熱中症疑い、367人搬送 大阪市内 6月、前年比4倍超
2022年7月3日 (日)配信毎日新聞社
大阪市内で6月、熱中症の疑いで救急搬送された人数が計367人(速報値)に上り、昨年同月に比べて4倍超になる見込みであることが大阪市消防局への取材で判明した。気象庁は7月も平年より気温が高くなると予想しており、2日は危険な暑さへの注意を呼び掛ける熱中症警戒アラートを大阪府内に出している。
市消防局によると、2021年6月に熱中症で搬送されたのは86人(確定値)だった。今年の大阪市は6月22~30日に9日連続で最高気温が30度を超える真夏日を記録。この期間に計267人(速報値)が熱中症疑いで搬送されており、1カ月に搬送された人数の約7割を占めた。
大阪市に記録が残る13年以降、6月に熱中症による搬送者が最も多かったのは同年の計107人で、今年はこの人数も大幅に上回る見込みだ。【清水晃平】
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