■4月11日(日)投開票の安中市長選挙は、告示から4日目を過ぎて、中盤戦たけなわとなっています。市内から聞こえてくるのは、いつもの選挙期間中であれば、候補者のチラシがごっそりポストや玄関先に投げ込まれるのに、今回はまったくそうしたことがなく、一体どうなっているの?という声です。
本来、これが正常なのかもしれませんが、いつもとは勝手が違うので、市内の有権者も戸惑っているようです。この調子で、怪文書も出ずに、無難に投票日を迎えたいものですが、果たしてこれから終盤戦を迎えて、最後の票読みの過程で、名物の怪文書が出現するのかどうか、市民有権者の関心を集めることでしょう。
↑両候補の選挙用はがきのデザイン。皆さんのお宅にも届きましたか?↑
■ところで、4月7日の東京新聞に、興味深い記事が掲載されています。「安中市長選候補者に聞く」と題して、「安中市土地開発公社の巨額負債問題への対応をお聞かせください」との問いに対して、両候補が回答を寄せています。
【岡田義弘候補】
事業はすべて金融機関からの融資。市長は理事長の立場から金融機関に起債残高証明を求め、確認の責務があるが、多年にわたり怠ったのが巨額な横領事件となった。現状は年二千万円の返済が今後約九十年継続する。
【高橋由信候補】
市土地開発公社の不祥事については、群馬銀行と積極的に交渉の場を持っていきたい。行財政政改革は、事業仕分けなどの手法を含め、積極的に取り組んでいきたい。
■両候補とも、肝心の、土地開発公社51億円事件の真相解明、責任の所在明確化については触れていないのが気になります。
【ひらく会情報部】