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Photo by かんと氏
ここにあるタカハシ製の100ミリ屈折望遠鏡では、残念ながら木星の表情をこんなふうに見ることはできない。こういう写真を撮るには、カメラやPCなどまだまだ種々の機材が必要で、もちろん経験や知識、それに技術、そして相当の根気が要る。氏の説明によると「左が5/15の21:45、右はその17分後です」とある。
前にも書いたが、望遠鏡で観るときは木星本体よりも、その衛星の小さな光の点に関心が行く。アーサー・C・クラークとスタンリー・キューブリック合作の映画「2001年 宇宙の旅」や、その続編「2010年 ・・・・」の影響をうけているのだろう。しかし、特にSFファンというわけではない。
クラークはキューブリックの異才を認めながらも、この映画の成功が原作者よりか映画監督の方に評価の比重が傾いている、と感じたのかも知れない。どういう事情かは分からないが「2010年 ・・・・」は別の監督が撮っている。当然と言えば当然、この監督も前作、特にキューブリックを意識していたのが、同作品のメイキング物には描かれている。余計なことを呟けば、メイキング物に関しては、「2001年 ・・・・」の方が読みごたえがあった。
面白いことにクラークは、自分のことを思い出してくれるなら「2001年 ・・・・」よりか、その晩年の作「遥かなる地球の歌声」にしてほしいと言っている。やはり「2001年 ・・・・は、その評価を映画に負う点大であると感じ、そのことをクラークは後まで引きずっていたのか・・・。
因みに愛犬HALは、同作に登場し重要な役を果たすコンピューターHALの名前から頂戴した。
昔のことを、かんとさんの木星の写真を見ながら思い出している。"One day the paine would be gone; but never the memory"//「遥かなる地球の歌声」より。
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