■2月16日(火)午後7時から岩野谷地区で恒例の地区別懇談会が開催されました。これは、毎年この時期に、安中市が実施しているもので、一昨年、昨年の地区別懇談会の模様も当会のブログで紹介しております。
今年は2月1日(月)に、安中市松井田町坂本地区を皮切りに、2月19日(金)の後閑地区まで、市内14地区で、午後7時から1時間半程度の時間帯で、開催されました。安中市いわく、この地区別懇談会は、地区単位に市民の生の声を聞き、意見交換を通じて今後の市政運営に役立てるのが目的だということですが、今年は、市長選を2ヵ月後に控えて、ハードスケジュールで実施されました。
岩野谷地区では、岩野谷公民館2階会議室で懇談会が開催されました。岡田義弘市長ら市幹部5名と、地元住民ら20名(高橋市議含む)が参加しました。住民からは14のテーマに関して意見が相次ぎました。「その1」では次のテーマの質疑について、紹介します。
1)市内巡回バス・介護タクシーについて
2)安中高校跡地利活用について
3)碓氷病院改革について
4)岩野谷地区サンパイ計画について
■懇談会の質疑応答の模様は、次に掲げてあります
まず、安中市からの地区別懇談会の開催案内を見てみましょう。
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地区別懇談会を開催します
市では、市民の皆さんに密着した行政運営を行うため、昨年同様に地区別懇談会を開催します。
今後の地域づくりや日常生活で感じていることなどについて、皆さんの地域に密着した生の声を聞かせていただき、今後の市行政の運営に活かしたいと思います。事前の予約などは必要ありません。会場に直接お越しください。多数の皆さんの参加をお待ちしています。
また、特定のテーマに関する懇談会ではありません。日頃、感じていることを市長に直接お話しください。
日程は次のとおりで、時間は各会場とも午後7時開始を予定しています。
問合せ▼
本庁秘書行政課広報広聴係(電話382-1111)
日時・場所●時間は各会場とも午後7時~
月 日 地区名 会 場
2月 1日(月) 坂 本 坂本公民館
2日(火) 臼 井 臼井小学校多目的教室
3日(水) 細 野 細野ふるさとセンター
4日(木) 九十九 九十九創作館
5日(金) 松井田 松井田庁舎基幹集落センター
8日(月) 西横野 西横野定住センター
9日(火) 安 中 安中公民館
10日(水) 東横野 東横野公民館
12日(金) 磯 部 磯部公民館
15日(月) 原 市 原市公民館
16日(火) 岩野谷 岩野谷公民館
17日(水) 秋 間 秋間公民館
18日(木) 板 鼻 板鼻公民館
19日(金) 後 閑 後閑公民館
※対象地区は目安ですので、ご自分の地区以外に参加していただくことも可能です
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■平成22年2月16日(火)午後7時から岩野谷地区で地区別懇談会が開催さましれた。
<出席者> 市側5名 住民20名(市議1名含む)
【行政課長】
皆さん今晩は、本日はお疲れのところ、また足場の悪いところ地区別懇談会にお越し頂き有難うございます。本日司会進行をさせて頂きます、秘書行政課長の佐俣と申します。よろしくお願い申し上げます。それでは最初に岡田市長のほうからご挨拶を頂きます。
【岡田市長】皆様、今晩は。
【一同】今晩は。
【市長】大変雨から雪になりまして、皆様方におかれましては、寒くお出まし難いところ、ご出席を頂きまして本当に有難うございます。心から感謝と御礼を申し上げます。さて、ご案内のように合併を平成18年3月18日に、松井田町、安中市とされまして、早いもので4年があと僅かということになりました。この間、皆様にご指導を頂いて、一体感の醸成、融和に努めてきたところでありますが、まだ道半ばというところでございます。今後におきましてもご指導賜りますように、よろしくお願い申し上げます。また、この4年間のうちに、ですね、大変状況が変わってまいりました。それはテレビの問題であります。ご案内のように、今、アナログ放送でありますけども、来年の7月ですね。このアナログ放送が終了されてデジタル化に移行するということでございます。大変、この、電波障害についてですね。大変、心配を致しております。今、司会を致しております佐俣秘書行政課長が、関東通信局等々とに連絡をとりあって、皆様の不安を無いような形に何とか持って行きたいということで、補助金等々も含めて、今、地の這うような努力をさして頂いているところであります。そうした事とも含めて、皆様のお話を伺って、行政として解決、最大限の努力をしてまいりたいと考えておりまして、本年は、これまでの、地区別懇談会とはちょっと内容が異なる、そうした問題を抱えているということを、是非、心に置いて頂いて、今後もよろしくお導き、ご指導賜りますようお願い申し上げまして、ご挨拶とさして頂きます。お世話になります。
【司会】それでは本日、市の方からの出席者を紹介します。まず中澤教育長でございます。
【教育長】今晩は。中澤ですが、きょうはどうも大変お世話になります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
【司会】総務部長の鳥越でございます。
【総務部長】大変お世話になります。鳥越と申します。よろしくお願い申し上げます。
【司会】事務局ですが、広報広聴係長の反町でございます。
【事務局A】反町と申します。よろしくお願い申し上げます。
【司会】同じく、広報広聴係長の遠間でございます。
【事務局B】遠間と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
【司会】この懇談会では、皆様からいろいろなご意見を頂ければと思いますので、進行のほう、ご協力いただきまして、時間につきましては、1時間半から2時間程度と思っておりますが、ちょっと天気の様子がありまして、その辺、ご配慮頂ければと思いますけど、それでは、順番にお願いします。あの、人数もあまり無いようですので・・。順番にどなたか。
【住民A:岩野谷区長会長】順番にするの?
【司会】どちらでもいい。
【住民A】手を挙げてもいい?
【司会】ええ、どうぞ、
【参加者】手を挙げて自由にしてもいいんだよ。(笑)
1)市内巡回バス・介護タクシーについて
【住民A】市内の巡回バスの件なんですけど、いま高崎市ではどこに行っても200円ということでグルリンが出てますよね。で、安中市についてそういうものはない。大変、お年寄りが多くなってきて、車に乗れなくなってくる、病院も行けなくなってくる。その観点から、行政としては、その辺はどうお考えですか? 聞きたい。
【市長】まあ、その事につきましてはですね。大変、あのうー・・・、行政として、憂慮いたしております。それはですね、あのう、いまタクシーやバスを運行させて頂いているんですけども、朝夕はまあ、若干は利用者があるようですけども、昼間はまことに、需要が無い。そこでですね。そのー、大変市民の皆さんから、「空気運んでいるだけじゃねえか」ってぇ声が非常に多いんですねー。そこで何とか改善しなけりゃなんねえ、こう思っております。そこで、このデマンドバス。電話で、何時に、どこへ行くっていう、こういうですね、実験をしたほうがいいと思っているんです。それで、今、バスに皆さんの税金を7千万円も投入しているんです。ですから、それが、で、そのほかタクシー券、出てますねえ。あのう、こういう両方出ているというですね、この市町村は、安中市くらいなんですねぇ。バスが出ていればタクシー券は出していない。タクシー券出していりゃあ、バスは出さねぇ。まぁあの、沼田などはですね、そのバス、あまり利用者が無いと、止めてね、やったんですねえ。ですから、この、この辺の、問題が、確かに有りゃあ安心だ、というのは理解できるんですけども、財政がどんどん、ご案内のように、一昨年の9月のリーマンブラザーズの破綻によって、ま、世界ですけども、3千兆円が消えたという。それで新年度の予算にしても63%もの税収不足なんです。あの、税収のほうはね。そういう状況を考えるとですね。もう全部、今までオープンにしてきましたけども、こういう会合を通じてですね、皆さんが、市民の皆さんがどっちを選ぶのか、それで、国も同じですけども、借金をして、予算をして、いまご指摘あったような形でしてですね。あのう、借金で予算を立てろ、それでまた、借金をしたその中から返済しているわけです。予算額はでっかくも中身が大事なんです。中身が。借金をして借金をなしている。初めの数年はいいんですよ。数年は。もう、安中市が始まって、松井田と合併してもう4年ですね。その前は、もう市になって。こうした、もう、30年ですから、もう50年から経っている。その借金の糞詰まりになっているんですね。あのう、平成18年の4月にですね、引き継いで、債務負担行為を含めて、280億円の借金が、あったんです。それを、227億円まで落としたんです。そーれで、国からですね。皆さんの税金を、使わずに、国へ行って予算を、補助金、今、補助金とは言わねぇ、交付金って言うんです。そういうものを持ってきて、ま、一例を挙げればですね。5千万円の事業を、皆さんの税金で、100%5千万円が組んであるんです。それで、岡田がハンコをつきゃあ、もう、事業は実施なんですね。そのハンコをつかなかったんです。それで、国から5千万円の事業で3千万円近く持ってきたんです。そうやって、皆さんの税金を使わずに、返済のほうへまわしてですね。それで健全経営に、してきたんです。今申し上げたように、予算は、230億円から(2)40億円ですね。280億円あるっていうことは債務超過なんです。そーれで、国も同じなんです。46兆円の税収があがったのが、37兆円きしゃああがらないんです。それであれぇします、これえします。言っているうちはいいやね、実際にこんだぁ財政回すときになって、ゆったようにや行かない。そこのところをどう、行政が皆さんの中へ入って、今までは、市民の皆さん、何か用があったら行政にきてください、こういう行政の形だったんですね。そうでなくって、行政が皆さんの中に入って、実態っていうものをつまびらかに報告して、それでどうしますか?と。こういうですね。行政にしないと、ダメなわけですねぇ。実態が。市民の皆さんが分からないわけですから。で、悪いこたぁどうしても、こっちに、後ろに置いとくわけです。なるべく、ゆいたくないから。そういう行政では、不安の無い社会、明るい、安心できる社会にゃあ、繋がらないわけですよ。ですから、このバス問題も、タクシー券も含めて、ま、相当、議論をしないと、夕張の二の舞になっちゃう。夕張の。
【住民A】タクシー券というのは、あれは一枚しか使えないわけですよね? 現在は? 自分の車に乗れないから、他へ、安中市内だけですから、例えば高崎に行った場合には、高崎に行った分だけはお金は支払いをしなけりゃならない。で、じゃあ安中市内だけで、500円以上かかった場合、2枚使っていいんかと言った場合、それは使えないんですね。現在ね。それも困るということなんですよね、年寄りに話をきくと。そのへんも含めたら、市長の方からお話のあった電話で、バス呼ぶということですか、試験的にやるというけど、それは何時ごろからやってもらえるのか。それはどこでもその形は取れるんであるのか?
【市長】こ、これは、いま、安中、これは松井田がないんですけどもね、安中は新年度になって検討しなけりゃあ、なら無いねえ。こう思っているんです。とても空っぽを、めたですね、動いているんじゃあなんとしても、もう何としても財が持ちません。ええ。それで、そうかって、じゃあデマンド型にしてですね、あのう、今請け負っていただいている会社が、今の、形の中でデマンドを実験しないと、いけないんですね。それを手のひらを返すように、あれこれ言って、めた、変えられたんじゃあ、経営者側だって人の問題もあるし。ええ。ですから、相当、掘り下げた皆さんと膝を突き合わした対話の中で、合意形成していかないと、とても持たないんですねぇー。皆さんの、各家庭の、収入が落ってるんですから。収入が落ちるっていることは、イコール、市なり県なり国の、税収も、落ちるんです。それに比例しているわけです。ま、これからまず、公正、公平な、透明性の高い、行政って言うものへ、もう、全て金庫を半開きで無くって全部あけて、金庫の中を見て下さいと、こういうふうにしないとダメなんですねぇ。それで、ぅんじゃ、行政はどういう改革改善を、してるのかって言うと、まず、こういう照明。市民の皆さん、それから団体の皆さん、企業の皆さん、こういう、皆さんが来るとこは昼休みも電気を点ける。あとは全部消しなさいと。こう言っているんです、そのう、余分な、日々の経費っていうものは厳に、まああの、ちょっと言い難いんですが、今までは全部点けっぱなし。それで、片や口を開きゃあ、CO2の削減だぁ削減だぁ、って。それで電気は点けっぱなしだ。これじゃあね。もう一度、本当の足元を、直下から治すという機運を作っていかないとダメです。染み付いた体質、体臭というものは、言葉で言うようには変えらんねえんです。相当、腹を据えた、意志をもって、あたらないと。ええ。
2)安中高校跡地利活用について
【住民B】はい。あのですね。市の財政が、まあ、非常に危機的な状況にあるという、お言葉がありましたですね?
【市長】いや危機じゃあない。
【住民B】それでね、安中高校の跡地問題。
【市長】はい?
【住民B】あれ、確か30億円近い金を注ぎ込みますよね?
【市長】いやあ・・・決まっていません。まだ。
【住民B】でもだいぶ議会のほうで、だいぶ超特急であげているやに聞いていますけども、
【市長】いえいえ。
【住民B】あれは合併特例債を投入するという話でしたよね? 合併特例債の場合は、今、市長がおっしゃる、そのなんと言いますか、借金漬けのね、市政に対して、合併特例債というのは別枠なんでしょうか? あれも借金だと思うんですけど。
【市長】あのう、借金ですけども、合併特例債はご案内のように、95の70なんです。
【住民B】ええ、いずれにしても、返さなればならないですよね?
【市長】例えば10億円ですと、5千万円が100%市費、皆さんの税金ですね。そーれで、あのう、9億5千万円の、70%は国が補償するという、こういうことです。だから、100にしますと66,5なんです。
【住民B】まあ、いずれにしても、先ほどのお話にもあったように、我々の懐から出てゆく金が、まあ、地方分権とは言いながら、国、それから地方税として市、県。ま、結局我々に皺寄せが来るわけですよね? で、言いたいのはですね、それだけ、私ども市民の懐をご心配していただいている岡田市長なんですけども、例えば、安中高校の跡地問題についても、なぜ、みんな体育館と格技場を残して、あとみんな壊して、また真ッさらにして、もう一回、その、よく理由もわからないものをね、建てられるのかと。既存の設備をですね、有効利用して、例えば伊勢崎の絣の里のような、ああいうことはできないんですか?
【市長】あのう、まずですね。小川さんが何を見て、おっしゃっているのかよくわかりませんけども。←こうして、冒頭に市民をけん制するのが常套手段
【住民B】計画書を見ました。
【市長】ありのままを、申し上げます。
【住民B】はい。
【市長】県から、打診があったこたぁ確かなんですね。それで、打診があったもんですから、各種団体の皆さんにですね。あのう、委員になっていただいて、委員になってね。
【住民B】あの、メンバーの方も全部拝見しております。
【市長】うん、それで、そこで、白紙(しらがみ)で協議していただいたんです。協議を
【住民B】まあそれは全部知っています。
【市長】まあ知ってても、それでその結論が出る前にですね。
【住民B】はい。
【市長】市議会の議員の方々と、ま、どなたが出席したか、ボカぁ知りませんけども、わかりませんけども、区長会と懇親会を、あのう、持ったんですね。
【住民B】いつですか?それ、8月?
【市長】いやあ、知りません。
【住民B】初めて聞きました。
【市長】そこで、今こういう、検討をしているんだよと、いう話が出たらしいんです。その委員になっている方が、そこにいたから。それで、議会にですね。総務部長が呼ばれて、ね? 議会になんで話をしねえんだと、こういう話になったわけです。それで、こういう話が議会からあったっちゅうから、まだ結論、答申は頂いてないんですけども、それじゃあ、みんなオープンにしたほうがいいと、いうことになった。
【住民B】ホームページ上にも意見求めていたし…
【市長】それで、まだ結論に至っていない段階で全員協議会をお願いして、申し上げたんです。それで、その、ことが、ま、一人歩き的にしているわけですね?
【住民B】そうなんですか?
【市長】それで…
【住民B】今、どうなっているんですか?
【市長】まあ、最後まで聞いてくれ。それで答申、その検討、協議会の中の答申が出ました。それで、そこで止まっている。
【住民B】えーと2月議会で決めちゃう予定だったんではないんですか?
【市長】いえいえ、そんな、誰がそんな。
【住民B】でも、総務部から、ちゃんと実行スケジュールが出ているじゃあないですか?
【市長】それは答申です。答申が、出たから、それを、その答申を、載せた、っていうだけです。
【住民B】じゃあ、具体的にはまだ真ッ更なまんまなんですね?
【市長】そういうことです。←自分が主導しているのに平然と第3者委員会のせいにしている
【住民B】そうですか、それにしては随分…
【市長】それとボクは個人的には、他の会場、あのう、地区でも申し上げたんですけども、内心、あの校舎をあの、そのまま使えないもんかなあと、内心思っている。内心は。
【住民B】誰もそう思いますけどね。
【市長】内心は。それで社会教育の拠点、教室があるわけですよ。各種いろんなグループや団体に使って頂いて、それで、生涯社会教育の拠点にできないものか、って、内心思っているんです個人的には…。
【住民B】ええ。
【市長】ただ、公の施設ですから、ね? 耐震が低いわけです。個人的にはそう思ってても、公の立場で、大丈夫だ、要は、小川さんが言うように「大丈夫だよ」ということは、言えないわけなんです。万が一という時には、岡田が辞職したくれぇじゃこっちは話がおっつきませんから。←校舎と言えば耐震不足というなら、なぜ長期間生徒を受け入れてきたのか
【住民B】耐震のほうはきちんと診断して、安いコストで補強すりゃあいいんですよ。
【市長】ですから、そういうことも含めて、協議して頂いて、それが答申として、県で、そこで止まってんです。
【住民B】そうですか。まあ、私としてはですね、お金がない安中市だから、なにも県の土地をね、そんな急いで買う必要もないですよね。数億円もかけてね。だから、なぜそんなに急ぐのかなあ、と思って見ているんですけども。パブコメは、8月のころに、あっという間にやっちゃって、私も出す暇ありませんでしたけどね。えらい急いでいるな、と思っているんですけども、実際にはまだ動いていないんですね?
【市長】まだ動いていない。
【住民B】ああそうですか、わかりました。
【市長】それが、一人歩きしているんです。
【住民B】一人歩きって言ったって。あのう、広報には出てるし、ホームページには出てるし、ね。特例債を使うって言ってるじゃないですか?
【市長】答申が出たからそれは答申ですから。載せるんは、先ほどから言っている情報公開を徹底してやることが、先ほど言ったでしょ? 金庫を半開きじゃなくて、全部開いて、皆さん見てくださいと、こういう考え方に立っていると。
【住民B】まあ、答申の諮問委員会だか、第三者委員会だかその人選についてもその課程は全く見えてこないですよね。メンバーの方は知ってますよ。リストは見ましたけどね。まあ、もっと情報公開で、バンバン、ホームページに載せたり、その、どうして、こういう方を選んだという、その過程も示したほうがいいんじゃないですか?
【市長】いや、そういうのはちょっと…。
【住民B】ホームページなら、ただみたいなもんですから。個人情報(だから出さないの)?
【市長】人選はですね、そのう、選び方というのは非常に難しいわけですよ。
【住民B】市政モニターとかいろいろあるじゃないですか。なにも、…。
【市長】市政モニターは募集しています。
【住民B】だからそういう人を、むしろ市民の中から、ランダムにね、選んだほうがいいと思いますよ。今のままだと市の関係者だとか、OBばかりじゃないですか?
【市長】あのう、考え方も、それもひとつの考え方ですから。
【住民B】岡田市長の標榜する開かれた市政にね、なってませんよ。
【市長】うーん、まあ、小川さんに…
【住民B】透明性のこととか、いろいろおっしゃってますけど、公明、公正、透明性っておっしゃったでしょ?
【市長】もう、それ無くして、そのう、市民の皆さんの、不安感の解消は無いと思います。
【住民B】はあ、なるほど。はい。ではとりあえず、他の方。また、あとで質問させていただきます。
3)碓氷病院改革について
【司会】では、次の方。
【住民C】いいですか? 碓氷病院の関係ですけど。群大で手術後、亡くなったっていうんでいろいろありましたけれども、あれも、手術した執刀者が、それが良かったか、悪かったかって、いろいろ言われますけども、病院というのは信頼が一番と思うんですよ。そして碓氷病院にもいろいろなんと言うか、聞いたり、理解しているが、ちょっと信用ができないという感じがするんです。と言いますのは、私は眩暈がして、一度、何年か前に碓氷病院へ行ったことがあります。で、診てもらったこともあるんですけど、今、診てもらっているのは、総合病院? 公立病院を狙っていますけども、先日そこへ行ってきましたけど、富岡の綜合病院。それはまあ病気だったんですけど、まあ大したこと無いということで、地域の病院に行きなさい、ということで、個人病院へ紹介状もらって行きました。しかし、今、そういうふうに考えた場合、どっちがいいかと考えた場合、信用の置けるほうへ行っちゃうんですよ。こちらに住んで、先生も言ったけども、「碓氷病院もあるでしょう」と。「いやあります」。いいとか悪いとか、ありますけど、そういう部分で、もうすこし充実して頂きたい、というか、何の先生でもきちんと置いて、信用できる先生を、しかりした先生を置いて頂きたい、と。なんかちっと、経営のほうも危ないという話もあるけど、そういうことを言いつつ、公立病院として安中にあるわけですから、充実して頂きたい、というお願いなんですよ。
【市長】あのう、碓氷病院問題につきましては、松井田町の、あの町の中に、あの、6地区ある、松井田地区ですけれども、その、お世話になった地区別懇談会の中で、あのドッキラしたんですけど。あのう、碓氷病院の医師の給料、2百万円もぶった切って、下げたんだっちゅうではないか、と、こういう話が町の皆さん、出席した皆さんから出たわけです。ドッキリはしましたね。それば事実なんだ。合併して、そのう、医師の給料をぶった切ったんです。分かり易く言うと。ちょっと言い難いですけど。あのう、行政職の、に合わしちゃった。そうれで、平成18年の4月の24日に役所に入ったんですけどね。一番先にしてきたんです。元の給料に戻してきた。そしたら、いや、そりゃあ議会の議決が入っちゃっていると、戻せねぇと。担当の。専門にしている担当課があるんです。ああそうかい。こーんなことをしては医師がいなくなっちゃう、一挙に5人止しちゃった。5人。それで、あのう、群大に行っても、碓氷病院とは言わないね。公立病院、碓氷病院と言わない。医師の給料が安いかんねえ。ぜーんぜん、大学、群大病院の大学教授に、取り付くとこが無い。そういう、なーんでもかんでも、みんな、切りゃあいいっちゅうもんじゃねえ。何故か? 普通の4年制大学は4年で、社会に出られますよね? 医師は6年んでしょう?その上研修に、最低2年でしょ? 大学の倍やって、行政職、一般行政職並みにすりゃあ、たいげい怒って他の病院に行っちゃいますよ。それで、あの手この手で研究して、また戻したんですよ。戻してそれで、医師に当たったんだけど、はぁ、既に遅しだ。はぁ、他の病院に決めちゃった。人、土地、融資を受けて開業を踏み切って決断したんです。この二つに分かれちゃった。いかに、経営って言うものの、知らねえかっちゅうことだ。人を見て、動くようなことがなけりゃダメなわけですよ。それで、医師のですね。技術は変わりゃあしないんですよ。何故変わらないか? 最先端の医療機器が入っているわけですよ。昔みてえに聴診器で判断するわけじゃあないですから。で、そういうふうに心の無い、医師の対応をしてますから。従って、サラリーマン化していきますよね? サラリーマン。はぁ。ですから、医師に対して、患者さんとの心の触れ合いがない。医師だって、今までの丘陵から200万円も下げられりゃあ、およそ、奥さん痛かったらまた来ないのぉ、という口はきけなくならぁのぅ。そこいらの経営観念が全く無いです。ええ。では、それで、念に一度、碓氷病院の経営協議会ってぇのが開かれるんです。そこで全部乗せて、今後は引き上げたんです。自分は開業をしたと思って、患者さんに対応してもらわなきゃあ、困ります。自分が開業したと思って。それがサラリーマン、と思うから、患者さんに対して、心が伴わない。まあ、時間がかかりますけど、まあ岡田で無けりゃあできないでしょうね、碓氷病院改革。
【住民C】医者と患者って言うのは信頼関係だと思うんですよ。そうじゃないとね、じゃあどこへいくか。自分の場合は、はっきりいうと、■■■がおかしいから、行ける所へ行ってしまうんですよ。そういうね、信頼関係、これでこういうふうになるんだら、常に行ける。そういうふうにして頂きたい
【市長】もう、医者にも厳しく、今申し上げたように、自分が開業したと思ってやってくれ。2年いないんですよ、サラリーマン医師じゃあ困るわけですよ。こう言っているんですよ。はい。←毎年、定年直前のやる気いまいち職員を事務長として、碓氷病院に送りこんできたのはいったい誰?
【住民C】ちょっと先生もいないという話だ。眼科がいないという話だ。
【市長】一番大切な患者さんが多い整形が、みんな辞めちゃった。ですからね。何でもかんでもぶった切りゃあいいってもんじゃあ、ねぇんですよ。そういう行政じゃあ困るわけですよ。うーん。それで今、死力を尽くして院長以下、医師に当たっています。そしてこう言っている。あの、企業会計ですから。独立の運営ですから。そこで、医師の先生方、看護士の皆さん、それから検査部、この方々は、利益を出していただければ、収支をゼロで結構ですから。こう言ってんです。あのうー。香川県の坂…ささ、さかで・・病院ってのがあります。坂出病院で、あのう坂出(さかいで)。人口は安中市よか少なく5万人くらい、23億円の赤字があった。院長が改革して、4年で黒字に転換したんだ。じゃそれ、どうにしたかというか。もう、本当ほんとうに、この病院に来れば安心と、安らぎを感じると。こういう病院に、雰囲気に変えなきゃダメです。難しいことじゃねえ。それを誰がやるかと。いやあそうやったものをみなぶった切っていたんじゃあね、こりゃあだめなんですよ。はあん。必ず碓氷病院を、この離れた患者さんがまたこうに、坂井市民病院のようにしなけりゃなんねえ。そういぅんです。あの、もう8時には役所に行って、碓氷病院のみんなに電話で指示して、やってます。5時半までいます。それで、みんな指示を出して、先ほど申し上げた一旦染み付いた体臭を変えるっていうのは並大抵の事ではない。ダメにするには簡単。ぶった切りゃあいい。じゃあそれをダメになったものをもう一度心を蘇らすってぇのはそんな簡単じゃあない。心の問題。
4)岩野谷地区サンパイ計画について
【司会】そしたら、また違うご意見等を…。
【住民D】大谷の■■って言いますけど、まあ、大谷では先輩がいっぱい居てあれですけど、区長さんがやったあの…「やった」という言い方は無いんですが、サンパイの件でいろいろお世話をして頂いているようなんですけど、今、サイボウというサンパイの処理場があって、まあ、あれはあれで一般廃棄物の最終処分場ですから、ただ多少はどうしても足らないんでしょうがないかなと思うんですけども、いま大谷の一番上に2箇所くらい、また北向き観音の辺にあるとか、いろいろ聞くんですけど。この間、心配で、県の産業廃棄物何とかという所に行ったんですけども、区長さんとかいろいろ来ましたよ、という話を聞いたんですけど。まあこの間、安中市とすれば。ま、反対を、意見書を求めると反対になってます、ということで、市長の指示で安中市は反対だよ、というふうに聞いているんですけども、その辺で、今、いろいろあれを事前協議やる中で、合意を形成する段取りにはもうなっていて、ある程度、それは合意形成が、ある程度終わっている段階、らしいんですね。で、市に意見書を求めて、市の意見がなければというところでおいているらしいんですけど。私の知っている人の中では、合意に必要な部分の所が、まだ、何の話も聞いていないという人もいらっしゃるようだし。それを県にも言ったんですけど、県とすると、県はそんなに地元のことはよく判らないので、地元の人が必要な所の範囲内を調べて出して欲しいとか、私もそんなに仕事があるから暇じゃないんで、あのう、大体あそこは誰の畑だとかっていうのは、そういうことは聞いていますけど、そういう所に説明がないとか、後は水利権の問題とかで、水利権者に説明がないとか、っていう話だと思うんですが、その辺が、開発業者さんの、これについては、誰それの書類をもらってるとか、事前協議の合意書をもらうのが、今になって、一昨年の9月か10月と県の人に聞いたんですけども、それ以後に、合意をしたということであれば、多少はその内容をお分かりになるのであれば、多少合意したかも、よく分からないんですが、それより以前の所で皆ハンコを付いていると聞くんですね。私は大谷の中でも、昔、今の開発業者と似たような名前の人が開発する、とか、という話の中で「ハンコを押しているから、次にもその時にハンコ屋にハンコをもらったのだから私に押してくれ」というので、「それは場所が違うのだからその説明のしかたは違うでしょ」という話をしたが、そういうなかで何時ハンコを押したのか分からないものを、合意書というふうに県に上がっているらしい。今の開発するすぐ場所の隣に一軒、その半径のエリア内に住んでいる人がいて、その人も合意書が県には上がっていたらしいんですね、ただその息子さん、お父さんが亡くなったので、息子さんが、「私は反対です」というのを県に直接、葉書かなんかで出していたらしいですね。県も「あれぇ」とその人の名前で合意書が出ているし、本人の名前で反対の葉書が行ったんで、本人に直接、問い合わせをしたらしいんですね。そしたらまあ、本人は当然「反対だぁ」と電話で答えたら、「ではなんで反対ではない、合意の承諾書みたいのが上にあがっているんだろうか」と聞いたら、お母さんが「何かの会議のときにハンコをおしてもらってきた」ということで、開発業者さんも、そういうので、お母さんがもらったのと、息子さん後継者、今世帯主ですけど、その人が反対というのが両方上がってしまった。そういうズレもあるらしいので、その辺少し、安中市としても、まあ、あの、反対は反対だというのは、私なんかも嬉しいと思うんですが、その辺をよく整理というか、地元のほうの意見も。地元には出前口座という、随分いろいろな話をして頂いている。総務課のほうの人ですよね、して頂いているようなので、それはそれで、ありがたいんですが、地元にその合意書はあるのか、これはあるんか、という事をよく調査してもらいたいんですよね。
【市長】あのですね、安中市行政が全くシッチャカメッチャカな行政を今までやってきた。分かり易く言うと。それはなぜかというと、事前協議をして、事前協議が終了すると、県の運用規定ってえのがある。法律でもなんでもない。この運用規定の20…3条かな? あるんですよ。その地元、市町村と、協定もしくは確約書の写しを提出しなさい、とね。そりゃあ法律でも何でも無いんですよ。それに基づいて、あのサイボウ環境が、市が動いたんです。動く必要は無いんです。県が許認可権限を持ってんですから。市がそんなところにですね。協定を結ぶこと自体が、履き違っているんです。行政が。滅茶苦茶行政なんです。そこをきちっとボクが言ってるんです。あの反対の意見書なんてえのは、そんなことは大したことじゃないんです。問題はその協定書、なに、業者と確約書の写しを添付しているんです。これが滅茶苦茶行政なんです。誰も、そこのところを指摘しないんですよ。分かんねえで。そんな人がですね、それで反対だぁ、反対だぁっていろんな言ってるようですけどね。もっと筋道立って、市民の皆さんに、キチーッと行政がこういやるべきで、こう現在があるんだ、こういう説明ができなきゃダメなんですよ。それで、その協定は一切結びません。県が、県民を守るのは県でしょう? 県が結べばいいじゃないですか。何ぁーんで安中市が結ぶんですか? ボクぁ、こう言っている。そんなことは、絶対結ばせちゃあならない。こう言って、もう一切安中市はこういうものには、法律をキチーッと吟味して…←住民の切実な質問や提案に対して、正面から答えられない、よほどの事情があるらしい
【住民D】たしかにあのう…
【市長】それで、あそこにできます、ここにできます、そんな惹起するようなことを、めた言ったり書いたりして、そーんなのはナンセンスですよ。まったくそれは騒がせ。
【住民】地元の私なんかは、数年前は業者がよく来ていろいろ話は、「何とか反対しねえで賛成して下さいよ」と、話は聞いていたが。ただ最近は来ないので、どこまでどうなっているのかなあというのが分からなくって。結局何も分からないから、だから先ほど言ったように、県に行ったらそういうので、ある程度事前協議が終わるとこですよ、というような話なので、それについてはなんというか、県も全然地元のことは関係ない。私なんかが心配しているだけで、安中市もいちおう協定結ばないという話だったのでいいと思うんですけども。地元でその事前協議に、まあ、法律じゃないけれど、事前協議の要綱があって、それについて、こう段階を追っている、と思うんですよね。で、開発業者も要綱があるから、それに従うものは全部やっていくという中で、開発業者が、これで全部合意書が取れましたよ、と県に出しているだけで、県もそれが全部なのか分かっていない。で、なんで、それが分からないで、開発業者のいいなりで、終わったという話になるのですか?って言ったら、県は全然分からないし、安中市に問い合わせても、それは今、反対の意見書が出ているんで、あまり動いてくれないから、県に、「じゃなくて、開発業者の言いなりでおわったということでやっているんですか?」と。私なんか、地元で聞くと何人かが、全部が反対、全部が賛成ということでもないわけなので、あまり地元でワイワイ言うと、ダメだよという先輩もいますので、あまり言いたくは無いですけど。
【市長】あのう、ひとつになっていても、安中市が協定を結びませんから、また確約書も調印しませんから。現状の今まのサイボウ環境がしたような執行じゃあできません。ご安心ください。そーれで、その、あそこにできる、こっちにもできる、そっちもできるなんて、それで地域の皆さんはつったって、心配かけてそーんなですね、ことをやっていたんだら全くナンセンスですよ、もっと安中市は、そういう協定各役所は結ばねぇんだからご安心くださいと、こうゆってですね、ちゃんとした説明するのが代表者じゃないでしょうか?
【住民D】で、県が最後に言ったのは、「開発業者に直接反対だ、とか、賛成だ、と話しに行ってくれ」というので、「バカか!」と突き返したんですけど、そのような県なので、なんというか、地元の本当に住んでいる人を考えているのじゃなくて、意見があって、説明が分からないのであれば、開発業者に言って下さいという話もあったので、それは無いんじゃないかと、帰ってきたんですけどね。
【市長】ですから本当の行政の真髄をわかってない。分かってない人が、あすこにできますよ、こっちにできますよ、こっちも予定もありますよ、と、そんなっつったって、それを皆さんにばらまいて、そういうんじゃね、何のために税金を使って、しかも補正しているんか、ということなんです。あのう、他の、所でもあるんですけども、あのー、10万、約11万平方メートル、そこの、あのう、開発、そういった開発をしたいと言って来てるんです。そこは、ベントナイト採って、もう平らで待ってえらで、約11万平米。ちょっと切れるんです。それで、そこへも、ベントナイト彫り終わったのが、へいせい16ねんなんです。それでほかの、たとえば、野菜屑、食品算さですね。それから、下水道の汚泥ですね。そういうのを持ってきて対比か、造るという。これは全国展開している企業なんです、そーれで、来てるんです。一切、協定なり確約書は結びませんよと。県の許可でしょう? 県民を守るは県の責務でしょ? 安中市が、なーぜ県のタマ除けに、盾にならなくちゃならないんですか? はっきり言ってやった。みーんな市町村が盾にさせられているんですから。そーんな行政をですね。皆さんは、白紙委任しているんですよ。
【住民D】そうしたら、みんな(タマに)当たっちゃいますよね?
【市長】そう、そこの所を、しっかりとですね。皆さん、選挙のたび、いろいろ選挙があるけども、ルソーはこう言っている。フランスの哲学者のルソー。「市民が自由なのは、議員が解散になって、次の、決まる、選挙で、投票で決まる、その間だけが、自由で、議員が決まった途端に奴隷同然に帰してしまう」と、こう言っているんです。ルソーはこう言ってるんです。ええ。あそこにもサンパイができそうですよ。ここにもできる。ここも予定があります。そうやって惹起して、そうでなくって法律はこうなんだけど、安中市はこうやっていますよ。協定書をなーぜ安中市が結ばなくちゃならねぇんのか。私が結ばさせませんから。こういうですね、行政が分かる。だからそう言わなくちゃならない。分からないから、あそこでも、ここでも予定がありますよ、と、言ったって、それで皆さんを悩ましている。はい。
【住民E】そうすれば今あれかね。今話をした、このまんまでいけば大谷に。今二箇所(サンパイ場計画)があるんだけど、大谷っつーか、岩野谷にね。あと3箇所できるっていう話がこのままで行けば、できるんだ、という話になっているんだいね。今ね。今んところ。
【市長】だからそれは、行政を…
【住民E】反対しなけりゃ…
【市長】それは行政を全く知らねぇ人の言い方で、惹起しているだけ。
【住民E】はぁ、やはり悪い水が岩井川に流れるという、この辺の人がそういう話を出しているんだけぇれども。
【市長】だから、それは、全く行政を知らねぇ人の話だよ。そーんなことを言ってですね。心配かけるなってぇのはこれは問題ですよ。ええ。
【住民A】いいですか? 関連のことなんだけど、先日新聞に群馬版に、高崎市のことが出ていましたよね? 吉井の件が。あれが地元の了解が得られないので高崎市としては、意見書の提出はしません、というのが出ていましたが、安中市に対してはそういうのが来てますか?
【市長】来てます。来たって、今申し上げた理由を付けて、安中市は提出しません。はっきり言っています。
【住民A】そうすると、現在で行くと、このまま行くと、あと3箇所のサンパイについてはできないということで、そういう理解していいわけですね?
【市長】県が、先ほど申し上げた…
【住民A】県がね。
【市長】県が協定な確約書を結べば別ですよ。
【住民A】県のほうでね?
【市長】ええ、安中市は結びません。
【住民A】反対は反対で、声を上げればいいんだよね?。
【市長】反対とですね。協定書を結ぶ、ということは雲泥の差なんです。反対なんかいくらしたって、こりゃあダメなんです。法律に則って、進めて行きゃあダメなんです。ですから協定書、確約書。このどっちかを県は安中市と業者と結びなさい、と言って来ているわけです。なぜ安中市がそんな盾にならなくちゃあいけないのか? 県民のことは県でしょう? 県が判断するのは当然じゃないですか。こう言っている。だから県は今、困っている。これが、市町村行政の、精神なんです。その行政の根幹が分からねぇで、めーた、そこにあそこに予定がある、ここにも予定が、と。そういった事を言っているのでは、皆さん、これは全く恥しい話です。
>>その2に続く
今年は2月1日(月)に、安中市松井田町坂本地区を皮切りに、2月19日(金)の後閑地区まで、市内14地区で、午後7時から1時間半程度の時間帯で、開催されました。安中市いわく、この地区別懇談会は、地区単位に市民の生の声を聞き、意見交換を通じて今後の市政運営に役立てるのが目的だということですが、今年は、市長選を2ヵ月後に控えて、ハードスケジュールで実施されました。
岩野谷地区では、岩野谷公民館2階会議室で懇談会が開催されました。岡田義弘市長ら市幹部5名と、地元住民ら20名(高橋市議含む)が参加しました。住民からは14のテーマに関して意見が相次ぎました。「その1」では次のテーマの質疑について、紹介します。
1)市内巡回バス・介護タクシーについて
2)安中高校跡地利活用について
3)碓氷病院改革について
4)岩野谷地区サンパイ計画について
■懇談会の質疑応答の模様は、次に掲げてあります
まず、安中市からの地区別懇談会の開催案内を見てみましょう。
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地区別懇談会を開催します
市では、市民の皆さんに密着した行政運営を行うため、昨年同様に地区別懇談会を開催します。
今後の地域づくりや日常生活で感じていることなどについて、皆さんの地域に密着した生の声を聞かせていただき、今後の市行政の運営に活かしたいと思います。事前の予約などは必要ありません。会場に直接お越しください。多数の皆さんの参加をお待ちしています。
また、特定のテーマに関する懇談会ではありません。日頃、感じていることを市長に直接お話しください。
日程は次のとおりで、時間は各会場とも午後7時開始を予定しています。
問合せ▼
本庁秘書行政課広報広聴係(電話382-1111)
日時・場所●時間は各会場とも午後7時~
月 日 地区名 会 場
2月 1日(月) 坂 本 坂本公民館
2日(火) 臼 井 臼井小学校多目的教室
3日(水) 細 野 細野ふるさとセンター
4日(木) 九十九 九十九創作館
5日(金) 松井田 松井田庁舎基幹集落センター
8日(月) 西横野 西横野定住センター
9日(火) 安 中 安中公民館
10日(水) 東横野 東横野公民館
12日(金) 磯 部 磯部公民館
15日(月) 原 市 原市公民館
16日(火) 岩野谷 岩野谷公民館
17日(水) 秋 間 秋間公民館
18日(木) 板 鼻 板鼻公民館
19日(金) 後 閑 後閑公民館
※対象地区は目安ですので、ご自分の地区以外に参加していただくことも可能です
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■平成22年2月16日(火)午後7時から岩野谷地区で地区別懇談会が開催さましれた。
<出席者> 市側5名 住民20名(市議1名含む)
【行政課長】
皆さん今晩は、本日はお疲れのところ、また足場の悪いところ地区別懇談会にお越し頂き有難うございます。本日司会進行をさせて頂きます、秘書行政課長の佐俣と申します。よろしくお願い申し上げます。それでは最初に岡田市長のほうからご挨拶を頂きます。
【岡田市長】皆様、今晩は。
【一同】今晩は。
【市長】大変雨から雪になりまして、皆様方におかれましては、寒くお出まし難いところ、ご出席を頂きまして本当に有難うございます。心から感謝と御礼を申し上げます。さて、ご案内のように合併を平成18年3月18日に、松井田町、安中市とされまして、早いもので4年があと僅かということになりました。この間、皆様にご指導を頂いて、一体感の醸成、融和に努めてきたところでありますが、まだ道半ばというところでございます。今後におきましてもご指導賜りますように、よろしくお願い申し上げます。また、この4年間のうちに、ですね、大変状況が変わってまいりました。それはテレビの問題であります。ご案内のように、今、アナログ放送でありますけども、来年の7月ですね。このアナログ放送が終了されてデジタル化に移行するということでございます。大変、この、電波障害についてですね。大変、心配を致しております。今、司会を致しております佐俣秘書行政課長が、関東通信局等々とに連絡をとりあって、皆様の不安を無いような形に何とか持って行きたいということで、補助金等々も含めて、今、地の這うような努力をさして頂いているところであります。そうした事とも含めて、皆様のお話を伺って、行政として解決、最大限の努力をしてまいりたいと考えておりまして、本年は、これまでの、地区別懇談会とはちょっと内容が異なる、そうした問題を抱えているということを、是非、心に置いて頂いて、今後もよろしくお導き、ご指導賜りますようお願い申し上げまして、ご挨拶とさして頂きます。お世話になります。
【司会】それでは本日、市の方からの出席者を紹介します。まず中澤教育長でございます。
【教育長】今晩は。中澤ですが、きょうはどうも大変お世話になります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
【司会】総務部長の鳥越でございます。
【総務部長】大変お世話になります。鳥越と申します。よろしくお願い申し上げます。
【司会】事務局ですが、広報広聴係長の反町でございます。
【事務局A】反町と申します。よろしくお願い申し上げます。
【司会】同じく、広報広聴係長の遠間でございます。
【事務局B】遠間と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
【司会】この懇談会では、皆様からいろいろなご意見を頂ければと思いますので、進行のほう、ご協力いただきまして、時間につきましては、1時間半から2時間程度と思っておりますが、ちょっと天気の様子がありまして、その辺、ご配慮頂ければと思いますけど、それでは、順番にお願いします。あの、人数もあまり無いようですので・・。順番にどなたか。
【住民A:岩野谷区長会長】順番にするの?
【司会】どちらでもいい。
【住民A】手を挙げてもいい?
【司会】ええ、どうぞ、
【参加者】手を挙げて自由にしてもいいんだよ。(笑)
1)市内巡回バス・介護タクシーについて
【住民A】市内の巡回バスの件なんですけど、いま高崎市ではどこに行っても200円ということでグルリンが出てますよね。で、安中市についてそういうものはない。大変、お年寄りが多くなってきて、車に乗れなくなってくる、病院も行けなくなってくる。その観点から、行政としては、その辺はどうお考えですか? 聞きたい。
【市長】まあ、その事につきましてはですね。大変、あのうー・・・、行政として、憂慮いたしております。それはですね、あのう、いまタクシーやバスを運行させて頂いているんですけども、朝夕はまあ、若干は利用者があるようですけども、昼間はまことに、需要が無い。そこでですね。そのー、大変市民の皆さんから、「空気運んでいるだけじゃねえか」ってぇ声が非常に多いんですねー。そこで何とか改善しなけりゃなんねえ、こう思っております。そこで、このデマンドバス。電話で、何時に、どこへ行くっていう、こういうですね、実験をしたほうがいいと思っているんです。それで、今、バスに皆さんの税金を7千万円も投入しているんです。ですから、それが、で、そのほかタクシー券、出てますねえ。あのう、こういう両方出ているというですね、この市町村は、安中市くらいなんですねぇ。バスが出ていればタクシー券は出していない。タクシー券出していりゃあ、バスは出さねぇ。まぁあの、沼田などはですね、そのバス、あまり利用者が無いと、止めてね、やったんですねえ。ですから、この、この辺の、問題が、確かに有りゃあ安心だ、というのは理解できるんですけども、財政がどんどん、ご案内のように、一昨年の9月のリーマンブラザーズの破綻によって、ま、世界ですけども、3千兆円が消えたという。それで新年度の予算にしても63%もの税収不足なんです。あの、税収のほうはね。そういう状況を考えるとですね。もう全部、今までオープンにしてきましたけども、こういう会合を通じてですね、皆さんが、市民の皆さんがどっちを選ぶのか、それで、国も同じですけども、借金をして、予算をして、いまご指摘あったような形でしてですね。あのう、借金で予算を立てろ、それでまた、借金をしたその中から返済しているわけです。予算額はでっかくも中身が大事なんです。中身が。借金をして借金をなしている。初めの数年はいいんですよ。数年は。もう、安中市が始まって、松井田と合併してもう4年ですね。その前は、もう市になって。こうした、もう、30年ですから、もう50年から経っている。その借金の糞詰まりになっているんですね。あのう、平成18年の4月にですね、引き継いで、債務負担行為を含めて、280億円の借金が、あったんです。それを、227億円まで落としたんです。そーれで、国からですね。皆さんの税金を、使わずに、国へ行って予算を、補助金、今、補助金とは言わねぇ、交付金って言うんです。そういうものを持ってきて、ま、一例を挙げればですね。5千万円の事業を、皆さんの税金で、100%5千万円が組んであるんです。それで、岡田がハンコをつきゃあ、もう、事業は実施なんですね。そのハンコをつかなかったんです。それで、国から5千万円の事業で3千万円近く持ってきたんです。そうやって、皆さんの税金を使わずに、返済のほうへまわしてですね。それで健全経営に、してきたんです。今申し上げたように、予算は、230億円から(2)40億円ですね。280億円あるっていうことは債務超過なんです。そーれで、国も同じなんです。46兆円の税収があがったのが、37兆円きしゃああがらないんです。それであれぇします、これえします。言っているうちはいいやね、実際にこんだぁ財政回すときになって、ゆったようにや行かない。そこのところをどう、行政が皆さんの中へ入って、今までは、市民の皆さん、何か用があったら行政にきてください、こういう行政の形だったんですね。そうでなくって、行政が皆さんの中に入って、実態っていうものをつまびらかに報告して、それでどうしますか?と。こういうですね。行政にしないと、ダメなわけですねぇ。実態が。市民の皆さんが分からないわけですから。で、悪いこたぁどうしても、こっちに、後ろに置いとくわけです。なるべく、ゆいたくないから。そういう行政では、不安の無い社会、明るい、安心できる社会にゃあ、繋がらないわけですよ。ですから、このバス問題も、タクシー券も含めて、ま、相当、議論をしないと、夕張の二の舞になっちゃう。夕張の。
【住民A】タクシー券というのは、あれは一枚しか使えないわけですよね? 現在は? 自分の車に乗れないから、他へ、安中市内だけですから、例えば高崎に行った場合には、高崎に行った分だけはお金は支払いをしなけりゃならない。で、じゃあ安中市内だけで、500円以上かかった場合、2枚使っていいんかと言った場合、それは使えないんですね。現在ね。それも困るということなんですよね、年寄りに話をきくと。そのへんも含めたら、市長の方からお話のあった電話で、バス呼ぶということですか、試験的にやるというけど、それは何時ごろからやってもらえるのか。それはどこでもその形は取れるんであるのか?
【市長】こ、これは、いま、安中、これは松井田がないんですけどもね、安中は新年度になって検討しなけりゃあ、なら無いねえ。こう思っているんです。とても空っぽを、めたですね、動いているんじゃあなんとしても、もう何としても財が持ちません。ええ。それで、そうかって、じゃあデマンド型にしてですね、あのう、今請け負っていただいている会社が、今の、形の中でデマンドを実験しないと、いけないんですね。それを手のひらを返すように、あれこれ言って、めた、変えられたんじゃあ、経営者側だって人の問題もあるし。ええ。ですから、相当、掘り下げた皆さんと膝を突き合わした対話の中で、合意形成していかないと、とても持たないんですねぇー。皆さんの、各家庭の、収入が落ってるんですから。収入が落ちるっていることは、イコール、市なり県なり国の、税収も、落ちるんです。それに比例しているわけです。ま、これからまず、公正、公平な、透明性の高い、行政って言うものへ、もう、全て金庫を半開きで無くって全部あけて、金庫の中を見て下さいと、こういうふうにしないとダメなんですねぇ。それで、ぅんじゃ、行政はどういう改革改善を、してるのかって言うと、まず、こういう照明。市民の皆さん、それから団体の皆さん、企業の皆さん、こういう、皆さんが来るとこは昼休みも電気を点ける。あとは全部消しなさいと。こう言っているんです、そのう、余分な、日々の経費っていうものは厳に、まああの、ちょっと言い難いんですが、今までは全部点けっぱなし。それで、片や口を開きゃあ、CO2の削減だぁ削減だぁ、って。それで電気は点けっぱなしだ。これじゃあね。もう一度、本当の足元を、直下から治すという機運を作っていかないとダメです。染み付いた体質、体臭というものは、言葉で言うようには変えらんねえんです。相当、腹を据えた、意志をもって、あたらないと。ええ。
2)安中高校跡地利活用について
【住民B】はい。あのですね。市の財政が、まあ、非常に危機的な状況にあるという、お言葉がありましたですね?
【市長】いや危機じゃあない。
【住民B】それでね、安中高校の跡地問題。
【市長】はい?
【住民B】あれ、確か30億円近い金を注ぎ込みますよね?
【市長】いやあ・・・決まっていません。まだ。
【住民B】でもだいぶ議会のほうで、だいぶ超特急であげているやに聞いていますけども、
【市長】いえいえ。
【住民B】あれは合併特例債を投入するという話でしたよね? 合併特例債の場合は、今、市長がおっしゃる、そのなんと言いますか、借金漬けのね、市政に対して、合併特例債というのは別枠なんでしょうか? あれも借金だと思うんですけど。
【市長】あのう、借金ですけども、合併特例債はご案内のように、95の70なんです。
【住民B】ええ、いずれにしても、返さなればならないですよね?
【市長】例えば10億円ですと、5千万円が100%市費、皆さんの税金ですね。そーれで、あのう、9億5千万円の、70%は国が補償するという、こういうことです。だから、100にしますと66,5なんです。
【住民B】まあ、いずれにしても、先ほどのお話にもあったように、我々の懐から出てゆく金が、まあ、地方分権とは言いながら、国、それから地方税として市、県。ま、結局我々に皺寄せが来るわけですよね? で、言いたいのはですね、それだけ、私ども市民の懐をご心配していただいている岡田市長なんですけども、例えば、安中高校の跡地問題についても、なぜ、みんな体育館と格技場を残して、あとみんな壊して、また真ッさらにして、もう一回、その、よく理由もわからないものをね、建てられるのかと。既存の設備をですね、有効利用して、例えば伊勢崎の絣の里のような、ああいうことはできないんですか?
【市長】あのう、まずですね。小川さんが何を見て、おっしゃっているのかよくわかりませんけども。←こうして、冒頭に市民をけん制するのが常套手段
【住民B】計画書を見ました。
【市長】ありのままを、申し上げます。
【住民B】はい。
【市長】県から、打診があったこたぁ確かなんですね。それで、打診があったもんですから、各種団体の皆さんにですね。あのう、委員になっていただいて、委員になってね。
【住民B】あの、メンバーの方も全部拝見しております。
【市長】うん、それで、そこで、白紙(しらがみ)で協議していただいたんです。協議を
【住民B】まあそれは全部知っています。
【市長】まあ知ってても、それでその結論が出る前にですね。
【住民B】はい。
【市長】市議会の議員の方々と、ま、どなたが出席したか、ボカぁ知りませんけども、わかりませんけども、区長会と懇親会を、あのう、持ったんですね。
【住民B】いつですか?それ、8月?
【市長】いやあ、知りません。
【住民B】初めて聞きました。
【市長】そこで、今こういう、検討をしているんだよと、いう話が出たらしいんです。その委員になっている方が、そこにいたから。それで、議会にですね。総務部長が呼ばれて、ね? 議会になんで話をしねえんだと、こういう話になったわけです。それで、こういう話が議会からあったっちゅうから、まだ結論、答申は頂いてないんですけども、それじゃあ、みんなオープンにしたほうがいいと、いうことになった。
【住民B】ホームページ上にも意見求めていたし…
【市長】それで、まだ結論に至っていない段階で全員協議会をお願いして、申し上げたんです。それで、その、ことが、ま、一人歩き的にしているわけですね?
【住民B】そうなんですか?
【市長】それで…
【住民B】今、どうなっているんですか?
【市長】まあ、最後まで聞いてくれ。それで答申、その検討、協議会の中の答申が出ました。それで、そこで止まっている。
【住民B】えーと2月議会で決めちゃう予定だったんではないんですか?
【市長】いえいえ、そんな、誰がそんな。
【住民B】でも、総務部から、ちゃんと実行スケジュールが出ているじゃあないですか?
【市長】それは答申です。答申が、出たから、それを、その答申を、載せた、っていうだけです。
【住民B】じゃあ、具体的にはまだ真ッ更なまんまなんですね?
【市長】そういうことです。←自分が主導しているのに平然と第3者委員会のせいにしている
【住民B】そうですか、それにしては随分…
【市長】それとボクは個人的には、他の会場、あのう、地区でも申し上げたんですけども、内心、あの校舎をあの、そのまま使えないもんかなあと、内心思っている。内心は。
【住民B】誰もそう思いますけどね。
【市長】内心は。それで社会教育の拠点、教室があるわけですよ。各種いろんなグループや団体に使って頂いて、それで、生涯社会教育の拠点にできないものか、って、内心思っているんです個人的には…。
【住民B】ええ。
【市長】ただ、公の施設ですから、ね? 耐震が低いわけです。個人的にはそう思ってても、公の立場で、大丈夫だ、要は、小川さんが言うように「大丈夫だよ」ということは、言えないわけなんです。万が一という時には、岡田が辞職したくれぇじゃこっちは話がおっつきませんから。←校舎と言えば耐震不足というなら、なぜ長期間生徒を受け入れてきたのか
【住民B】耐震のほうはきちんと診断して、安いコストで補強すりゃあいいんですよ。
【市長】ですから、そういうことも含めて、協議して頂いて、それが答申として、県で、そこで止まってんです。
【住民B】そうですか。まあ、私としてはですね、お金がない安中市だから、なにも県の土地をね、そんな急いで買う必要もないですよね。数億円もかけてね。だから、なぜそんなに急ぐのかなあ、と思って見ているんですけども。パブコメは、8月のころに、あっという間にやっちゃって、私も出す暇ありませんでしたけどね。えらい急いでいるな、と思っているんですけども、実際にはまだ動いていないんですね?
【市長】まだ動いていない。
【住民B】ああそうですか、わかりました。
【市長】それが、一人歩きしているんです。
【住民B】一人歩きって言ったって。あのう、広報には出てるし、ホームページには出てるし、ね。特例債を使うって言ってるじゃないですか?
【市長】答申が出たからそれは答申ですから。載せるんは、先ほどから言っている情報公開を徹底してやることが、先ほど言ったでしょ? 金庫を半開きじゃなくて、全部開いて、皆さん見てくださいと、こういう考え方に立っていると。
【住民B】まあ、答申の諮問委員会だか、第三者委員会だかその人選についてもその課程は全く見えてこないですよね。メンバーの方は知ってますよ。リストは見ましたけどね。まあ、もっと情報公開で、バンバン、ホームページに載せたり、その、どうして、こういう方を選んだという、その過程も示したほうがいいんじゃないですか?
【市長】いや、そういうのはちょっと…。
【住民B】ホームページなら、ただみたいなもんですから。個人情報(だから出さないの)?
【市長】人選はですね、そのう、選び方というのは非常に難しいわけですよ。
【住民B】市政モニターとかいろいろあるじゃないですか。なにも、…。
【市長】市政モニターは募集しています。
【住民B】だからそういう人を、むしろ市民の中から、ランダムにね、選んだほうがいいと思いますよ。今のままだと市の関係者だとか、OBばかりじゃないですか?
