初回で脱落してしまい、『べっぴんさん』ストーリーにとんと付いていけていないが
たまたま目に入った水曜日。大阪万博ラストスパートの会期末、9月の頃の内容だった。
その時の自分の9月を思い出した。
夏休み明け。教室では 私の夏休み、こんなでした。 みたいな、雑談授業が進んでいる。
「万博見に行ってきた人?」
先生が促すと クラスに二人、手を挙げる人がいた。
へー。ばんぱく。おおさか。かんさい。
すごーく遠くまで行ったんだなー。そんな風にびっくりしたものだった。
結婚して やはり雑談が万博をかすった時、
「(うちのクラスには万博見にいった子、)一人いたなあ。」と夫が教えてくれた。
かんさいの方の人は、クラスの半分ぐらいが見に行った。とか
いやいや殆んどの子だったよ。とか
の記憶があるのだろうか。
そんな当たり前そうなことを考えるだけでも 不思議な懐かしさに包まれる、遥かな昔。