新型コロナ、大分県内の感染「エリス」が2割 対応ワクチンの接種始まる
2023年9月21日 (木)配信大分合同新聞
大分県と大分大による新型コロナウイルス感染者の調査で、県内は8月にオミクロン株派生型の「XBB」が全体の94%を占め、中でも感染力の強い「EG・5」(通称エリス)が22%に上った。エリスは7月に県内で初めて確認され、感染が広がっている。20日はエリスを含むXBBに対応した新たなワクチンの接種が始まった。
県感染症対策課によると、県内14カ所の医療機関が採取した検体を遺伝子解析した。8月は計50件を調べ、XBB系統が47件(うちエリスが11件)だった。
エリスは世界保健機関(WHO)が「注意すべき変異株」として8月9日に指定した。他のXBB系統に比べて感染しやすいとされる。重症化の危険性が特に高いとはみられていない。
池辺淑子課長(53)は「感染対策はこれまでと変わらず、日頃から手洗いやうがい、換気などを続けることが大事。ワクチンの接種も積極的に受けてもらいたい」と説明する。
新たなワクチンは県内16市町が接種を始めた。姫島村は21日、別府市は27日から。来年3月末まで年代を問わず無料で利用できる。
大分市の接種会場の一つ、大分こども病院(同市片島)には40~90代の72人が訪れた。ブースに並んで次々と注射を受けた。
同市西大道の会社役員宇佐卓也さん(48)は「1年前に感染し、また新たに変異株が出た。重症化しないためにも早めに打とうと思った」と話した。
久我修二院長(47)は「高齢者や基礎疾患がある人は、特に前向きに接種を考えてもらいたい」と述べた。
もう、マスクすることに、疲れた~と正直悲鳴をあげたい
予防注射はするけど、まだ、予約してな~い
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