市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

安中市東南部に中国資本が計画中の140haメガソーラーで、5月28日に突然地元説明会開催(その2)

2016-06-03 23:56:00 | 安中市内の大規模開発計画
■このように香港在住の中国人が実質的に取り仕切る資本金1円のペーパー会社が、いちども代理人と会わないまま、また、地元にも全く足を運ばないまま、おそらく中国市場でかき集めた金を投資して土地取得をもくろむ計画に対して、驚くべきことに、事業主の代理人であるザイマックス社らの関係者はまったく疑問や懸念をもっていないのです。引き続き当日の説明会のやり取りの様子を報告します。

*****継続*****
住民A:さっき、聞いたのは、ここが全部じゃないけれど、その山を削ったときに、今まで降っている水が、集水池4か所で結局その、ゲリラ豪雨なんかが降った時に、オーバーフローした水が、その流れてきた水を、川に流れてくるわけじゃない?

オオバ:今までと同じものを、要するに流すだけ。

住民A:要するに、それを川に流されたら、まあ、河道があったり、両側に耕作地がある場合には、きちんとブロックが積んであるんだけど、反対側が山の場合には、役所はブロックは積まないんですよ。基本的に。その時にその水がダーッといったときにはどうなるんですか?

オオバ:あのう、量が増えちゃうと思われていると思うんですけれども、基本的には量は増えないんです。今よりも量は減るということです。

住民A:その降った水が遊水で止めておくという限界があるわけじゃないですか?

オオバ:いや、その限界を超えたときというのが、異常洪水ということになります。

住民A:その時はじゃあ、さっきの話にまた戻るけれど、みんな降っているから、まあしょうがないから、みんな流してしまおうということじゃないですか?

オオバ:いや、流しちゃおうということではないですよ。流れるものはやむを得ずということですね。

住民A:まあ、高いところから低いところに流れるのだけれど、それにしても量がでかいから。

オオバ:あのう、量がでかいと言われるのは、その今の現状で、水の量と、その、えーと、洪水時の水の量ということなのか?常時の水というのは・・

住民A:洪水時です。俺の言っているのは。

オオバ:洪水時の水の量で考えると、それは基本的には変わるものではない。

住民A:洪水であってもですか?それだけ溜められるということなんですか?

オオバ:その洪水時であって、あのう、あのう・・・出てくる量というのは、そのう、開発してあってもなくても同じということです。

ザイ:要は(オオバの)松本さん、こういうことですかね?えーと、そもそもが、そもそもが持っている保水力は必ずキープされるという理解でおります。で、大雨が起きた場合も、災害防止のために水を溜めると。とは言え、ものなので限界が必ずあると。であれば、限界に達するまで、ずっと溜め続けるというような考え方も一つですけれども、そうなった場合は堤体が一気に崩壊して、土石流として下流に行くので、そうでなきように、そうでないように、水を吐き出し口としてオーバーフローさせるわけですね?

住民A:いつまでも遊水を溜めていられないでしょう?量が量だから。

オオバ:当然そうですよ。

住民A:先ほど言っているのは、大ガメ(=集水池)が4つあって、その大ガメが水でいっぱいになっていてそして、今度はちょっとした小雨でもどんど出ていくでしょう、水が。もうオーバーフローしちゃっているんだから、限界があるわけですよ。どんなでっかいダムであろうと、なんであろうと。だから、その4つで、その水が今度流れていったときに、川にダーッと流れたら、それは、川はどうなってしまうのか、という話を俺は言っているんですよ。常時じゃなくて。

ザイ:川があのう、痛まないようにダムは水をためるだけじゃなくて、水をゆっくり流すためにあるんですね。

住民A:あのう、ゆっくり流すというのがどういう構造なのか、俺にはよくわからないけれど。ゆっくり流せるものなんですか?

オオバ:基本的にはですね。ゆっくり流すということになるんですよ。あのう、あのう、水がですね。雨が降りました。一気にそれが出てきちゃう。時間が、えーと、早く出てきてしまうということになれば、そうすると、それが一気に下流側河川に集中する。だから河川が崩壊する、というのが、洪水の考え方ですね。

住民A:そうですね、はい。

オオバ:それはそうだと思うんです。あのう、あのう、皆さんこちらの地域の方たちということ。あのう、都市部の洪水というのは、舗装をされてしまったりとか、そういうふうになっているので、そういうことでもって、水が一気にそこに行ってしまいます。

住民A:浸透しないんです。

オオバ:そうですね。浸透しないのと、やっぱり流れるスピードも速くて、時間が早くそこに行ってしまうので、そこで洪水が発生する。ただそれを抑えるために、この池を作って、で、えーと、何と言えばいいですかね、えー、先ほど言った、その、えー、まあ、ま、ポイントのどうしてその狭い河川ですね。岩井川の狭いところでも、流せるようにと。しかも絶えず水を流さなければならない。その量は流れている。

住民A:でも、ゆっくり水を流せるという、そんな方法はあるんですか?

