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島根県内、3日間で29件のクラスター 第8波に相当する流行の恐れも

2023年07月26日 21時43分16秒 | 地域

島根県内、3日間で29件のクラスター 第8波に相当する流行の恐れも

地域 2023年7月13日 (木)配信山陰中央新報
 

 島根県が12日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)を新たに7件確認したと発表した。今週に入り10~12日の3日間で学校や高齢者施設など計29件を確認。県は直ちに医療逼迫が生じる状況にはないとするものの、感染者増加が続いており、警戒を強めている。

 12日発表のクラスターの内訳は、県央保健所管内の高齢者福祉施設3カ所で8人、7人、6人、学校で9人、児童福祉施設で7人、浜田保健所管内の医療機関で9人、出雲市内の学校で6人が感染。県内の累計は1208件。入院者は10日時点で76人、即応病床とコロナ患者が入院する一般病床の使用率は40・6%。

 過去最多の1日当たり1970人の感染を記録した感染第8波では、2022年12月5~18日に78件、流行の入り口だった同年10月24~11月6日は35件のクラスターを確認。県感染症対策室の田原研司室長は、現在のペースで増加が続いた場合、第8波に相当する流行になる恐れがあるとし「熱中症に十分気を付けた上で、今後もマスクの着用のほか手洗いと定期的な換気を心がけてほしい」と呼びかけている。

  (中島諒)

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月1で身近な医療情報 島根県立中央病院ミニ講座が節目の50回

2023年07月26日 21時40分01秒 | 地域

月1で身近な医療情報 島根県立中央病院ミニ講座が節目の50回

2023年7月21日 (金)配信山陰中央新報
 
 島根県立中央病院(出雲市姫原4丁目)が月1回開く講座「知って得する健康ミニ知識」が19日、開始から50回目を迎えた。身近なテーマ設定が参加者に好評で、医療情報があふれる中、正確で信頼性の高い解説が親しまれている。

 19日午後、病院正面玄関ホールの特設会場にモニターと椅子が並べられ、25人が参加した。節目の講座のテーマは、夏のこの時季に関心が高まる熱中症の予防法。中央病院救命救急科の山崎啓一医師が、体の熱を体外に出す熱放散の仕組みを紹介し、皮膚の露出を増やし、暑さに慣れ、水分を多く取る必要性を訴えた。

 質問タイムもあり、睡眠時の熱中症対策を尋ねた出雲市平田町の飯塚優子さん(53)は「疑問を直接聞けるのが魅力。聞いた話を生かし普段の生活で注意を払っている」と話した。

 講座は病院の看護局が院内で開いていたミニ講座を引き継ぐ形で、2018年9月に開始。新型コロナウイルス禍による中止期間もあったが医師や看護師、薬剤師、放射線技師らが、疾病予防や磁気共鳴画像装置(MRI)の紹介、血圧計の正しい測り方など家庭で役立つテーマを解説する。

 かつては参加者が1桁しか集まらず、スタッフが直前に来院者に声がけして回ったこともあった。参加10回ごとに粗品がもらえるスタンプ制度など人数増へ工夫を凝らすと常連もでき、現在は60、70代を中心に多い日は50人が集まるほどになった。

 山森祐治副院長は「医師や専門家の話を聞くと安心につながる。参加者のアンケートで聞きたいテーマを拾い上げながら話題を提供していきたい」と語った。

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