島根県577人、鳥取県559人感染 新型コロナ
2022年12月20日 (火)配信山陰中央新報
島根県と鳥取県が19日、577人、559人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。18日確認分。クラスター(感染者集団)は島根、鳥取とも4件発生した。島根で4人、鳥取で1人の感染者が死亡し、累計死者数は島根154人、鳥取138人となった。
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市176人、出雲市107人、浜田市83人、雲南市43人、安来市と江津市各39人、益田市24人、隠岐の島町19人、大田市18人、邑南町7人、飯南町6人、西ノ島町3人、奥出雲町と吉賀町各1人。医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者が11人だった。
クラスターは隠岐保健所管内の高齢者福祉施設で5人、浜田保健所管内の高齢者福祉施設で6人、雲南保健所管内の児童福祉施設で6人、松江市内の保育施設で25人が感染。県内の累計は885件。
関係者の感染で松江市立学校2校が学級閉鎖。雲南市内の市立児童福祉施設1カ所が部分休業、市立小1校が学年閉鎖となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市274人、米子224人、倉吉61人。
クラスターは米子市の保育所で14人、社会福祉施設で11人、幼稚園で8人、西伯郡の医療機関で35人が感染。累計は670件。
関係者の感染で鳥取市の鳥取東高と保育施設3カ所が休校・休園。職員の感染増加を受け、倉吉市役所は1週間程度、2~3割の職員を在宅勤務とする。
累計感染者数は島根12万2004人、鳥取9万7424人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計364床)51・9%、鳥取(351床)47・3%。宿泊療養は島根18人、鳥取30人。重症者は島根2人、鳥取はいない。
(清山遼太、藤井俊行)
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