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新しい一万円札について

2024年02月08日 00時43分52秒 | 行政
新しい一万円札につい
新しい一万円札に採用される、デザインや偽造防止技術、ユニバーサルデザインについて紹介します。
新一万円札
 
ザイン
1万円札:表
1万円札:裏
図柄 表面には、生涯に約500もの企業の設立などに関わったといわれ、実業界で活躍した渋沢栄一(しぶさわ・えいいち)。裏面には、「赤レンガ駅舎」として親しまれた歴史的建造物(重要文化財)の東京駅(丸の内駅舎)を描いています。
寸法 縦76mm × 横160mm 現在発行されている一万円札と同じ大きさです。
 
 
3Dで見る偽造防止技術
 
 
 

深凹版印刷

お札の肖像部分などの主な図柄は、凹版印刷という印刷方式が使われています。料額や日本銀行券という文字には、特にインキを高く盛り上げる「深凹版印刷」が使われ、触るとざらざらした感じがあります。

 
たに採用される偽造防止技術
  • 高精細すき入れ
    高精細すき入れ現行の「すき入れ」に加えて、新たに高精細なすき入れ模様を採用しました。肖像の周囲に、緻密な画線で構成した連続模様が施されています。
  • 3Dホログラム
    3Dホログラムストライプ型のホログラムを新たに採用しました。3Dで表現された肖像が回転する最先端技術を用いています。
    この技術の銀行券への採用は世界初です。
 
して採用される偽造防止技術
  • 潜像模様
    潜像模様お札を傾けると、表面には額面数字の「10000」、裏面には「NIPPON」の文字が見えます。
  • パールインキ
    パールインキお札を傾けると、左右両端の余白部分にピンク色の光沢が見えます。
  • マイクロ文字
    マイクロ文字マイクロ文字「NIPPONGINKO」の微小な文字が印刷されており、カラーコピー機などでは再現が困難です。
  • 深凹版印刷
    深凹版印刷お札の肖像部分などの主な図柄は、凹版印刷という印刷方式が使われています。料額や日本銀行券という文字には、特にインキを高く盛り上げる「深凹版印刷」が使われ、触るとざらざらした感じがあります。
  • 識別マーク
    識別マーク識別マーク目の不自由な方が指で触って識別できるように、深凹版印刷によりざらつきを作っています。新一万円札には、表面の左右中央に付与されています。
  • すき入れバーパターン
    すき入れバーパターン用紙に棒状のすき入れを施したもので、透かして見ると、3本の縦棒が見えます。
  • 特殊発光インキ
    特殊発光インキ特殊発光インキ紫外線を当てると、表面の印章(日本銀行総裁印)や表裏の図柄の一部が発光します。
 
ユニバーサルザイン
  • 識別マークの形状及び配置変更
    別マークの形状及び配置変更指感性に優れる形状(11本の斜線)に統一しました。券種毎に位置を変えることで券種を識別しやすくしています。一万円札は表面の左右中央に付与されています。
  • 額面数字の大型化
    別マークの形状及び配置変更年齢や国籍を問わず多くの人になじみのあるアラビア数字による料額表示を、現行の日本銀行券よりも大きくしています。
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