協会けんぽ、保険料率維持 23年度、全国平均10%
2022年12月19日 (月)配信共同通信社
中小企業の従業員らが加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)は16日の運営委員会で、2023年度の健康保険料率の全国平均を22年度と同じ10・0%とすることを決めた。都道府県ごとの保険料率は23年1月に決める。保険料は労使で折半する。
協会けんぽの21年度決算は2991億円の黒字。一部の委員からは「物価高などで事業者の経営は厳しい。少しでも保険料率を下げてほしい」との声が上がった。一方、高齢化の進展による医療費の増加で、将来的に協会けんぽの財政状況悪化が見込まれており、保険料率は維持することになった。
加入者は22年10月時点で約3949万人。
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