農家だけが知っている完熟トマトカレーとは...大量に捨てられるトマトを活用する農家の挑戦
各地の話題を凝縮 JNN DIG
国内話題・グルメ
テレビ山梨
2022年10月6日(木) 07:00
■規格外のトマトはそのまま育てる
「市場に出さないからこそ、農家だけが知っている最も熟した最高のタイミングで収穫し商品化する」
熟成を待つトマトたち
市場に出すトマトは、消費者が手に取る段階で熟しているように完熟より1週間程度、早めに収穫します。
規格外として廃棄が決まっているトマトなら、真っ赤な最高の状態に熟してから収穫し、それを加工して商品化することで、捨てられる運命のトマトを活用できるというわけです。
この「市場に出回らないからこそ農家だけが知っている完熟トマト」を使ってヨダファームが作ったのが「トマト糀のレトルト無水カレー」
トマト糀のレトルト無水カレー
1食分にトマト2.5個分を詰め込んだ栄養抜群で芳醇なトマトの旨みが特徴です。
レトルトパック
食べやすく長期保存ができるレトルトパックにしました。
ヨダファーム・功刀隆行さん:
「家族経営の小さな農家にできることは限界があるかもしれないが、私たちは、愛情こめて作った野菜を自らが捨てるという悲しい思いを毎年している。これをなんとかしたい。捨てられる野菜の問題を解決することに挑戦したい」
規格外のナス
トマトだけでなく、いろいろな種類の規格外野菜を加工して新しい商品開発ができるシェアキッチンを建てたいという功刀さん。
その建設費を集めようとMakuakeでクラウドファンディングにも挑戦しており、夢の実現にむかってトマトのような真っ赤な情熱を燃やしています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます