悲しいことがあったら
泣けばいい
わめけばいい
怒りたいことがあったら
どなればいい
ものをなげるもいい
戦争より悲惨なものがあるだろうか
日々の悲しみや
怒りが
どんなに可愛いものか
サリン事件の松本さんの悲しみや
拉致された親兄弟のいきどおり
近くで起きる殺人や自殺
悲惨な世間のできごとが
わたしを覆い
わたしの悲しみなど
せせらわらって
過ごしてしまう。。。。。。。。。。
わたしはしあわせ
夫が死んだことも
弟が死んだことも
孫、父母が死んだことも
会社が倒産して
財産みんななくしたことも
世の中の出来事の
悲しみや憤りに比べれば
ちゃちなことだと笑ってしまう
そんな
夜更かしの一時が
しあわせ
14歳で処女を失い
騙されたと憤っても
それが学校の教師でも
悲しみに泣いた14歳が
遠い遠い昔のことで
何もかも忘れた昔になって
今
夜更かしで許せてる
地球を覆う雲が
地球に降り注ぐ雪のようで
草原に積もった
新雪のようで
きれいだとため息ついた
研ぎ澄まされた
ソプラノの
熟練の
ひびくピアノの
おだやかな
ギターの
アモーレ
アモーレ
昔聞いた歌の
リズムの
悲しい響きも
涙流す
メロディーも
しあわせに通じて
夜更かしが好き
あいつが憎憎しくて
吐き気がするほど嫌いでも
明日になるまで
忘れてやろう
もしかして
そいつの顔に
つばをぶっかけたくなっても
自分を許そうよ
あいつの憎憎しい発言も
聞かない振りをして
ばかばかしく
思っていればいいじゃない
そんなふうに
思える
夜更かしがないと
明日が明るくならないから
黄金の洋楽ライブ
ボブ・マーリーが気持ちいい
けだるさのリズム
けだるさのメロディー
いい声ではないことが
きもちいい
低いオルガンの音が
きもちいい
丸裸の歌手がいい
かざらない歌手がいい
夜更かしの自分が好き
みんなが歌いだしたよ
みんなが踊りだしたよ
酔っ払ってきたのね
なにもかも許したのね
紺色が好きな歌手だから
ぼこぼこいう
太鼓がいいね
エレキなのに
低くならして
溶けてなくなる
薬剤のように
ぼこぼこな音
きんと鳴ったエレキギターが
うううんと響いて
おとなしくなったよ
夏のけだるさの
夜更かしの
たのしいリズムとメロディーに酔って
いつまでも
終わらない
夜よ
泣けばいい
わめけばいい
怒りたいことがあったら
どなればいい
ものをなげるもいい
戦争より悲惨なものがあるだろうか
日々の悲しみや
怒りが
どんなに可愛いものか
サリン事件の松本さんの悲しみや
拉致された親兄弟のいきどおり
近くで起きる殺人や自殺
悲惨な世間のできごとが
わたしを覆い
わたしの悲しみなど
せせらわらって
過ごしてしまう。。。。。。。。。。
わたしはしあわせ
夫が死んだことも
弟が死んだことも
孫、父母が死んだことも
会社が倒産して
財産みんななくしたことも
世の中の出来事の
悲しみや憤りに比べれば
ちゃちなことだと笑ってしまう
そんな
夜更かしの一時が
しあわせ
14歳で処女を失い
騙されたと憤っても
それが学校の教師でも
悲しみに泣いた14歳が
遠い遠い昔のことで
何もかも忘れた昔になって
今
夜更かしで許せてる
地球を覆う雲が
地球に降り注ぐ雪のようで
草原に積もった
新雪のようで
きれいだとため息ついた
研ぎ澄まされた
ソプラノの
熟練の
ひびくピアノの
おだやかな
ギターの
アモーレ
アモーレ
昔聞いた歌の
リズムの
悲しい響きも
涙流す
メロディーも
しあわせに通じて
夜更かしが好き
あいつが憎憎しくて
吐き気がするほど嫌いでも
明日になるまで
忘れてやろう
もしかして
そいつの顔に
つばをぶっかけたくなっても
自分を許そうよ
あいつの憎憎しい発言も
聞かない振りをして
ばかばかしく
思っていればいいじゃない
そんなふうに
思える
夜更かしがないと
明日が明るくならないから
黄金の洋楽ライブ
ボブ・マーリーが気持ちいい
けだるさのリズム
けだるさのメロディー
いい声ではないことが
きもちいい
低いオルガンの音が
きもちいい
丸裸の歌手がいい
かざらない歌手がいい
夜更かしの自分が好き
みんなが歌いだしたよ
みんなが踊りだしたよ
酔っ払ってきたのね
なにもかも許したのね
紺色が好きな歌手だから
ぼこぼこいう
太鼓がいいね
エレキなのに
低くならして
溶けてなくなる
薬剤のように
ぼこぼこな音
きんと鳴ったエレキギターが
うううんと響いて
おとなしくなったよ
夏のけだるさの
夜更かしの
たのしいリズムとメロディーに酔って
いつまでも
終わらない
夜よ