謎に包まれる大谷の意向 代理人が情報管理徹底
<picture><source srcset="https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20231124-00000106-kyodonews-000-3-view.jpg?pri=l&w=640&h=454&exp=10800&fmt=webp" type="image/webp" /><source srcset="https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20231124-00000106-kyodonews-000-3-view.jpg?pri=l&w=640&h=454&exp=10800" type="image/jpeg" /></picture>
昨年8月、代理人のネズ・バレロ氏(右)と話すエンゼルス・大谷=セントピーターズバーグ(共同)
【ロサンゼルス共同】米大リーグでエンゼルスからフリーエージェント(FA)になった大谷翔平は移籍市場の目玉として注目を集めているが、その意向は謎に包まれている。獲得を希望する球団との交渉で具体的な動きは全く漏れず、本人も3カ月以上取材に応じていない。スポーツ専門サイト「アスレチック」は「大谷が何を望んでいるか誰も分からない」と伝えた。
徹底した情報管理を主導するのが、代理人のネズ・バレロ氏だ。元選手で引退後は野球学校の経営やブレーブスのスカウトなどに携わった後、代理人に転身。メジャー7球団でプレーした現プロ野球ヤクルトの青木宣親らも担当し、日本人選手にも精通している。
最重要顧客である大谷へのケアは手厚く、本拠地での試合には連日姿を見せた。8月に右肘を痛めた大谷の代わりに記者会見し「(投打)両方を続けていくつもりだ」と、二刀流継続への思いを代弁した。右肘手術を公表したのも球団ではなく、バレロ氏だった。沈黙を貫くのも交渉への影響を懸念する同氏の意向だとされ、大谷の胸中はベールに覆われている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます