
現在もJRのバスが、この過疎の村の交通手段になっている
雨が降っている。これで、入笠へ上がろうとしていた出端を挫かれた。明日は良い天気のようだが、その後二、三日は不安定な天気が続くようで、この時期の天気の予測は難しい。しばらく様子を見るしかない。
もう少しだけ有害鳥獣の問題に触れておけば、保護に関する学問的な蓄積はあってもその真逆の駆除となると、まだまだ動物学の専門家とされる人々にあまり期待しても無理だということが一つ。
また、猟師の高齢化や減少がいつも、有害動物の増加を許してしまった原因の一つにされるが、以前は森へキノコを採りにいったらあちこちで銃声がして、怖ろしくなって逃げ帰ったという記憶がある。これだけ増えてしまった鹿やイノシシに対し、充分な方策を立てずにたくさんの駆除員を動員したら、それはそれで新たな問題を起こしはしないかという心配がある。
さらに、行政においては環境省が所管しているようだが、林野庁や厚生労働省との関係はどうなのか、保護区の指定や銃器の取り扱いについては現在のやりかたでよいのか、狩猟税は妥当なのか等々、より多くの人の広範な論議を今後に活かすことが大切だと思う。そのためにもマスコミの報道には、より「多面的な視点」を期待したい。
こんな鬱陶しい天気の日に、明るい春の光に溢れた雪の山のことを語るのは、いかにも空々しい。昨夜入魂して作ったカレーでも食べて、静かな雨の日曜日を過ごそう。ところでカレーについては、作った本人にとって、よくできたかどうかいまいちはっきりしないような気がする。スープストックをとり、ルーから自作したのだが。
時代遅れの山小屋「農協ハウス」の営業に関しましては、2月24日のブログなどを参考にしてください。お待ちしてます。