新しく作ったメガネ・・・未だに違和感があるんです・・・
確かに、遠くは以前の眼鏡より見えるのですが、
部屋の中で少し横を見ようとする時や洗面所で鏡を見る時・・・どうも、見にくいんですね
家の中では、以前の眼鏡の方が楽な気がします。
遠くが見えるということは、レンズの度が強くなっているということなんで
それで近くが見にくいんでしょうが・・・
ただ、遠近メガネなので鏡を見る時には、ちゃんと焦点があってくれないと困るわけで・・・
こうして徐々に徐々にと視力も衰えてくるんでしょうか・・・いやですね・・・
ところで昨年9月にiPS細胞を使い加齢黄斑変性の移植手術の経過に関しての
記者会見で患者の状態は良好だとの発表がありましたが、
移植細胞が視力の改善に役立ったのかとの質問に慎重な答えが返ってきたようです。
まだ、これから数年かけて、実績を積み重ね実用化へ向けて進むとのことのようです。
今朝は、この件に関しての記事を転載してみようと思います。
~以下、10月12日読売新聞朝刊より抜粋~
網膜 iPS移植「経過良好」
治療効果 検証これから
昨年9月、理化学研究所(神戸市)などのチームが、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を利用して作った網膜細胞を、目の難病患者に移植する世界初の手術を行ってから1年以上が経過した。今月2日、高橋政代プロジェクトリーダーらが記者会見で、患者の70歳代女性の経過について良好と発表した。一方、治療効果については「現時点での評価は難しい」と慎重で、劇的な改善効果を望※
加齢黄斑変性 網膜中央部にある「網膜色素上皮細
胞」が、その周辺で伸びてきた異常な血管などで傷
つき、視野の中央付近がゆがんだり、暗く見えたりする。
国内には約70万人の患者がいるとされる。
手術は、神戸市の先端医療センター病院で昨年9月12日に実施。患者の病名は加齢黄斑変性※で、右目から、傷ついた細胞と異常な血管を除去し、患者のiPS細胞から作った細胞シート(縦1.3㍉、横3㍉)移植した。
患者は数年前から、注射薬による治療を受けていたが、視力は徐々に低下し、手術を受ける直前は、矯正視力で0.1前後だった。術後は、1年間注射せずに0.1前後を維持できているという。
チームは、今回の移植は治療効果よりも安全性の確認が主目的で、1年を過ぎた時点でがんを含めた重大な問題は起きていないと報告した。
安全をクリアすれば、次は治療効果へと段階は進む。患者も「明るく見えるようになり、見える範囲も広がったと感じる」と、効果について言及しているが、執刀した先端医療センター病院の栗本康夫・眼科統括部長は「効果のほとんどは、異常な血管を除去したことによるものだと思う」と指摘。異常な血管があれば、網膜の障害が続き、病変が広がる恐れがあるが、「除去して病気の勢いが止まったのだろう」と冷静に分析した。
自覚症状についても、異常な血管がなくなったことで光を感じやすくなった可能性が考えられるという。
移植した網膜が視力の改善に役立ったのかとの質問に、高橋リーダーは「そうは言えない。移植した細胞の上の視細胞がどうなっているかを検証する必要がある」と述べた。
今後3年間は毎月1回、患者を診察。新たな手術例も積み上げて安全性や治療効果の検証を続け、実用化を目指すという。
(竹内芳朗)
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