ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

ランペイジ

2021-12-08 11:25:00 | 映画

まだまだ分かっちゃないな。

なにがって、アメリカの怪獣映画である。観客を沸かせる要素が足りないのだよ。それは怪獣の吼え声だ。これがアメリカというかハリウッド映画には物足りない。

妙な話だが、どちらかといえばジェラシックパークのような恐竜映画の方が、まだ分かっている。多分アメリカには恐竜専門家がけっこう居るので、助言があったと思うな。ところが怪獣となると勝手が違うらしい。

あたしゃ子供の頃、必死になってゴジラの吼え声、アンギラスの叫び声、キングギドラの鳴き声を真似しようと努力したものだ。難しいんだぞ、怪獣の鳴き真似は。

ところがアメリカの怪獣ときたら、ろくに吼えず、鳴かず、ただ暴れるだけだ。怪獣の魅力ってもんを分かっちゃいない。

その点、表題の映画は巨大ゴリラの吠え声は、まァ及第点である。でも他の狼やワニは無言に過ぎる。せっかくの狼型怪獣ならば、吼え声、遠吠えなど見せ所、聴かせ所はいくらでもあろうもんだ。

ちなみにワニだって実は吼える。唸り声に近いけど、けっこう迫力あるぞ。それを何故に活かさない。アメリカはまだまだ怪獣の魅力を分かってないと確信した映画でしたよ。

ちなみにTVのCS放送で見たのですが、これは映画館の大スクリーンで楽しむべきものですね。

え?内容、シナリオ?

う~ん、忘れた。あたしゃ怪獣が暴れちゃえばそれで万事OKなんです。

コメント (4)
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