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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」Simone, le voyage du siècle

2024-07-21 | _気な・気な_
「1974年パリ、カトリック人口が多数を占め更に男性議員ばかりのフランス国会で、シモーヌ・ヴェイユ(エルザ・ジルベルスタイン)はレイプによる悲劇や違法な中絶手術の危険性、若いシングルマザーの現状を提示して「喜んで中絶する女性はいません。中絶が悲劇だと確信するには、女性に聞けば十分です」と圧倒的反対意見をはねのけ、後に彼女の名前を冠してヴェイユ法と呼ばれる中絶法を勝ち取った。1979年には女性初の欧州議会議長に選出され、大半が男性である理事たちの猛反対の中で、「女性の権利委員会」の設置を実現。女性だけではなく、移民やエイズ患者、刑務所の囚人など弱き者たちの人権のために闘い、フランス人に最も敬愛された女性政治家。その信念を貫く不屈の意志は、かつてアウシュビッツ収容所に送られ、“死の行進”、両親と兄の死を経て、それでも生き抜いた壮絶な体験に培われたものだった-。」(映画『シモーヌ フランスに最も愛された政治家』公式サイトより)
公式サイトには「フランスの年間興行成績No1(国内映画)に輝いたシモーヌ・ヴェイユの奇跡の生涯 その誇り高き生き方に、胸が熱くなる感動の物語」とも続いていて、その人気の高さが伝わってくる。

“昔「私の巴里・パリジェンヌ」に出てきたシモーヌ・ヴェイユがVeilで え、政治家だったんだっけ?と思ったシモーヌ・ヴェイユはWeilであること(≒別人であったこと)をここで分かることができた”のシモーヌ・ヴェイユVeilさんの映画。
(原題と邦題の【語間?距離】は、程よいように感じられました。)
「私の巴里・パリジェンヌ」を引っ張り出してきて、その本を読みつつ、録画を再生しつつ、進んだ。

「私の巴里・パリジェンヌ」のあとがきによると、この本の一部は
雑誌「ミセス」に1975年連載された「フランスの女たち」が基になっているらしい。
著者は 朝吹登水子。
シモーヌ・ヴェイユ厚生大臣に朝吹登水子がインタビューしている。その中に次のような説明文があった。
「ナチ強制収容所に送られたフランスのユダヤ人約10万人のうち生還したのは2500人ほど。」(p.178)

生還したのは2500人ほど―、シモーヌはその中の一人だった。




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