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自宅療養者...1週間で4倍超 新型コロナ、保健所の人員課題に

2022年02月07日 00時51分18秒 | 地域

自宅療養者...1週間で4倍超 新型コロナ、保健所の人員課題に

 2022年2月2日 (水)配信福島民友新聞
 

 新型コロナウイルスの感染拡大で県内の自宅療養者が急増している。1日県発表の自宅療養者は1583人。1月25日発表の376人からこの1週間で4倍超に拡大した。感染拡大のピークが見通せない中、自宅療養者に対応する保健所では業務の切迫度が増してきている。

 郡山市保健所にある市新型コロナ対策本部は、1日もひっきりなしに電話が鳴り、職員らが感染者の療養先の調整などに追われていた。同保健所によると、市内の1月31日午後9時時点の自宅療養者は過去最多504人。23日からの約10日間で約5倍となった。感染が確認される人のほとんどが無症状や軽症のため、自宅療養者の増加につながっているという。

 保健所では1日1度、自宅療養者に電話をかけ、体温などを確認している。1月中旬には、郡山看護業務連絡協議会や県看護協会などの協力で在宅看護師や、市役所各部局の派遣を受け、電話対応の人数を約20人増員した。しかし、自宅療養者の急増で、毎日の電話も症状の程度や年齢などで優先順位を付けてかけざるを得ない状況になっているという。塚原太郎市保健所長は「今はやるべきことを完遂できているが、これから1日の感染者数が100人や200人規模になった場合、対応する人員をどうやって増やすかが喫緊の課題」と緊張感を漂わせる。

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