小中学生 医療の仕事に理解 川崎医科大で応急処置体験
2023年8月18日 (金)配信山陽新聞
川崎医科大(岡山県倉敷市松島)で17日、「かわさき夏の子ども体験教室」が開かれ、小中学生が心臓マッサージの方法を学んだり応急処置に挑戦したりして、医師や看護師などの仕事に理解を深めた。
現代医学教育博物館をメイン会場に、県内を中心とした小中学生と保護者約100人が参加。4コースに分かれ模擬手術、脈拍の測定などを体験した。
応急処置のコースでは医師や看護師に扮(ふん)し、地震を想定した負傷者救助にチャレンジ。けがをした患者役の保護者らに対し、治療の優先順位を決めるトリアージを行い、止血や包帯を巻くなど手当てをした。
岡山市立陵南小4年女子(10)は「けがの程度を素早く判断するのが難しかった。将来は医療現場で働きたい」と話した。
2009年から実施しているが、新型コロナウイルスで中止やオンライン開催となり、現地での実施は4年ぶり。18日も事前申込者を対象に行われる。
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