栃木に内視鏡の新工場 富士フイルム、AI活用
2019年5月29日 (水)配信共同通信社
富士フイルムは28日、患者の体内に挿入して検査・治療する医療製品である内視鏡スコープの生産工場を栃木県佐野市に新たに増設すると発表した。投資額は約40億円で、内視鏡の世界的な需要拡大に対応する。人工知能(AI)の活用により生産能力を倍増させる。
新工場の建屋は6月末に完成し、9月に稼働させる。子会社の富士フイルムテクノプロダクツ(神奈川県南足柄市)の佐野工場内に設ける。
内視鏡スコープの生産は微小なレンズの取り付けのほか、撮影映像のピントや色といった目視検査で、熟練作業員の腕に頼る部分が多い。こうした工程をAIに学習させて検査時間の縮小などで生産性を従来比で約3割高める。新規採用も計画しているが、具体数は明らかにしていない。
消化器内視鏡の世界シェアはオリンパスが約7割、富士フイルムは約2割とされる。
2019年5月29日 (水)配信共同通信社
富士フイルムは28日、患者の体内に挿入して検査・治療する医療製品である内視鏡スコープの生産工場を栃木県佐野市に新たに増設すると発表した。投資額は約40億円で、内視鏡の世界的な需要拡大に対応する。人工知能(AI)の活用により生産能力を倍増させる。
新工場の建屋は6月末に完成し、9月に稼働させる。子会社の富士フイルムテクノプロダクツ(神奈川県南足柄市)の佐野工場内に設ける。
内視鏡スコープの生産は微小なレンズの取り付けのほか、撮影映像のピントや色といった目視検査で、熟練作業員の腕に頼る部分が多い。こうした工程をAIに学習させて検査時間の縮小などで生産性を従来比で約3割高める。新規採用も計画しているが、具体数は明らかにしていない。
消化器内視鏡の世界シェアはオリンパスが約7割、富士フイルムは約2割とされる。
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