住民D:ちょっといい?ちょっといい?バケツでさ、バケツでいっぺんに水を撒けるんじゃなくてね。

オオバ:あのう、バケツに穴をあけるんです。

住民D:ね。あのう、いっぱい穴が開いているバケツをパッと入れて。

オオバ:そうです、そうです。小さい穴をあけるんです。

住民D:常に流れっぱなしにしていて、小さい穴が時間をかけて流すっていう・・・

住民A:遊水じゃなくて、絶えずそれを逃がしているっていうことですかね?

オオバ:少しずつね、逃がしているんですよ。

住民A:それが全部溜めちゃったらば、それをゆっくり流すといってもなかなか難しいことですよ?で、絶えず水を逃がしておかないと。

オオバ:あのう、そう、そういうものですよ。ですから、小さな穴、小さな穴といっても、そんなにね、ものすごい小さな穴じゃないですけど、穴をあけておいて水が流れていく。そこに大雨が降ってくるから、水が増えていく。ですけど、水が抜けていく。

住民G:絶えずだから、ある程度のこういった、なんていうか、えー、ウォーターレベルというんだけれど、そこがある程度ウォーターレベルがあって、そこの線から上へあがったものはもうオーバーローするわけですよ。

オオバ:そうです。

住民A:だから、それがオーバーフローしないように絶えずその穴からこうに逃がす考えですね?

オオバ:流すというよりも、流していっちゃうと。自然に、こう穴が開いているので、そこからこう少しずつ時間をかけて。

住民A:その穴は詰まることはないのか?

オオバ:ないです。詰まらないようにそういう施設を作るんです。こう、網をかぶせるとか。

住民A:葉っぱとかないですか?絶えず誰か葉っぱが溜まらないように掃除をするとか、点検するとか、どうなんですか?

オオバ:いや、網だけです。

ザイ:ちょっと調整池の話をさせていただきましたので、今度はため池の観点から、ちょっと説明をさせていただきます。

オオバ:で、ため池はですね、えーとあのう、今、えー、水境川のこちらの流域に対しては、えー、もともとある、あのう、夫婦池(めおといけ)、ですね、夫婦池は基本的に現況のまま残します。まあ、あのう、若干のこの堤体の補修は掛けますので、これを見ないときはそのままで。あとここにえーと、ため池、ここにため池。そしてあと、えー、この先ほど言った調整池ですね、調整池にも常時、あのう、ため池用の水を確保していく、あのう、農業用の水を確保していくと。で、概略のボリュームなんですけれども、えーとですね、まずですね、このため池、ああ、これですね、で、もともとのこの夫婦池、ここには1100トンくらい水が溜まっている。確かあるんですね。これは安中市さんの、えー、ため池の台帳に載っている数字なんですけれども。

住民A:どこ?

オオバ:一番奥の。で、ここで、次の、このため池にはですね。2500トンのため池をつくります。で、えーと、あと、この調整池ですね、この池にも同じように2500トンですね。で、この調整池にはですね、3500トン、このため・・・調整池には1600トン、それぞれ。で、えーと、小間ヨミはですね、小間ヨミのため池はここにあるんですね。

住民ら:あ、それ違う。

ザイ:これ、もともとある。いまもある。

住民ら:その手前。その上だ。

オオバ:その上です。

住民ら:こちらにあった、あれはどこなんですか?

ザイ:これですか?

住民ら:そうそう。

ザイ:これは今、緑色のフェンスがあるため池のところに、少し奥に、大きいのを作るんですね。

オオバ:で、もともと、この地区、このそれぞれの谷津にですね、あのう、小さなため池はもともとこの地区の、皆さんご存知だと思うんですけれども、ため池があったんですけれども、そのため池、まあ、今回こういう造成をしてしまってなくなってしまう。ということで、えーと、基本的にですね、えー、もともとあったため池のですね、4倍ぐらいのため池の、は、その容量は確保するように、は、なっていますので。

住民ら:あれはなくなっちゃうんですか?

オオバ:どこですか。こちらですか?

住民ら:えーと、こちらのやつじゃないの?あれはもっと大きいの。あれ、なくなっちゃうんだ。

オオバ:で、大きいため池を作るんですね。ですから、元々あったため池よりもはるかに4倍くらいのボリュームになりますので。

ザイ:容量でいうと、ちょっと、オーバーな形になるんですけど、全体でこの敷地のもともとのため池の利用水の3倍くらいですか?

オオバ:4倍です。

ザイ:4倍?

オオバ:4倍です。

住民A:そこのところが何トンくらいですか。計画は?今言ったこの反対側でしょ、ここは?

オオバ:これですか。これは3500トンですね。であのう、ここのですね、もともとある、今もあるこの池ですがですね、約900トンぐらいなんですよ。

住民D:あの谷津から比べると小さいですね。

住民A:ちっちゃいやね。

住民D:あの谷津はかなり深い。

住民A:相当深いからね。

住民D:10倍くらいになっているんだけどね。

オオバ:あのう、で、このため池の容量を定めるのに、ああ、当然その雨が降る、降らないというのが、大きな要素だと思うんですけれど、一応ですね、このため池の水の容量を確保するためにですね、えー、平成9、ごめんなさい、平成9年だったと思うんですが、一番、近年でですね、渇水が一番多く、ひどかったときが平成9年という形でですね。えー、そういうデータがあるものですから、その時でも、水が溜まると、いうように想定されてます、農業用水としては。過去、過去10年の中で一番あのう、降雨量が少なかった年ということでありますので、それが一応、そういうかたちで想定されていて、で、水がもう十分に溜められる。

住民A:3000トンというのは満水になったときの、もう、こぼれる手前の時の状況なんですか?それともまだ計画高が上にあって、その上から3000トンなのか?

オオバ:あの、ため池ですので、ため池ですから、この、まあ。

住民A:ため池というのは満タンには考えていないんですか?

オオバ:当然ですね。はい。1mくらいですね。あの、堤体の天板から1mくらい下です。

住民D:それはだからコンクリートなんかでもう固めちゃって、ここまで雨が、つうか、まあ、溢れても土手は崩れないよというところから1m下がったところなんですか?

オオバ:そうそう。で同じように、そのう、もし大雨が降ったとき、まあ、当然ため池でも、大雨が降って堤体が壊れてしまったら、もう元も子もないので、当然その大雨には対応するように水が吐けるようになっている。

住民D:そこまではいかないということですね?

オオバ:ええ、オーバーフローするようになっている。

住民D:ですよね?

オオバ:ええ。

住民A:まあ、時間雨量が、あのう、これ始まってから何年か経って、まあ、降るようになったら、また、キャパを上げてくれることはできるんでしょう?

オオバ:あのう、それはですね、あのう、設計・・・まあ、あのう、基準の中ではですね、あのう、今それをできるかできないかというと、今の基準の中では申し訳ないですけど、できないと思います。あのう、それを、あのう、じゃあ、少し改修しようということを、もし仮に起こった場合でいうと、あのう、まあ、堤体を少し高くするとか、そういうことによって、あのう、容量を増やすということは不可能ではないと思うんですけれど、あのう、基準がそこに達するかどうかというのは、申し訳ないですけど、今の段階では申しあげられないです。

住民H:さっき30年に一度といったけれど、今はもう怪しい時代だから50年に一度がね、2年に1回来るような時代だから。

当会:このあいだは200年に一度だったか、おい?

オオバ:考え方がちょっとですね、複雑になってしまってですね、あのう、この調整池の考え方っていうのはですね、あのう、まあ、捉え方にもよってしまって、計算の方法によっても若干違ってくるのは現実あります。で、今この想定している、先ほど言った30年(に一度)で作っている調整池でいうとですね、えー、実質の、そのあのう、ごめんなさい、「連立法」(?)という計算方法があるんですけれども、実際に降りました、水を流しますという計算方法があるんです。それをやった場合ですと、30年以上の雨が降っても、この池からオーバーフローすることはないという、計算結果になってます。ですので、はい。

住民E:さっきちょっと、はい、その何千トン溜まるって言っても、それはどこから基準を出したんですか?溜める基準。

オオバ:溜める基準ですか?

住民E:はい。

オオバ:あのう、それはですね。この地域の、この田んぼの・・・あのう、まあ、流域ですよね。

住民E:それでその面積で、100ミリなら100ミリ、200ミリなら200ミリ降ったときのその計算で出したわけですね?

オオバ:そうです。

住民E:それ以上降れば完全に出るということだ。水害があるということだね?そういうことだね?

オオバ:それはそうですね。そうすると、無いって言ってしまうと間違いになってしまうので。

住民E:それはどのくらいで出しているの?200、300?

オオバ:それはですね、何て言ったらいいんですかね?

住民E:そのほうが簡単なんだけど、聞くのに。

オオバ:池、池の。

住民E:何百トン溜めると、溜める量を言われたって困るんだよね

オオバ:量というと、それ、ため池の話と、ため池の話・・・

住民E:それ、ため池を作るのは、水の量であれでしょう、作るわけでしょう?

