令和3年12月1日
20年国勢調査確定値発表
岡山県は、人口減と少子高齢化鮮明になる。
岡山県は30日、2020年国勢調査(10月1日現在)の確定値を発表した。
県の総人口は15年の前回調査比1・7%減の188万8432人。3回連続の減少で、マイナス幅は前回より0・5ポイント拡大した。
14歳以下が7・5%、15~64歳が6・0%の減少となる一方、65歳以上は3・2%増加し、人口減と少子高齢化が一層鮮明になっている。
性別は男90万8045人(前回比1・5%減)、女98万387人(同1・9%減)で、
年齢区分では0~14歳が22万9352人、15~64歳が103万2394人、65歳以上が55万7991人。
核家族の増加などで世帯数は3・7%増の80万1409世帯、1世帯当たりの人数は0・1人減の2・4人となった。
市町村別では、県中北部などの23市町村が減少し、マイナス幅の最大は美咲町の9・6%。次いで高梁市が9・4%、笠岡市と吉備中央町が8・9%だった。
減少数では笠岡市(4480人)と玉野市(4205人)が4千人、津山市(3809人)など4市が3千人を超えた。
増加は、岡山、総社、早島、里庄の4市町で、増加率が最も高かったのは総社市の3・3%。岡山市は0・7%のプラスとなったものの、
伸び率は前回(1・4%)より鈍化し、南区ではマイナスに転じた。
一方、確定値を基にした県議の選挙区別定数配分をシミュレーションすると、岡山市北区・加賀郡(定数8)と同市南区(同4)は1増、備前市・和気郡(同2)と笠岡市(同2)は1減となった。
公選法は定数配分を見直すかどうかを議会に委ねており、23年春の次期県議選に向け、今回の結果も踏まえた議論が進む見通しだ。
また岡山を含む15都県の衆院小選挙区では、「1票の格差」の是正のため「10増10減」の定数見直しが行われることが確実な情勢となった。
岡山は5から4となり、新しい区割りは来年6月ごろまでに示される予定。
山陽新聞(2021.12.1)
20年国勢調査確定値発表
岡山県は、人口減と少子高齢化鮮明になる。
岡山県は30日、2020年国勢調査(10月1日現在)の確定値を発表した。
県の総人口は15年の前回調査比1・7%減の188万8432人。3回連続の減少で、マイナス幅は前回より0・5ポイント拡大した。
14歳以下が7・5%、15~64歳が6・0%の減少となる一方、65歳以上は3・2%増加し、人口減と少子高齢化が一層鮮明になっている。
性別は男90万8045人(前回比1・5%減)、女98万387人(同1・9%減)で、
年齢区分では0~14歳が22万9352人、15~64歳が103万2394人、65歳以上が55万7991人。
核家族の増加などで世帯数は3・7%増の80万1409世帯、1世帯当たりの人数は0・1人減の2・4人となった。
市町村別では、県中北部などの23市町村が減少し、マイナス幅の最大は美咲町の9・6%。次いで高梁市が9・4%、笠岡市と吉備中央町が8・9%だった。
減少数では笠岡市(4480人)と玉野市(4205人)が4千人、津山市(3809人)など4市が3千人を超えた。
増加は、岡山、総社、早島、里庄の4市町で、増加率が最も高かったのは総社市の3・3%。岡山市は0・7%のプラスとなったものの、
伸び率は前回(1・4%)より鈍化し、南区ではマイナスに転じた。
一方、確定値を基にした県議の選挙区別定数配分をシミュレーションすると、岡山市北区・加賀郡(定数8)と同市南区(同4)は1増、備前市・和気郡(同2)と笠岡市(同2)は1減となった。
公選法は定数配分を見直すかどうかを議会に委ねており、23年春の次期県議選に向け、今回の結果も踏まえた議論が進む見通しだ。
また岡山を含む15都県の衆院小選挙区では、「1票の格差」の是正のため「10増10減」の定数見直しが行われることが確実な情勢となった。
岡山は5から4となり、新しい区割りは来年6月ごろまでに示される予定。
山陽新聞(2021.12.1)