今日は表などに数値が入力されてる場合、割合を指定した部分に位置している数値を表す関数を紹介してみますね・・・
この関数は、たとえば入試などで上位15%を合格者ラインとする時などに利用出来ます。
例えば、下の図の場合・・・
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この関数は、たとえば入試などで上位15%を合格者ラインとする時などに利用出来ます。
- =PERCENTILE(セル範囲,率)
※ セル範囲の値の中から、指定した割合の位置にある数値を求める関数です。
指定した割合の位置に数値が存在しない場合は、前後の値から適切な値を計算します。
読み方 パーセンタイル
率は 0 ~ 1 の範囲で、目的の百分位の値を指定します
例えば、下の図の場合・・・
- セルA1からセルC6に表があります
- セルB9に上位30%に位置する数字を表示させたい訳です
- セルB10には下位7%に位置する数値を表示させたい訳です
- さらに、C列には上位30%以上にはAランク、下位7%以下はCランク、それ以外の人はBランクとランク付けしたい訳です
- セルB9の上位30%に位置する数字
- 7割の位置ですから・・・=PERCENTILE(B2:B6,0.7)
- この場合、数値が存在してませんので 39 と云う値が計算されてます。
- セルB10の下位7%に位置する数字
- 7%すなわち0.07の割合ですから・・・=PERCENTILE(B2:B6,0.07)
- この場合も、ずばりの位置に数値が存在しませんから 28.56 と云う数字が計算されてます。
- いよいよ、C列にランク付けをします
- セルC6に数式IF関数を使い、セルB6の数字が上位30%の 39 (セルB9の数式)より大きい場合 A と評価・・・
=IF(B6>PERCENTILE(B2:B6,0.7),"A",偽の場合) - (1)と違い、セルB6の数字が下位7%の 28.56 (セルB10の数式)より小さい場合 C と評価し、それ以外の場合は B と評価・・・
=IF(B6<PERCETILE(B2:B6,0.07),"C","B") - この数式を(1)の“偽の場合”の部分にはめ込みます・・・
=IF(B6>PERCENTILE(B2:B6,0.7),"A",IF(B6<PERCETILE(B2:B6,0.07),"C","B")) - C列にドラグする場合には、絶対参照の $ をセルの前に着けないとセル番号が変わってしまいますので注意して下さい。
- これでC列にランク付けが出来ました。
- セルC6に数式IF関数を使い、セルB6の数字が上位30%の 39 (セルB9の数式)より大きい場合 A と評価・・・
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