「アカハラで留年」提訴へ 就職取り消し、賠償請求
2019年10月11日 (金)配信共同通信社
くらしき作陽大(岡山県倉敷市)の男性教授にアカデミックハラスメントを受けて留年し、就職が取り消しになるなど精神的苦痛を受けたとして、元学生の20代女性が運営元の学校法人「作陽学園」と教授に慰謝料など計約1010万円の損害賠償を求め、岡山地裁へ近く提訴することが10日、分かった。
訴状によると、女性は2014年4月に食文化学部に入学し、17年から教授のゼミに所属。多くの学生が管理栄養士を目指す中、女性が就職活動を始めたことで教授から冷たい態度をとられるようになった。
その後、必修科目の試験に連続して不合格となり、取得点数や合格点などの説明もないまま留年を余儀なくされた。卒業後は大手外食チェーンに就職することが決まっていたが、取り消され、うつ病になったとしている。
女性は「恣意(しい)的に不合格とし留年させたアカハラであることは明白だ」と主張。「あのとき、みんなと一緒に卒業できて、内定先の同期たちと働いていたら違う未来があったと思う。やられたことは一生心に残る。納得いかない部分を裁判で白黒つけ次に進みたい」と話している。
大学側の代理人弁護士は「恣意的に留年させた事実がないため損害賠償請求は認められない」と反論している。
2019年10月11日 (金)配信共同通信社
くらしき作陽大(岡山県倉敷市)の男性教授にアカデミックハラスメントを受けて留年し、就職が取り消しになるなど精神的苦痛を受けたとして、元学生の20代女性が運営元の学校法人「作陽学園」と教授に慰謝料など計約1010万円の損害賠償を求め、岡山地裁へ近く提訴することが10日、分かった。
訴状によると、女性は2014年4月に食文化学部に入学し、17年から教授のゼミに所属。多くの学生が管理栄養士を目指す中、女性が就職活動を始めたことで教授から冷たい態度をとられるようになった。
その後、必修科目の試験に連続して不合格となり、取得点数や合格点などの説明もないまま留年を余儀なくされた。卒業後は大手外食チェーンに就職することが決まっていたが、取り消され、うつ病になったとしている。
女性は「恣意(しい)的に不合格とし留年させたアカハラであることは明白だ」と主張。「あのとき、みんなと一緒に卒業できて、内定先の同期たちと働いていたら違う未来があったと思う。やられたことは一生心に残る。納得いかない部分を裁判で白黒つけ次に進みたい」と話している。
大学側の代理人弁護士は「恣意的に留年させた事実がないため損害賠償請求は認められない」と反論している。
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