オオバ:あの、雨、あれ、ああ、ため池の容量というのは雨が降ってきた水の量で決めるのではなくて、皆さんの田んぼの面積があるじゃないですか?で、その田んぼの面積に必要な分だけの水を溜めるということで。ため池というんです。

住民E:それため池でしょう?調整池。

オオバ:調整池。調整池はその、洪水、30年の一度の雨、のための施設ですね。で、えーと、洪水調整池のという話になるとですと、えーと、ごめんなさい。調整、調整、どこかに書いてあったかな。

住民E:簡単には、面積で出してどの程度降ったらそれ以上はだめですよと。

住民B:調整池にはそんなに水は入っていないですよ。

住民E:入っていないけど、雨が降った時に入るわけだからさ。だからそれを何百ミリのやつが入れるかということだ。

オオバ:何百ミリって、あのう、先ほど申した通り、何百ミリと言われてしまうと、なかなかそういって答えづらい部分があるんです。あのう、雨の降り方というのが、その、時間、あのう、その1日のその時間の中でですね、こういう、降雨波形というのがあり、降雨波形というのがあって、その波形に合わせてということになるので、その波形の中でもって、一番の危険な状況でもっても大丈夫という、それが30年に一度の雨ということ。

住民A:30年ミリの雨が、時間雨量30ミリの雨が24時間降っても大丈夫ですよっていうふうな言い方か?あのう、1週間続きましたとか、雨が。

オオバ:ですから、さっき、今まあ、ご懸念になって、さきほどのゲリラ豪雨のお話だとかってあると思うんですけど、ゲリラ豪雨の時間帯って、その1時間だとか30分だとか、短いからそういう意味では、その、えーと、まあ、この調整池で足ります。

住民A:足りますよね?で、あのう、九州の豪雨みたいに、あのう、同じ地域につながってずっと雨の帯が、4、5日続いた場合、あの場合、時間雨量が40ミリとか50ミリの雨がずっと3日、4日続いたわけだから、それで災害が起きたんだけど。

オオバ:あのまあ、ああいう場合でも、まあ、単純な話がずっと24時間ずっと降っているわけじゃないですか?それを先ほど言った降雨波形という形になってきて、その中で、という意味では、それがあのう、それが先ほど言った通り、30年に一度以上の降雨量であれば、あのう、申し上げた通り、先ほど、あの、こう、あの、オーバーフローして出ていくというようにはなると思います。それは、その何ミリ降ったらアウトになろうという言い方は・・・

住民A:流れ出す水というのは、だいたい時間雨量5ミリとか10ミリもいかないわけですよね?

オオバ:えーと、いや、もう少し、たぶん、常時、先ほど言った小さい穴をつくるというお話をしたと思いますけれども、その時の雨の量というとそれが何ミリかと言われると、ちょっとあとで聞かないといけないんですけどね。

住民A:調整池1か所、2か所、3か所あるわけだから、で、極端なことをいうと、この下の、セーブオンの近辺でもって川が狭まっているすよね?

オオバ:はい。

住民A:だから、あそこの部分でもって、だいたいあれが、あのう、道路冠水まで行くのは、たぶん時間雨量20とか30(ミリ)の雨がずっと続いた場合だと思うんですよ。だから、そこまでいかなければ、まずとりあえずは安全ということなんですよね?

オオバ:ああ、それはそうです。あのう、今ちょうどおっしゃられた部分があったので、実は今回のこの調整池の大きさを決めるのに、一番危険だろうと言われる個所というのが、セーブオンのちょっと先ですかね。あそこの先の橋のところ、あのう。

住民A:交番の横です。

オオバ:今、最近、つい最近ですかね、県の土木さんが、あの、ちょっと河川を直したかと思うんですけれども、その時の状況が、一番河川が狭かったという状況だったということで、その断面を想定して、えーとこの池の容量が決めてあります。ですから、今まあ、改修されたので少し安全になっていると、ご判断していただいてもいいかと思います。

住民A:すぐ近くが交番だから、交番に水が流れ込んだら、大変だろうけど。

住民D:あそこはでも河床が低いから、これだけの水が、この調整池からオーバーフローしたら、たぶん、道から上に上がっちゃいますね。河床低いんですよ。下が岩盤だから、掘れないので、だから広げたからと言って、それはやっぱり安心はあそこはできないですね?

オオバ:ですから、現場の工事をする以前ですよね。以前のほうがちょっと狭かった。その狭かった時の容量でも大丈夫なように作られている。

住民D:この水はどっち行っちゃうのですか?調整池の水というは。流す・・流したら川のほうに流すということですか?

