしたりしておきましょう。

ハザードマップは、国土交通省や各自治体のホームぺージなど、

インターネットからも入手することが可能です。

 

 

 

 


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電力不足 2022年は初の注意報や警報も発令

2022年09月11日 | 情報

令和4年9月11日

2022年は初の注意報や警報も発令

 日本でなぜ「電力ひっ迫」が起きている? 実は今冬も危ない可能性

 

2022年、日本は電力不足が問題となっている。

東京電力管内では、3月に電力需給ひっ迫の「警報」、6月には「注意報」が初めて発令され、政府が節電を呼び掛けることもあった。

オフィスや商業施設などの協力もあり、大規模停電のようなことは避けられたが、なぜ、電力が足りないのか。

経済産業省・資源エネルギー庁への取材を通じて、背景や今後を解説する。

 

予備率と「警報」「注意報」の関係性

最初にお伝えしたいのは、冒頭で触れた「電力需給ひっ迫警報・注意報」についてだ。

これらは電力不足による大規模停電などを防ぐことを目的に、資源エネルギー庁が発令する。

発令の基準は電力の供給力の余裕を数値化した「予備率」で、

5%を下回るときに注意報が、

3%を下回るときに警報が発令される。

大規模停電を招かないためには最低でも3%を確保しなければならないということから、3月は危なかったことになる。

これだと、電力を使いすぎているの?と思うかもしれないが、そうともいいきれない。

国の総合エネルギー統計によると、日本の電力最終消費(実際に消費された電力)は、

2010年度の1兆354億kWhから、2020年度には9135億kWhにまで減少した。

これだけで結論は出せないが、電力をむやみに使ったようにも思えない。

  ※kWh=使用電力×時間の計算式で導き出される

それではなぜ、2022年は3月や6月にひっ迫することになったのか。実は発電所の事情も絡んでくる。

 

 

季節外れの気候と発電所の補修点検が重なった

資源エネルギー庁によると、3月や6月の電力不足は

 (1)季節外れの寒さや暑さにより需要が大幅に増加したこと、

 (2)発電所の補修点検の期間と重なったこと。

このような要因が関係しているという。

どういうことかというと、2022年は3月が真冬並みの寒さ、6月は異常な猛暑となり、冷暖房などにより電力需要が増加した。

例えば、6月は東京電力管内の最大需要電力が5200万kW以上にのぼっているが、ここ数年の同時期と比べると最も高い数値だったという。

一方で発電所は電力を安定して作れるよう、定期的に補修点検をする必要がある。

その期間は出力が落ちることから、電力需要が高くなる夏(7月~8月)と冬(12月~2月)にしっかりと稼働できるよう、

それ以外の時期に進めるのが一般的だ。

こうしたことから、タイミングが悪く、異例の需要増加と補修点検とが重なり、電力不足につながったという。

このほか、3月は地震で発電所の一部が停止もしていた。

 

電力の「調整役」火力発電が減っている

さらに、火力発電をめぐる状況も関わってくる。

日本では東日本大震災以降、電力発電量の約3割を担っていた原子力発電の比率が減り、その分を火力発電が補ってきた。

そして、再生可能エネルギー(新エネルギー)も台頭してきた。

これ自体は悪いことではないが、再生可能エネルギーはクリーンな一方で、発電効率が環境に左右されやすいところがある。

例えば、太陽光発電には太陽が、風力発電には風が必要だ。

そのため、今も電力の大半は、安定している火力発電で作られているという。

ここで悩ましい問題が起きている。脱炭素化の動き、施設の老朽化、電力の販売価格の低下などで、

火力発電の維持が難しくなり、休廃止するところが出てきているという。

国の調査によると、近年でも200万~400万kWの火力発電が廃止されているとのこと。

数字だとピンとこないかもしれないが、例えば、東京電力管内の夏の最大需要電力は5500万kWほどだという。

この需要の数%分を補える電力がなくなっていると考えると、影響の大きさが分かる。

電力会社も民間企業なので、発電コストの採算は考えなければならないが、その一方で「調整役」とも言える火力発電が減ってしまっている。

ここも電力不足が起きている要因だという。

 

 

実は冬が危ない!?対策はあるのか

ここまでは電力不足の背景を解説してきたが、資源エネルギー庁によると、実は2022年度の冬が危険な状態だと言われているという。

一体なぜか。担当者に詳しく聞いてみた。

――電力の予備率が3%必要なのはなぜ?

安定供給に最低限必要なラインとして基準にしています。

3%あれば大停電を防ぐことができると考えていますが、需要が大きく変わることもあり得るし、大規模な電源が複数発電が落ちることもあり得ます。

そのため、5%で注意報、3%で警報とお伝えしています。

――2022年度の冬の電力が危ないのはなぜ?

2022年度の冬は厳しい見通しで、予備率は今年6月時点では、

2023年1月に東北・東京管内で1.5%、西日本管内で1.9%、2月は東北・東京管内で1.6%、西日本管内で3.4%となる見通しでした。

  ※キーワード:ラニーニャ現象

これは火力発電の供給力が減少していることが影響しています。設備の休廃止などにより、2022年度は供給力が底にあたる状況です。

 

―気温差は電力の需要には影響するの?

冷暖房の需要などが効いてきます。

例えば、東京電力管内では、気温が約1℃高くなると約150万kWの需要が増えるといわれています。

仮に需要全体が5000万kWだったとすると、1℃で予備率も3%ほど変わってくる。

それだけ気温に影響されるということです。

電力は調整や貯蔵が難しいもの

―冬に向けた対策は?改善はできるの?

供給力の確保に向けた公募を行っているところです。

これにより休止している火力発電所を再稼働させることで、予備率も1月の東京エリアは3~4%に、西日本エリアは4~5%に改善すると考えております。

2023年度は、新設火力の運転開始などに伴い、供給力が増加に転じる見通しです。

 

―電力の前もった発電、貯蔵はできないの?

電力は需要と供給のバランスが乱れると、周波数や電圧も乱れるという特性があります。

需要が供給を大きく上回ったり、その逆でも停電が発生する要因になるのです。

電力の貯蔵については、揚水発電(余裕がある時に上部のダムに水をくみ上げ、

不足時に水を流して発電機を回す方法)や蓄電池の活用などがあるので、こうした取り組みの強化を目指しています。

 

―家庭での節電は、電力ひっ迫を改善する効果はあるの?

一般のご家庭の節電がどれだけ効果があるかを示すのは難しいですが、

多くのご協力をいただけるのであれば効果が出てくるのではないかと考えてはおります。

岸田首相は2022年8月、原子力規制委員会の審査に合格しているものの、稼働に至っていない原発7基について、

新たに2023年の夏以降に再稼働を目指す方針を示している。

昨今、季節外れの暑さや寒さが珍しくなくなってきている日本において、火力発電、原子力発電、再生エネルギー発電の扱いをどうしていくのか。

電力の今後が注目される。

 


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