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今日の写真は昨日撮ったもの。昨日の「終日、霧の中」という雰囲気はこの写真の方が伝わるだろうと思ったが、どうしてもPCに飛んでいかない。スマホとPCの接続コードを忘れたのはこちらのミスだが、メールにしてPCに送ろうとしたが叶わなかった。およそその理由は分かったが、”日本一大きな会社”には言いたいことがいっぱいある。
利用者はPCオタクばかりではない。何かと途方にくれる人は多かろう。
東の空には青空が覗いてる。あまりアテにならない天気予報は「ところにより曇り」だとか。今日から県の企画による「誘引狙撃法によるニホンジカ捕獲」が始まる。場所は、またまた「貴婦人の丘」。この丘ほど多目的な役割を果たしてくれるところは他にない。
方法は、まだ詳細は知らされていないが、大雑把に言えば、20日ほど銃声を流し続けることにより鹿を射撃音に馴化させて、警戒感がなくなったころに実際に撃つ、ということのようだ。
これまでも様々な試みが行われてきた。電気牧柵やカプサイシンによる鹿の撃退、塩を始め疑似餌などによる誘引方法、捕獲に関しては銃、囲い罠、くくり罠と続いた。その中には効果があったかどうか曖昧なもの、あったと言うがどの程度なのか、またどのくらいの期間効果があったのか、こちらには伝わってこない場合もある。
鹿はいる。第1牧区にも30頭を越す大きな群れがいた。あそこの牧区だけはまだ、電気牧柵を落としてないにもかかわらず、それを越えてくる。9000ボルトの高圧電流が流れる電気牧柵さえ効果がないのだから、有刺鉄線などはものともしない。
そんな鹿でも、あの大型の囲い罠のゲートをくぐって中に入るということだけは、意外なほど臆病で、ものすごい勇気が要るようだ。あの囲い罠は、多い年は126頭もの鹿を獲った。しかし今年はまだ31頭でしかない。苦労と苦戦が続く。今夜から大型の囲い罠のゲートにまた監視カメラを設置することにした。
11月の19日には牧を閉じるつもりだったが、これで遅くも12月の8日までは、それができなくなった。
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