オオバ:当然、当然そうですね、ここは、ここの辺に水境川が流れていますのでここからこう形で水境川に入っていきます。で、水境に入って合流して、その先で合流していると。

住民B:で、そのね。調整池の水を流しますよね。今ある既存の川に。

オオバ:はい。

住民B:で、俺、前回、あのう、質問というか、あの、川がね、崩れていて、狭くなってて、崩れていると。で、そういう川は、どうしてくれるんですかというか、直していただけるんですかと、そういう質問をしたんですけれど。で、先ほどの協定書の案の中で、あの、そういう項目も出てきたんですけれども、「別途協議をする」とおっしゃったかなと思うんですけれど、何か、そういうのはちょっと耳に残っている。

当会:協定書にそう書いてあった。

住民B:協定書の中に、今ある川?河川はあのう、直すとか、そういうことは、別途協議をしますって、書いてあったと思うんだけど。ありましたよね?

ザイ:えーと、できることまではやる、っていうつもりで考えているから、書いているだけです。ハッキリ言って、川の管理は行政が当然やるべき主体ですから。

住民B:でも、その時、前回もそういう答えをもらって、じゃ、行政と相談してみてくださいと言ったら、相談しますって言いましたよね?

ザイ:はい。

住民B:相談しました?

ザイ:してますよ。あのう、とはいえ、僕らも、公共・・・なんでしょう、僕ら行政自治体じゃないんで、できるところまでしか民間はできません。

住民B:うん、そうだね。

ザイ:ただ、できるところまではやるというつもりで、そういう書き方をしています。

住民B:で、でね。今、あのう、調整池の水を流して、流れますよね。で、今も河川がもう、日刊さんが、あのう、工事をしたもんだから、山が崩れて、川も埋まっちゃっていて、極端なことを言うと、うちの、この間ここにいた白石さんというのが心配していたんだけど、川が、川、形が変わっちゃっているんですね、で、応急措置でそこへ道を、道はもう崩れちゃっていて、自分ちの近くに道がないんで、そこのところを、日刊さんの土地の真ん中に道を作って、そこから行くような、そんなような状態があるわけですよ。もう川が荒れちゃって。

ザイ:陸男さんのところですか?

住民B:そうです。ね。川が荒れちゃって。あれがあそこだけなんだけど、その奥なんか、もっと酷いんですよね。極端なことを言うと、道が・・川がこう流れている。直角に曲がってこう来ているんですよ。

ザイ:ほんと言えば、そこは考えています。

住民B:だから、そういう状態なんで、じゃあ、そこをずっと行ったと思うんですけど、川は広かったでしょう?崩れていて。山のほうが全部崩れていて、だからそういうところの修繕というか、そういうのはどうなのかなあというふうに、疑問に、あのう、心配しているんだけど、さっきの協定書の案の中では、そういうことについては、別途協議をしますって書いて、あったんですよね。そう言って、協定書の承認、あのう、ハンコを押した後に別途協議なのか、ハンコを押す前に協議をするのか、それがちょっと心配になったんですけど。

ザイ:ご近所の方が一番利害関係が濃いと思いますから、その方。もしくは近接の土地を持っている方。その方たちとお話を進めて行くという格好で、考えています。

住民B:では、そういう人たちと話をした後に、その協定書っていうのは、ハンコとか、そういう段階になるわけですね?

ザイ:そのつもりで、考えています。

住民B:ですね。はい、わかりました。

ザイ:よろしいですか?ちょっと長いお時間を頂戴しましたけれども、あのう、いったん、説明会のほうはこちらで、終了とさせていただければと思います。それで、よろしいですか?

住民E:ちょっと、そのなんてったっけ、協定表?協定書か。

ザイ:はい。

住民E:その関係で、質問があるんだけど、あのう、造成中は、見学はできるん?

オオバ:工事中という意味ですか?

住民E:工事中。

オオバ:えーー、どういう形での見学なのか、ちょっとわからないんですけど。場所にもよりけりで、やっぱり大きな重機が入っているじゃないですか?だからちょっと危険なので、どういう形で、というか、とれるのか。

ザイ:ちょっと確認します。

住民E:それは、まあ、危ないところまでは、案内はいいんだけども、まあ、あのう、見られるか見られないのか?

ザイ:ちょっと確認します。えーと、見せたくないところがあるわけじゃないんで。

住民E:もう一つ、年に1回くらいは見学をさせてくれるか、くれないか?

ザイ:竣工後?

住民E:うん、あのう、できたあと。

オオバ:できた後?

住民E:それを、それとこっちのほうも何かあったときにね、入れないんですよね。ストップ食っちゃう。それちゃんと、それをこれに書いてないというと、あのう、入れてくれないでしょう?おそらく。そういうことはないかな?

