市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

安中市長選も中盤へ…いつもと勝手が違う選挙運動

2010-04-07 23:17:00 | 安中市長選挙

■4月11日(日)投開票の安中市長選挙は、告示から4日目を過ぎて、中盤戦たけなわとなっています。市内から聞こえてくるのは、いつもの選挙期間中であれば、候補者のチラシがごっそりポストや玄関先に投げ込まれるのに、今回はまったくそうしたことがなく、一体どうなっているの?という声です。

 本来、これが正常なのかもしれませんが、いつもとは勝手が違うので、市内の有権者も戸惑っているようです。この調子で、怪文書も出ずに、無難に投票日を迎えたいものですが、果たしてこれから終盤戦を迎えて、最後の票読みの過程で、名物の怪文書が出現するのかどうか、市民有権者の関心を集めることでしょう。


両候補の選挙用はがきのデザイン。皆さんのお宅にも届きましたか?

■ところで、4月7日の東京新聞に、興味深い記事が掲載されています。「安中市長選候補者に聞く」と題して、「安中市土地開発公社の巨額負債問題への対応をお聞かせください」との問いに対して、両候補が回答を寄せています。

【岡田義弘候補】
 事業はすべて金融機関からの融資。市長は理事長の立場から金融機関に起債残高証明を求め、確認の責務があるが、多年にわたり怠ったのが巨額な横領事件となった。現状は年二千万円の返済が今後約九十年継続する。

【高橋由信候補】
 市土地開発公社の不祥事については、群馬銀行と積極的に交渉の場を持っていきたい。行財政政改革は、事業仕分けなどの手法を含め、積極的に取り組んでいきたい。

■両候補とも、肝心の、土地開発公社51億円事件の真相解明、責任の所在明確化については触れていないのが気になります。

【ひらく会情報部】

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