今晩も、あとは閑古鳥に任せて自宅に帰ろうと灯りを消した時、電話が鳴った。
もう半ばボランティア精神で営んでいるような三代目稼業だもんな。
大阪からの客人が困っているとなれば・・・と、夜な夜なトリスを口に含んだ。
アンクル・トリスのラベルを見ると、あの頃の懐かしさについ手に取ってしまう。
学生の分際で、トリキンなんて飲めたもんじゃねえ・・・なんて言っていたのにね。
酔い加減がいい感じになってきたあたりで、思いもかけない御仁ふたりがTV画面に現れた。
オカバヤシとイズミヤの「ふたりのビッグショー」は、リアルタイムで観たよ。
当時は楽曲に馴染みがなくてガッカリした記憶があるが、今日の二人には心打たれた。
当時と同じ内容の作品を観ているのに、ここまで心打たれるって何故なんでしょう。
熱を帯びてしまった感情はあとの処理が面倒なので、深入りしないようにしていたのになあ。
師匠のオカバヤシに「やれ!と言われた」と言って、リードを弾くイズミヤに少しびっくり。
さすが、プロフェッショナルだね。
今年も思うようにツーリングができなかったので、週末の盛岡行きには期待をしています。
気になる空模様。表側はまずまずですが、問題は行き帰りの裏側の雲行きだよね。
表側に出る最短の一関まで自力で行って、あとはボクも鎌さんに乗っけてもらおうかなあ。
盛岡までの道中、4人でワイワイやっていたら、「いかり」で話すことがなくなるかあ。
国道46号で盛岡へ入るルートは、学生時代のJR田沢湖線の思い出に繋がる。
仙岩峠を越えて雫石の平野に入り、左手に見えてくる岩手山の姿にいつもジーーーンとくる。
ボクが仙岩峠越えの国道46号ルートに拘る理由は、そこなんですよね。
あの年から、ちょうど50年かあ・・・、50年!だって。
いやんなっちゃうなあ・・・・
この景色が観られるよう、雲行きの好転には最後の最後まで期待をしましょう。