【市長】あのう、考え方も、それもひとつの考え方ですから。
【住民B】岡田市長の標榜する開かれた市政にね、なってませんよ。
【市長】うーん、まあ、小川さんに…
【住民B】透明性のこととか、いろいろおっしゃってますけど、公明、公正、透明性っておっしゃったでしょ?
【市長】もう、それ無くして、そのう、市民の皆さんの、不安感の解消は無いと思います。
【住民B】はあ、なるほど。はい。ではとりあえず、他の方。また、あとで質問させていただきます。
3)碓氷病院改革について
【司会】では、次の方。
【住民C】いいですか? 碓氷病院の関係ですけど。群大で手術後、亡くなったっていうんでいろいろありましたけれども、あれも、手術した執刀者が、それが良かったか、悪かったかって、いろいろ言われますけども、病院というのは信頼が一番と思うんですよ。そして碓氷病院にもいろいろなんと言うか、聞いたり、理解しているが、ちょっと信用ができないという感じがするんです。と言いますのは、私は眩暈がして、一度、何年か前に碓氷病院へ行ったことがあります。で、診てもらったこともあるんですけど、今、診てもらっているのは、総合病院? 公立病院を狙っていますけども、先日そこへ行ってきましたけど、富岡の綜合病院。それはまあ病気だったんですけど、まあ大したこと無いということで、地域の病院に行きなさい、ということで、個人病院へ紹介状もらって行きました。しかし、今、そういうふうに考えた場合、どっちがいいかと考えた場合、信用の置けるほうへ行っちゃうんですよ。こちらに住んで、先生も言ったけども、「碓氷病院もあるでしょう」と。「いやあります」。いいとか悪いとか、ありますけど、そういう部分で、もうすこし充実して頂きたい、というか、何の先生でもきちんと置いて、信用できる先生を、しかりした先生を置いて頂きたい、と。なんかちっと、経営のほうも危ないという話もあるけど、そういうことを言いつつ、公立病院として安中にあるわけですから、充実して頂きたい、というお願いなんですよ。
【市長】あのう、碓氷病院問題につきましては、松井田町の、あの町の中に、あの、6地区ある、松井田地区ですけれども、その、お世話になった地区別懇談会の中で、あのドッキラしたんですけど。あのう、碓氷病院の医師の給料、2百万円もぶった切って、下げたんだっちゅうではないか、と、こういう話が町の皆さん、出席した皆さんから出たわけです。ドッキリはしましたね。それば事実なんだ。合併して、そのう、医師の給料をぶった切ったんです。分かり易く言うと。ちょっと言い難いですけど。あのう、行政職の、に合わしちゃった。そうれで、平成18年の4月の24日に役所に入ったんですけどね。一番先にしてきたんです。元の給料に戻してきた。そしたら、いや、そりゃあ議会の議決が入っちゃっていると、戻せねぇと。担当の。専門にしている担当課があるんです。ああそうかい。こーんなことをしては医師がいなくなっちゃう、一挙に5人止しちゃった。5人。それで、あのう、群大に行っても、碓氷病院とは言わないね。公立病院、碓氷病院と言わない。医師の給料が安いかんねえ。ぜーんぜん、大学、群大病院の大学教授に、取り付くとこが無い。そういう、なーんでもかんでも、みんな、切りゃあいいっちゅうもんじゃねえ。何故か? 普通の4年制大学は4年で、社会に出られますよね? 医師は6年んでしょう?その上研修に、最低2年でしょ? 大学の倍やって、行政職、一般行政職並みにすりゃあ、たいげい怒って他の病院に行っちゃいますよ。それで、あの手この手で研究して、また戻したんですよ。戻してそれで、医師に当たったんだけど、はぁ、既に遅しだ。はぁ、他の病院に決めちゃった。人、土地、融資を受けて開業を踏み切って決断したんです。この二つに分かれちゃった。いかに、経営って言うものの、知らねえかっちゅうことだ。人を見て、動くようなことがなけりゃダメなわけですよ。それで、医師のですね。技術は変わりゃあしないんですよ。何故変わらないか? 最先端の医療機器が入っているわけですよ。昔みてえに聴診器で判断するわけじゃあないですから。で、そういうふうに心の無い、医師の対応をしてますから。従って、サラリーマン化していきますよね? サラリーマン。はぁ。ですから、医師に対して、患者さんとの心の触れ合いがない。医師だって、今までの丘陵から200万円も下げられりゃあ、およそ、奥さん痛かったらまた来ないのぉ、という口はきけなくならぁのぅ。そこいらの経営観念が全く無いです。ええ。では、それで、念に一度、碓氷病院の経営協議会ってぇのが開かれるんです。そこで全部乗せて、今後は引き上げたんです。自分は開業をしたと思って、患者さんに対応してもらわなきゃあ、困ります。自分が開業したと思って。それがサラリーマン、と思うから、患者さんに対して、心が伴わない。まあ、時間がかかりますけど、まあ岡田で無けりゃあできないでしょうね、碓氷病院改革。
【住民C】医者と患者って言うのは信頼関係だと思うんですよ。そうじゃないとね、じゃあどこへいくか。自分の場合は、はっきりいうと、■■■がおかしいから、行ける所へ行ってしまうんですよ。そういうね、信頼関係、これでこういうふうになるんだら、常に行ける。そういうふうにして頂きたい
【市長】もう、医者にも厳しく、今申し上げたように、自分が開業したと思ってやってくれ。2年いないんですよ、サラリーマン医師じゃあ困るわけですよ。こう言っているんですよ。はい。←毎年、定年直前のやる気いまいち職員を事務長として、碓氷病院に送りこんできたのはいったい誰?
【住民C】ちょっと先生もいないという話だ。眼科がいないという話だ。
【市長】一番大切な患者さんが多い整形が、みんな辞めちゃった。ですからね。何でもかんでもぶった切りゃあいいってもんじゃあ、ねぇんですよ。そういう行政じゃあ困るわけですよ。うーん。それで今、死力を尽くして院長以下、医師に当たっています。そしてこう言っている。あの、企業会計ですから。独立の運営ですから。そこで、医師の先生方、看護士の皆さん、それから検査部、この方々は、利益を出していただければ、収支をゼロで結構ですから。こう言ってんです。あのうー。香川県の坂…ささ、さかで・・病院ってのがあります。坂出病院で、あのう坂出(さかいで)。人口は安中市よか少なく5万人くらい、23億円の赤字があった。院長が改革して、4年で黒字に転換したんだ。じゃそれ、どうにしたかというか。もう、本当ほんとうに、この病院に来れば安心と、安らぎを感じると。こういう病院に、雰囲気に変えなきゃダメです。難しいことじゃねえ。それを誰がやるかと。いやあそうやったものをみなぶった切っていたんじゃあね、こりゃあだめなんですよ。はあん。必ず碓氷病院を、この離れた患者さんがまたこうに、坂井市民病院のようにしなけりゃなんねえ。そういぅんです。あの、もう8時には役所に行って、碓氷病院のみんなに電話で指示して、やってます。5時半までいます。それで、みんな指示を出して、先ほど申し上げた一旦染み付いた体臭を変えるっていうのは並大抵の事ではない。ダメにするには簡単。ぶった切りゃあいい。じゃあそれをダメになったものをもう一度心を蘇らすってぇのはそんな簡単じゃあない。心の問題。
4)岩野谷地区サンパイ計画について
【司会】そしたら、また違うご意見等を…。
【住民D】大谷の■■って言いますけど、まあ、大谷では先輩がいっぱい居てあれですけど、区長さんがやったあの…「やった」という言い方は無いんですが、サンパイの件でいろいろお世話をして頂いているようなんですけど、今、サイボウというサンパイの処理場があって、まあ、あれはあれで一般廃棄物の最終処分場ですから、ただ多少はどうしても足らないんでしょうがないかなと思うんですけども、いま大谷の一番上に2箇所くらい、また北向き観音の辺にあるとか、いろいろ聞くんですけど。この間、心配で、県の産業廃棄物何とかという所に行ったんですけども、区長さんとかいろいろ来ましたよ、という話を聞いたんですけど。まあこの間、安中市とすれば。ま、反対を、意見書を求めると反対になってます、ということで、市長の指示で安中市は反対だよ、というふうに聞いているんですけども、その辺で、今、いろいろあれを事前協議やる中で、合意を形成する段取りにはもうなっていて、ある程度、それは合意形成が、ある程度終わっている段階、らしいんですね。で、市に意見書を求めて、市の意見がなければというところでおいているらしいんですけど。私の知っている人の中では、合意に必要な部分の所が、まだ、何の話も聞いていないという人もいらっしゃるようだし。それを県にも言ったんですけど、県とすると、県はそんなに地元のことはよく判らないので、地元の人が必要な所の範囲内を調べて出して欲しいとか、私もそんなに仕事があるから暇じゃないんで、あのう、大体あそこは誰の畑だとかっていうのは、そういうことは聞いていますけど、そういう所に説明がないとか、後は水利権の問題とかで、水利権者に説明がないとか、っていう話だと思うんですが、その辺が、開発業者さんの、これについては、誰それの書類をもらってるとか、事前協議の合意書をもらうのが、今になって、一昨年の9月か10月と県の人に聞いたんですけども、それ以後に、合意をしたということであれば、多少はその内容をお分かりになるのであれば、多少合意したかも、よく分からないんですが、それより以前の所で皆ハンコを付いていると聞くんですね。私は大谷の中でも、昔、今の開発業者と似たような名前の人が開発する、とか、という話の中で「ハンコを押しているから、次にもその時にハンコ屋にハンコをもらったのだから私に押してくれ」というので、「それは場所が違うのだからその説明のしかたは違うでしょ」という話をしたが、そういうなかで何時ハンコを押したのか分からないものを、合意書というふうに県に上がっているらしい。今の開発するすぐ場所の隣に一軒、その半径のエリア内に住んでいる人がいて、その人も合意書が県には上がっていたらしいんですね、ただその息子さん、お父さんが亡くなったので、息子さんが、「私は反対です」というのを県に直接、葉書かなんかで出していたらしいですね。県も「あれぇ」とその人の名前で合意書が出ているし、本人の名前で反対の葉書が行ったんで、本人に直接、問い合わせをしたらしいんですね。そしたらまあ、本人は当然「反対だぁ」と電話で答えたら、「ではなんで反対ではない、合意の承諾書みたいのが上にあがっているんだろうか」と聞いたら、お母さんが「何かの会議のときにハンコをおしてもらってきた」ということで、開発業者さんも、そういうので、お母さんがもらったのと、息子さん後継者、今世帯主ですけど、その人が反対というのが両方上がってしまった。そういうズレもあるらしいので、その辺少し、安中市としても、まあ、あの、反対は反対だというのは、私なんかも嬉しいと思うんですが、その辺をよく整理というか、地元のほうの意見も。地元には出前口座という、随分いろいろな話をして頂いている。総務課のほうの人ですよね、して頂いているようなので、それはそれで、ありがたいんですが、地元にその合意書はあるのか、これはあるんか、という事をよく調査してもらいたいんですよね。
