絵をかいたり
詩を作ったり
音楽を聞いたり
選択科目を何と登録するか 迷った頃を思い出した。
絵心や創作心、書道に作曲 湧き上がるものを感じたことがなかった。やらないことが ハッピーに思えた。
そうは言っても 選択科目なのだから 何か一つを選んで 成績の付くような具合にしなければならない。
美術 書道 消去法に乗って、残った音楽を選択した。
歌を歌ったり
作曲したり
レコード鑑賞したり
楽器も何か演奏したりしたんだろうか。そこまでは思い出せない。
「(色々)やってみたくて選択するのが大変。」こちらからしたら羨ましいような迷いを口にしてた子がいたな。
なぜだ。「わたしを離さないで」(映画)を見ていたら、突然そんなことを思い出した。
小説と 映画と 違った印象になったシーンがいくつかみられた中で
寄宿学校ヘールシャムでの 創作活動 のところは特に、違うように初めのうちは感じた。
ここに書こうと振り返ってみて、違うというよりは
内側から(小説) 外側〔周り〕から(映画) と 発信元の場所が別なのではないか、
そんなふうに書きたくなってきた。
登場人物に与えられた環境が どのようなものなのか、詳しく知ることはできない。
果たしてそれは 登場人物に限ったことなのか。
「やらないことが ハッピーに思えた。」私が 今頃 そう、考え始める。