オオバ:発電しているからね。

住民A:地域住民に見学会というのは年に1度でもさせたほうがいいと思うかもしれないやね。安全な工事をしてますよというのも、見せたほうが安心感を増すかもしれない。

ザイ:ご趣旨はあのう承知しましたので、ちょっと、僕はあのう、ここでちょっとまあ、はっきりと、「いいよ」と、言い切れないので。あのう、ここは、ええ、確認して、なるべくご希望に沿える形で。

住民A:それとあとね、調整池も、調整池、それもほら、現場のあれが、絵で見るんと、現物を見るんではやっぱり安心感が違うじゃないですか?ねえ、だから極端なことを言ったら調整池ができあがったら、掘り終わったらば、この大きさになりますよというのは、いったん地域住民に見せておいたほうがいいんじゃないかなあという気がするよね。

オオバ:なるほど途中段階ということですね、

住民A:まあ、途中でなくても完成後でもいいけれども。

ザイ:ありがたい、あのう、ご意見だと思いますんで、あのう、ちょっとご希望に添えるように、ちょっと、調整させていただきます。

オオバ:完成後はね、当然ほら、あのう、ため池の水として使ってもらって、完成後は見ていただけることは間違いなく可能だと思っているんです。

住民E:それともう一つ、いいですか?あのうまあ、工事の関係なんだけども、まあ、伐採とか、そういうのは地元の者を使ってもらえないかね?それとあと、なんつんだ、会社の大きいのが入るんだろうけれども、ま、中小企業で、とりあえず地元のあれをね、使っていただければありがたいなあと思っているんです。

ザイ:・・・わかりました。

住民E:まああのう、大きなあれ、なんだ、調整池とかそういうのは無理かもしれないけど、そのね、出口のほうのね。

ザイ:はい。

住民E:排水くらいは、地元の業者にね。させていただけたらありがたいと思うんです。

当会:すいません。いいですか?ここで言っておかないとですね、皆さん、行政に対して「小川が何も言って来なかったから、あの、地元の反対はないんだ」とかね、そういうふうに行政も間違った考えを生むと困るんで、ちょっと、はっきりとここで言って、もう一回言っておきますよ。あのう、説明会という場でね。で、まずいくつかあるんです。今も出たんだけれども、安中でメガソーラーというね、小俣で作ったところに大同特殊鋼のですね、有害成分を含んだ鉄鋼スラグがね、大量にブチまかれているわけですよ。で、そこから赤い水がでるわけね。それはあのう、鉄鋼ですから、鉄が錆びた水。えー、群馬県は測りもしないのにですね、鉄バクテリアだと、さっきも言ったけどね、有機物を埋めたから、鉄バクテリアって言っているんだけど、どうも赤色の種類が違う、油が浮いていないね。いずれにしても、今回のやつで、えー、メガソーラーというとですね、群馬県に作る場合、必ず、ソフトバンクのやつもそうだし、えー、中之条のやつもそうなんだけど、そういうね、砕石スラグね。えー、外から持ち込む。皆さんどこからも持ち込まずに、あるいは残土も、東邦亜鉛の客土にも分けてくれないというね、そういう結論に達したんだけれども、あのう、ソーラーパネルの下に、敷砂利は敷くんですか?草の防止とか、等々で。一番心配なのは外部からそういう資材を持ち込んだときにね、えー、大同特殊鋼のフッ素と六価クロムが入ったやつはね、確かに草が生えないんですよ。強アルカリだから。そういう危ない資材を、使う、外から持ち込むんですか?それともあの中にある、例えば雑木のね、木をチップ化して、それを敷き詰めて、除草対策にするのか?除草剤は使わないというふうにちょっと、あやふやに言ったんだけれども、どういうふうにするのかわからないんですよ。

ザイ・オオバ:・・・・

当会:雑草対策は一番重要なポイントになるはずですから。きちんと説明してください、防草シートで全部やるわけ?

ザイ:いや、あのう、ちょっと技術革新・・・が多いので。

住民B:前回は草を刈るっていったんだよね。

ザイ:あの、草刈りのところでいうとですね。今、私たち計画しているのは、あのう、そのまま水がしみこむというのも大事だと思っていますから、そのままの土地、じゃあ、もちろん(草は)生えるんですけれども、人力でやっていくと、そう計画しています。とはいえ、これ結構、技術革新が多いんでですね、あのう、ちょっと、それが本当に約束かと言われると、ちょっと、今、僕も専門知識的に自信がないところがあるので、あのう、何とも言い難いんですけれども、

住民A:まあ、草刈をするか山羊を買うか。

ザイ:山羊もほんとに研究はされているんですね。山羊はジャンプ力があるので、パネルに乗っちゃうのでダメなんです。ということで、羊でやっているところがあるんですね。

住民A:なるほど、高いところによく乗るからね。

ザイ:羊だと冬場、草が生えないので役に立たなくなっちゃうらしくて、ですね。その時は、お肉に変えちゃうと、いうことで研究されているところなんです。

当会:それとね、すいません。えー、20年後の話にまた戻るんですけれども、20年以降ね、引き続いて今言ったような、ため池、調整池の管理は、責任をもって、その、安中ソーラー合同会社、まあ、日本にいないらしいけれども、やってくれるんですか?

