真庭市 デジタル地域通貨スタート
スマホアプリで決済 ポイント付与
真庭市は5日、デジタル地域通貨「まにこいん」のサービスを開始した。
真庭商工会や中国銀行、トマト銀行などとの連携事業。
スマートフォンを使って同市内の商業、観光施設などでキャッシュレス決済が利用でき、支払金額の1%をポイント(1ポイント1円分)として付与する。
2月末までは、キャンペーンとしてさらに20%(上限5千円)のポイントが還元される。
スマホに専用アプリをダウンロードし、市内外のセブン銀行ATMをはじめ、真庭市役所やトマト銀行の久世、蒜山支店に設けた専用チャージ機から現金(最大10万円)を入金する。
決済が可能な店舗は現在約80店舗。
店頭に置かれたQRコードをアプリで読み取り、自身で金額を入力して代金を支払う。
市役所1階でオープンイベントがあった。
太田昇市長がチャージ機で入金し、市内の加盟店が設けた特設ブースで特産品を決済、購入した。
太田市長は「スムーズで効率的に使えた。還元ポイントも割高なので市外の方にも利便性がよく、
経済循環を高めるため普及させたい」と話した。
当面はテスト期間として加盟店やチャージ機を順次増やす。
4月以降に本格稼働させ、入金上限額の引き上げや銀行口座チャージも可能とし、
各種証明書交付の手数料や税納付、施設使用料の支払いも対象に加える。