私にとって、今年は病気の当たり年であったようだ。
先週のことだが、腹を下した。まァ偶にあることなので、さして気にせず、翌日には元気になっていた。ただ、体力は若干落ちていたようだ。
それが原因ではないかと思うが、金曜日の夜くらいから体調が悪化した。その時点ではお腹からくる風邪程度にしか認識していなかった。ただ微熱で収まっていたので、週末ゆっくりしていれば大丈夫と思っていた。
ところが認識が甘かった。土曜日は終日家でゴロゴロしていたが、体調は悪くなるばかり。とにかく腹が痛い。ただし、一回一回の痛みはさほどでもない。ただその痛みが連続でくるのがキツイ。
深夜には寝るのがキツイくらいに痛みが続いた。遂に深夜、我慢できずにかかりつけの病院に電話して緊急外来を予約した。始発電車で病院にいき、痛みに耐えながらの問診が辛い。しかし、鎮痛剤を点滴されて一息つく。そのまま3時間ほど眠る。
医師によると腸炎とのこと。どうやら腸内の粘膜が炎症を起こしているらしい。どうやら、どこかで感染したらしい。多分、腹下しの後、体力が落ちていた時だと思う。
会計時に処方箋をもらったが、事務員がなぜか薬局の場所を示す地図で説明していたのをぼんやりと聞き流す。これが大失態であった。
そう、今日は日曜日。ほとんどの調剤薬局は休日でやっていない。整腸剤はもちろん、なにより鎮痛薬はすぐにでも欲しい。初めは気が付かず、寄るつもりであった薬局が閉店しているのをみて、ようやく気が付いた。
さすがに焦った。小一時間かけて戻るか、それともネットで休日営業している調剤薬局を探すか迷う。
すると灯台下暗しではないが、自宅の近くの病院のそばの薬局が営業していた。助かった、そういえば、以前はこの薬局を使っていたことを思い出しながら、無事薬を受け取る。
それにしても、歳末の忙しい時期に体調を崩したのは失態であった。実はまだ痛い。本調子には程遠いのだが、年末調整をはじめとして仕事は山積みである。止む無く弱った身体に鞭打って仕事している。
日頃、体調管理には気を付けていたつもりだが、まさかまさかの胃腸炎であった。