ザイ:・・・・。

当会:言っている意味が分かりますよね?20年の定額買取制度が終わった後、皆さん、儲からないから、マネーゲームやっているから、ハイさよならと、いうふうになるのか、少なくとも、まあ最初は少しはもうイニシャルコストが回収できたから、やるようなこともちらほら、あのう、仄めかしたけれども、ま、今の話だと、全部撤去とか言いましたけど、そうすると、一番肝心な水の出方に肝心な池のメンテナンスは誰がどういうふうにするんですか?

オオバ:・・・基本的には、極端なメンテナンスは必要ない。

当会:半永久的に?半永久的には大丈夫ですか?

オオバ:あのう、基本的な考え方としては、はい。

当会:土砂溜まったら、どうするんですか?

オオバ:あのう、土砂ですね、土砂のたまり方というのはですね、えー、実はですね、この調整池では、土砂だまりが当然あるので、で、土砂だまりというのはですね、造成工事のときに、というのは、えー、1へクタール当たり約150立米くらいの、土砂が出ると、いうことで、それが溜められているわけです。で、工事が完成した後にはですね、えー、1年間で1.5立米くらいというふうに言われています。ですので、100年ないし、ああ、100年とかってオーダーというオーダーで、土が、まあ、入っても大丈夫だという形になっています。

当会:全然わからないですね。要するに、設計でそれだけマージンをとっているのがね?よくわからないんです。今の話は。ただ全部、全部埋まるには100年かかるからって。だけど、全部埋まってからだと、今言ったようにオーバーフローするまでの容量が確保できないわけですから、今の話全然分からない。まあ、要するに、あのう、20年後は、野となれ山となれというふうに私には聞こえました。それからね、今回私が話すのは、ちょっと個人的なことになってしまうんですけども、私の保有する山が中央に取り残されるわけですよね?で、ソーラーパネルの反射光が、私の雑木林のところにですね。差さない、というふうに皆さん、えー、行政のほうでしたっけね、要するに私の回答、質問状にも回答で来たんだけど、本当に大丈夫ですかね?シミュレーションされているんですか?皆さんが送ってきた参考データ。これは東芝プラントシステムのほうかな。人家の屋根の上に設置したね、その説明書を私に送ってきたんですよ。だから、本当に大丈夫ですかね?朝と晩。それ見るように、東と西にソーラーパネルの海になっちゃうわけです。その真ん中に、島のように私の保有するね、雑木林が取り残されるわけですけれども、本当に朝晩、東から、あるいは東南の方向から太陽が出たときにね?南に向かって斜度10度で設置するということですよね?だけど、東西に向かっては別に斜度はないわけですよ。そうすると、当然、朝、光が差したときにはですね、ギラッとくるんじゃないかと、それが心配なんです。それともうひとつ。私のところに行く、アクセスする里道ね。私は前から何度も日刊さんのゴルフ場から何度も言っているんだけども、複数ルートで、私の山にね、シイタケ木を昔切ってましたけども、行けるのに、なぜ一か所にしか設けていないのか?つまり里道は共有物なんです。今回皆さんの敷地内に、トータルで約5町歩、5ヘクタールの、いわば日本国民の財産である、山道水路、等々がね。あるんですけれども、これを、払い下げるという。心配なのはタダで払い下げるというね、話が進んでいるわけですよ。今言ったように、中国の影がちらつくような事業者に、ただで、けしからん、まかりならんということで、今関東財務局には直訴しています。それは国が決めることなんですけれども、少なくとも私の山のですね、たどり着くまでには複数ルートないと、土砂崩れ等々ね、何があるかわからない。だから、リスク回避のためにですね。2つのルート、つまり通り抜けできるようにしてくださいよ。お願いします。これは私の山の話なんで申し訳ないです。あの、唯一、私の山が残りますから、皆さんが見学したいときはですね、いつでも来てください。ええ、造成中ね、いつでも来てください。だから、それ言ったように2つのルートから入れるようにしてくれと。で、そこをブルでね、通過しないようにしてくれと。つまり、通過、えー、私の山ね。あのう、ありますから、小高い、日刊さんの時はそこにクラブハウスを作る予定だったんです。で、私が絶対売らないと言ったら、無理やり、コースを変えたという、まあ、いわく因縁付きなんですけれども、今回近くにオオタカの杉があったんですけども、今回あえなくソーラーパネルの海に沈みます。いすれにしても複数ルートを確保して、そこのところは完全に保全してですね、ブルは通過しないようにしてください。お願いします。これはあの、行政にも、今日は地元説明会でこのことをきちんと、まあ、事業者じゃないけれども、事業者の代理を、ね、しているという関係者の皆さんに、私はきちと申し上げましたから。うん。