【市長】あのですね、安中市行政が全くシッチャカメッチャカな行政を今までやってきた。分かり易く言うと。それはなぜかというと、事前協議をして、事前協議が終了すると、県の運用規定ってえのがある。法律でもなんでもない。この運用規定の20…3条かな? あるんですよ。その地元、市町村と、協定もしくは確約書の写しを提出しなさい、とね。そりゃあ法律でも何でも無いんですよ。それに基づいて、あのサイボウ環境が、市が動いたんです。動く必要は無いんです。県が許認可権限を持ってんですから。市がそんなところにですね。協定を結ぶこと自体が、履き違っているんです。行政が。滅茶苦茶行政なんです。そこをきちっとボクが言ってるんです。あの反対の意見書なんてえのは、そんなことは大したことじゃないんです。問題はその協定書、なに、業者と確約書の写しを添付しているんです。これが滅茶苦茶行政なんです。誰も、そこのところを指摘しないんですよ。分かんねえで。そんな人がですね、それで反対だぁ、反対だぁっていろんな言ってるようですけどね。もっと筋道立って、市民の皆さんに、キチーッと行政がこういやるべきで、こう現在があるんだ、こういう説明ができなきゃダメなんですよ。それで、その協定は一切結びません。県が、県民を守るのは県でしょう? 県が結べばいいじゃないですか。何ぁーんで安中市が結ぶんですか? ボクぁ、こう言っている。そんなことは、絶対結ばせちゃあならない。こう言って、もう一切安中市はこういうものには、法律をキチーッと吟味して…←住民の切実な質問や提案に対して、正面から答えられない、よほどの事情があるらしい
【住民D】たしかにあのう…
【市長】それで、あそこにできます、ここにできます、そんな惹起するようなことを、めた言ったり書いたりして、そーんなのはナンセンスですよ。まったくそれは騒がせ。
【住民】地元の私なんかは、数年前は業者がよく来ていろいろ話は、「何とか反対しねえで賛成して下さいよ」と、話は聞いていたが。ただ最近は来ないので、どこまでどうなっているのかなあというのが分からなくって。結局何も分からないから、だから先ほど言ったように、県に行ったらそういうので、ある程度事前協議が終わるとこですよ、というような話なので、それについてはなんというか、県も全然地元のことは関係ない。私なんかが心配しているだけで、安中市もいちおう協定結ばないという話だったのでいいと思うんですけども。地元でその事前協議に、まあ、法律じゃないけれど、事前協議の要綱があって、それについて、こう段階を追っている、と思うんですよね。で、開発業者も要綱があるから、それに従うものは全部やっていくという中で、開発業者が、これで全部合意書が取れましたよ、と県に出しているだけで、県もそれが全部なのか分かっていない。で、なんで、それが分からないで、開発業者のいいなりで、終わったという話になるのですか?って言ったら、県は全然分からないし、安中市に問い合わせても、それは今、反対の意見書が出ているんで、あまり動いてくれないから、県に、「じゃなくて、開発業者の言いなりでおわったということでやっているんですか?」と。私なんか、地元で聞くと何人かが、全部が反対、全部が賛成ということでもないわけなので、あまり地元でワイワイ言うと、ダメだよという先輩もいますので、あまり言いたくは無いですけど。
【市長】あのう、ひとつになっていても、安中市が協定を結びませんから、また確約書も調印しませんから。現状の今まのサイボウ環境がしたような執行じゃあできません。ご安心ください。そーれで、その、あそこにできる、こっちにもできる、そっちもできるなんて、それで地域の皆さんはつったって、心配かけてそーんなですね、ことをやっていたんだら全くナンセンスですよ、もっと安中市は、そういう協定各役所は結ばねぇんだからご安心くださいと、こうゆってですね、ちゃんとした説明するのが代表者じゃないでしょうか?
【住民D】で、県が最後に言ったのは、「開発業者に直接反対だ、とか、賛成だ、と話しに行ってくれ」というので、「バカか!」と突き返したんですけど、そのような県なので、なんというか、地元の本当に住んでいる人を考えているのじゃなくて、意見があって、説明が分からないのであれば、開発業者に言って下さいという話もあったので、それは無いんじゃないかと、帰ってきたんですけどね。
【市長】ですから本当の行政の真髄をわかってない。分かってない人が、あすこにできますよ、こっちにできますよ、こっちも予定もありますよ、と、そんなっつったって、それを皆さんにばらまいて、そういうんじゃね、何のために税金を使って、しかも補正しているんか、ということなんです。あのう、他の、所でもあるんですけども、あのー、10万、約11万平方メートル、そこの、あのう、開発、そういった開発をしたいと言って来てるんです。そこは、ベントナイト採って、もう平らで待ってえらで、約11万平米。ちょっと切れるんです。それで、そこへも、ベントナイト彫り終わったのが、へいせい16ねんなんです。それでほかの、たとえば、野菜屑、食品算さですね。それから、下水道の汚泥ですね。そういうのを持ってきて対比か、造るという。これは全国展開している企業なんです、そーれで、来てるんです。一切、協定なり確約書は結びませんよと。県の許可でしょう? 県民を守るは県の責務でしょ? 安中市が、なーぜ県のタマ除けに、盾にならなくちゃならないんですか? はっきり言ってやった。みーんな市町村が盾にさせられているんですから。そーんな行政をですね。皆さんは、白紙委任しているんですよ。
【住民D】そうしたら、みんな(タマに)当たっちゃいますよね?
【市長】そう、そこの所を、しっかりとですね。皆さん、選挙のたび、いろいろ選挙があるけども、ルソーはこう言っている。フランスの哲学者のルソー。「市民が自由なのは、議員が解散になって、次の、決まる、選挙で、投票で決まる、その間だけが、自由で、議員が決まった途端に奴隷同然に帰してしまう」と、こう言っているんです。ルソーはこう言ってるんです。ええ。あそこにもサンパイができそうですよ。ここにもできる。ここも予定があります。そうやって惹起して、そうでなくって法律はこうなんだけど、安中市はこうやっていますよ。協定書をなーぜ安中市が結ばなくちゃならねぇんのか。私が結ばさせませんから。こういうですね、行政が分かる。だからそう言わなくちゃならない。分からないから、あそこでも、ここでも予定がありますよ、と、言ったって、それで皆さんを悩ましている。はい。
【住民E】そうすれば今あれかね。今話をした、このまんまでいけば大谷に。今二箇所(サンパイ場計画)があるんだけど、大谷っつーか、岩野谷にね。あと3箇所できるっていう話がこのままで行けば、できるんだ、という話になっているんだいね。今ね。今んところ。
【市長】だからそれは、行政を…
【住民E】反対しなけりゃ…
【市長】それは行政を全く知らねぇ人の言い方で、惹起しているだけ。
【住民E】はぁ、やはり悪い水が岩井川に流れるという、この辺の人がそういう話を出しているんだけぇれども。
【市長】だから、それは、全く行政を知らねぇ人の話だよ。そーんなことを言ってですね。心配かけるなってぇのはこれは問題ですよ。ええ。
【住民A】いいですか? 関連のことなんだけど、先日新聞に群馬版に、高崎市のことが出ていましたよね? 吉井の件が。あれが地元の了解が得られないので高崎市としては、意見書の提出はしません、というのが出ていましたが、安中市に対してはそういうのが来てますか?
【市長】来てます。来たって、今申し上げた理由を付けて、安中市は提出しません。はっきり言っています。
【住民A】そうすると、現在で行くと、このまま行くと、あと3箇所のサンパイについてはできないということで、そういう理解していいわけですね?
【市長】県が、先ほど申し上げた…
【住民A】県がね。
【市長】県が協定な確約書を結べば別ですよ。
【住民A】県のほうでね?
【市長】ええ、安中市は結びません。
【住民A】反対は反対で、声を上げればいいんだよね?。
【市長】反対とですね。協定書を結ぶ、ということは雲泥の差なんです。反対なんかいくらしたって、こりゃあダメなんです。法律に則って、進めて行きゃあダメなんです。ですから協定書、確約書。このどっちかを県は安中市と業者と結びなさい、と言って来ているわけです。なぜ安中市がそんな盾にならなくちゃあいけないのか? 県民のことは県でしょう? 県が判断するのは当然じゃないですか。こう言っている。だから県は今、困っている。これが、市町村行政の、精神なんです。その行政の根幹が分からねぇで、めーた、そこにあそこに予定がある、ここにも予定が、と。そういった事を言っているのでは、皆さん、これは全く恥しい話です。
>>その2に続く