ザイ:・・・じゃあ、ちょっとそう言った形で、ええ、今日はあのう。

当会:忘れずに(行政に)報告に法臆してくださいね。私も言うけど。

ザイ:ええ、あのう、お忙しい中、お時間頂戴して、どうもありがとうございました。また、あのう、いろいろとですね。引き続き、地元の皆様にお役立ちできるように、進めていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。本日は、どうもありがとうございました。

オオバ:ありがとうごさいました。

住民B:さきほど言った協定書は、今日は配れませんと言ったんですけれど、後で協定書って、もらえるんですか?区長さんだけしかもらえないんですか?

ザイ:安中市が当事者になるでしょうから。

住民B:うん、だから、水境の区長さんと、大谷の区長さんと安中市しか、それを協定書って見られないのかなって思ったんです。

ザイ:ちょっと確認します。

当会:えーとすいません、あのう、市と県に出してますね?協定案、出してますよね?行政に出してますよね?

ザイ・オオバ:・・・・・

当会:出していればいいんです。情報公開ですぐ取りますから。うん。

住民B:いや、ハンコ押す前にさ、見たいじゃないですか?

当会:普通はこういうところに持ってくるんですよ。イの一番にね、皆さん。これをね。あるいはね、事前に回覧というか、一戸ずつ配布してね、こういうことで、今日(説明会を)やりますから、皆さん事前に目を通して下しよと、これがね、常識ある事業者のやり方。だけど、今回ね、香港にいるから、ね。皆さんは代理人なわけだ。

住民B:協定書みなかったんですよ。どんな内容だったか。メモできないもん、あんな早く読んだんだから。

当会:ああよかった、これでやっと地元説明会で言いたいことを言ったから。あとは群馬県に聞いてないなどと言われないと思う。
**********

■こうして、1時間半にわたる岩野谷地区第6区水境地区での地元説明会が終了しました。

 終了後、参加住民の間では、次のような会話が飛び交いました。

「20年も経たないうちに第3者に売ってしまう懸念がある」
「いや、20年もたたずにサンパイ業者に売るんだね」
「きっと、すぐに売りますよ」
「ひょっとしたら作る前から売ってしまうかもしれない」
「高く買うやつが現れれば誰でも売っちゃうから」
「優先しますということは売るということ」
「彼らに土地を買われたらもうおしまいだ。あとは何しようと勝手、協議もないしね」

 そのため、当会では「だから国の安全保障会議にね、今直訴しようと思っているんです」と皆さんに申し上げました。「ぜひ、頼むよ」という熱い返事を多数いただきました。

 群馬県西部環境森林事務所(高崎市台町合同庁舎2階】の担当職員によると、既に林地開発許可申請が4月26日に事業者の安中ソーラー合同会社から群馬県に対して提出されており、現在、安中市からの意見書を待っているところだということです。県から安中市に対しては、何と5月17日までに回答期限を設定したということですが、現時点ではまだ安中市からの意見書が来ていないそうです。

 安中市の意見書が出されてくると、群馬県では70日以内に林地開発許可を出すことになるそうです。いよいよ、群馬県内に中国資本が大規模に土地を取得するという悪夢が現実のものになりつつあります。

 我が国の安全保障上、極めてリスクの高いこの事業をなんとか阻止すべく、微力ながら精一杯、抵抗していきたいと思います。

 そして、茂木英子市長には、地元、いや我が国に降りかかったこの忌まわしい事業に対して、毅然たる対応措置をとっていただきたいと思います。

【6月6日追記】
 本日午後5時ごろ、安中市農林課林政係の佐藤係長に電話で確認したところ、香港の投資家が実質的に牛耳っている安中ソーラー合同会社から4月26日付で群馬県に提出された林地開発許可申請は、現在残置森林の保全に関する協定書案について、事業主(実際には代理人のザイマックスかオオバが手続きを代行しているものとみられる)との間で調整中とのことです。
 この協定書は、残置森林の管理について、事業着手後も永続的に保全することをうたうものですが、現場どころか、群馬県に一度も足を運んだことのない香港の投資家が、果たして本当に残置森林の保全について担保できる立場にあるのかどうか、極めて疑問です。
 そのため、当方から佐藤係長に対して、「ぜひ上司の部課長に、事業者の素性について当方が説明した内容を報告し、さらに部課長から安中市長に、事の重大性を鑑み、何としてでも協定書を認めることのないように、くれぐれもよろしくとお伝え願いたい」と強く要請した次第です。

 
【ひらく会情報部・この項終わり】


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